在学生の声をお届け!「ワタシ」と「名桜大学」キャンパスライフ
名桜大学を活気づかせているのは、何といっても学生のバイタリティ。正課はもちろん、サークルやボランティアなどの課外活動を積極的に取組む学生が多いことも本学の特徴です。このコーナーでは、学生に「ワタシ」と「名桜大学」について語ってもらいます。
※記事は取材時の情報を基に作成しています。
與那嶺 真弓さん看護学科3年次
将来の夢・志望動機について
将来の夢は、多くの人を笑顔にできる優しくて面白い看護師になることです。看護師を目指したきっかけは、人のために何かをすることが好きで医療従事者はそれの究極であり、看護師が患者さんに一番近い存在であると考えたからです。理想の看護師像を前述したようにしたのも、人と関わることが好きで自分の発言や特技で周りの人が笑顔になってくれた瞬間がとても好きだなと感じたからです。(ちなみに特技はモノマネです。はなかっぱ、ニャンちゅう、いろいろできます笑)。大学を選択する際に、名桜大学の「グループワーク」や「少人数教育」という特徴に魅力を感じ、多くの人と関わることができる名桜大学に決めました。
入学後の感想・名桜大学の良さ
入学後の感想は、看護学科は必修科目が多いことに驚きました。ほとんどが必修科目であるため、友達と時間割が同じという安心感があります。課題がたくさん出ているときは周りで声を掛け合って、締め切りに遅れないように友達同士で助け合っています。名桜大学の良さは少人数でのグループワークが多く、自己主張をする力を身につけられるところだと思います。私も自己主張が苦手で、多数派の意見に合わせたり当たり障りのないことを言ったりしていましたが2年間で自分でも成長を感じられるくらい、変わることができました。
大学生活で積極的に取組んでいること
大学生活で積極的に取り組んでいることは、学業とバイトの両立とボランティア活動です。ボランティア活動は高校生のときに担任の先生に勧められて始めました。今では、人のために何かをすることの素晴らしさや楽しさなど、その魅力にはまり大学入学後も継続しています。
現在は、妊婦から育児期の母親・父親に対する育児支援を行う「看護学科育児支援サークルふれんどまみぃ」のリーダーを務めています。メンバーとして活動するだけでなく、先生や地域の方と連絡をとって活動の調整をするなど初めて裏方の業務に携わらせてもらっています。活動が成功したときに、裏方として頑張ってよかったと感じます。
ワタシのふるさと
私のふるさとは、うるま市石川です。石川は沖縄県で1番くびれているところで、闘牛が盛んなところです。田舎すぎず都会すぎず、お店もたくさんあるため暮らしやすいとても良い街です。近くに海もあるため、地元に帰ると海辺まで散歩に行くこともよくあります。晴れていると白い砂浜に青い海が広がってとても気持ちが良いです。地元には大好きな家族と友達がいるため、特に用事がなくても時間ができたら帰るようにしており、地元で過ごすのがとても大好きで癒しです。
メッセージ~入学希望者の皆さんへ~
名桜大学は自然が溢れる素敵な環境にあり、のびのびと楽しく学ぶことができます。先生方との距離も近いため、授業内容はもちろん個人的な相談事にも快く親身になって聞いてくださります。先輩方も優しいので困ったことがあれば近くにいる先輩に気軽に質問・相談してみてください!みなさん助けてくれます。とっても楽しい学生生活を送れますので、入学お待ちしてます!
岡崎 隼弥さんスポーツ健康学科4年次
将来の夢・志望動機について
私は大学入学時、中学生の頃から始めた陸上競技の選手として仕事に就くことが夢でした。入学後は、選手として仕事に就くことは非常に難しいことだと実感し、少しでも陸上競技に携われる保健体育教師を目指しました。今まで生徒と接する楽しそうな部分しか見えていませんでしたが、教職の講義や実習で学ぶうちに、仕事の大変さや多忙さなどを知り、理想と授業で学ぶ教師とのギャップに戸惑っていました。
そんなときにSNSで陸上競技を続けながら子供たちの指導もできるという私が理想としていた会社を見つけました。すぐに連絡を取り、代表の方と何度かお会いし、採用していただくことになりました。
今後の目標は4×100mリレーで日本一になることです。大好きな陸上競技に本気で打ち込める環境に感謝しながら精いっぱい頑張ります。
入学後の感想・名桜大学の良さ
私が所属するスポーツ健康学科は、学生数が1学年100人程度であり、学生同士も仲が良いのが特徴です。また、先生との距離も近く、入学当初の不安な時期にも気軽に話したり、相談したりすることができる環境でした。
スポーツ健康学科の講義は、沖縄の自然と触れ合う講義がたくさんあります。シュノーケリング実習や登山実習などで沖縄県の自然について直接学ぶことができます。また、ダイビングやウィンドサーフィンなど名桜大学でしか味わうことのできない講義もあります。講義の中で分からないことやもっと知りたいことがあるときも丁寧に教えてもらえるのも学生と教師の距離の近い名桜大学の良さだと思います。
大学生活で積極的に取組んでいること
私は大学4年間、陸上競技部に所属しました。陸上競技は中学から始め、大学1年生のときにU20日本選手権出場、大学2年生のときに全日本インカレ出場、沖縄県の国体選手にも選抜していただきました。しかし、大学3、4年生のときに新型コロナウイルス感染症の影響により、大会や練習が中止となることが多く、思うような結果を残すことができませんでした。大学で練習ができない状況でも公園や道路などで工夫して練習を行ったり、コロナ禍の学生アスリートを支援するプロジェクトにも参加しました。そうしていく中で、今まで練習や大会出場ができていた環境は当たり前なのではなく、とても恵まれた環境であったと再確認することができました。また、新型コロナウイルス感染症の影響があったことで、陸上競技に打ち込んでいる自分を見つめ直し、モチベーションを高めることができました。
新型コロナウイルス感染症が流行する前には、陸上競技部で地域イベントのボランティア活動にも積極的に取り組みました。やんばるツーデーマーチでは、参加者の先頭を歩き道案内を行ったり、名護ハーフマラソンでは道路整備や参加者のゼッケン配布、記録測定等を行いました。ボランティア活動では多く地域の方と交流ができ、ボランティア活動に参加することでより一層応援されるチームになるということを知ることができました。
ワタシのふるさと
私のふるさとは、福岡県岡垣町です。岡垣町は海・山に囲まれた自然豊かな町で、たくさんのフルーツを収穫することができます。春にはびわ、いちご。夏には巨峰、いちじく、マンゴー、ブルーベリー。秋冬にはみかんなど四季折々のフルーツが実るので、1年中いつでも旬のフルーツを味わうことができます。
また、岡垣町の三里松原海岸はウミガメが産卵することでも有名です。小中学生のときには、ウミガメが産卵しやすいように砂浜をきれいにする海岸清掃が毎年行われていました。
みなさんもぜひ、自然豊かで美味しいフルーツが味わえる岡垣町に一度足を運んでみてください。
メッセージ~入学希望者の皆さんへ~
大学に入学する前から将来の目標がある人は、私の周りでは多くなかったです。私自身も漠然と保健体育教師という目標はありましたが、自分が本当にやりたいことは何だろうとずっと迷っていました。大学4年間で多くのことを学び、経験していく中で将来やりたいこと、やってみたいことを見つけると良いと思います。やりたいことを見つけ、それをやり抜くことで自然と将来の道が見えてきます。自然豊かな沖縄の大学でやりたいことを見つけてみませんか。
Cheah Zhu En(シャ シュオン)さん情報システムズ専攻4年次
将来の夢・志望動機について
大学進学にあたり、私は幼い頃から触れていたIT関係か、観光について学ぶかを迷っていたので、自由度が高く幅広い分野が学べるリベラルアーツ教育に魅力を感じ、入学しました。
3年次からは、元々触れる機会が多かったITについてより深く学びたいと考え、情報システムズ専攻に進みました。
沖縄県にある名桜大学は、故郷であるマレーシアのペナン島の雰囲気ととても近く、親切な人が多い印象を受けました。
将来は、マレーシアに日本の食べ物やおもてなしの文化をもっていきたいと思っています。マレーシアや他の国で自分のお店を持ちたいです。
入学後の感想・名桜大学の良さ
友達・知り合いもいない海外の大学で4年間も過ごすことや母語ではない言語でレポートや卒論を書くことにとても不安を感じていましたが、生活上で何か困ったら大学の教職員や新入生支援組織「名桜ウェルナビ(ウェルカムナビゲーション、以下ウェルナビ)」の先輩がいつも助けてくれました。その恩返しに、今度は新入生を支援する側になりたいと考え、2年次からウェルナビに参加し、学生生活のサポートやイベントの企画・運営を行いました。「いままで頂いた御恩を、いま助けが必要な人に送る」が私の座右の銘です。
また、授業に追いつけないときや、レポートの書き方に困っていたときは、ライティングセンターなど大学の学習支援機関にとても助けられました。
大学の寮には、世界各国から留学生が来ていて、日本にいるのに中国やタイ、ブラジルなど様々な国の友達ができ、異文化と接することができます。また、北海道から沖縄まで日本の各地からも学生が来ているので、方言や伝統行事など各地域の特色なども知ることができました。
大学生活で積極的に取組んでいること
私は1年次のときに、名桜大学の「平成30年度学長裁量経費地域貢献研究萌芽的プロジェクト」や「沖縄ヤンバル地域活性化プロジェクト」に参加しました。プロジェクトでは、企業のパンフレットやアンケート結果の英訳・中訳、外国人を対象としたインタビューをリアルタイム通訳するなど、自信がある英語や中国語を活かして、様々な形で地域に貢献することができました。
2年次では、地元マレーシアの高校の後輩や指導教育係の先生から、日本留学について詳しく説明してほしいという依頼を受け、マレーシアに帰省した際に、母校の多目的ホールで後輩に向けて、日本留学の経験や、留学に関するノウハウを語りました。1時間という短い時間でしたが、日本の文化や日本へ留学するために必要な努力や心の準備について、後輩たちに伝えることができました。
また、現在は大学のシステムやネットワークの管理をしているメディアネットワークセンター(以下、MNC)で学生スタッフとして働いています。MNCでは、主にPC貸し出し管理や学生相談窓口対応、教職員のPC購入時のセットアップ、サーバー点検など幅広い業務を行っています。幅広い業務内容なので、臨機応変な対応が必要となることも多いですが、学生との交流はもちろん、自身のスキル向上にもつながっています。
ワタシのふるさと
私の故郷はマレーシアのペナン島というところで、マレーシアの中にでも特に日本人に人気の移住州(観光地)です。いつも大学の長期休みで里帰りしたときに、観光スポットはもちろん、ローカルしか行かない屋台やスーパーでも日本人の姿を見かけました。ペナン島は自然が豊かで、国際空港、超大型ショッピングモールといった設備で首都圏に負けない発展があります。そして、ペナン島のご飯が安くておいしいため、マレーシアの各地の人がよくペナン島まで旅行しにきます。(シンガポール人もわざわざご飯を食べにきます)
メッセージ~入学希望者の皆さんへ~
私がマレーシアから来たときは不安を抱えていましたが、今4年生になってみて、この大学で楽しい思い出が数えきれないぐらい、いっぱいできました。今みなさんは不安を感じているかもしれませんが、その不安に負けずに、勇気をもって最初の一歩を踏み出しましょう。
「Don't be afraid of change, you may lose out on something good, but you might gain something even better」Remember, Failure is the Mother of Success.
佐々木 善基さん語学教育専攻4年次
将来の夢・志望動機について
名桜大学は、実際に名桜大学へ通っている友人の勧めで知り、国公立大学であったことと専用の陸上競技トラックに魅力を感じて入学しました。
私は、小さい頃から年下の子のめんどうを見ることが多く、子供が好きだったこともあり、教員を目指しています。元々は英語教員を志望していましたが、在学中の学習支援ボランティア活動を通して、社会教育や福祉の分野に興味をもちました。また、3年次に行われた現地実習教育支援コースで実際に学校現場へ入り、特別支援の分野にも興味を持ちました。
現在は、英語教諭免許取得と、卒業後の特別支援教育免許の追加取得を目指しています。
入学後の感想・名桜大学の良さ
実際に沖縄に来てみると、気温の高さや台風の多さ、その威力に驚きました。人生で初めて使うエアコンにも戸惑いました。やんばるという自然に囲まれた環境に大学があるので、海や山でのアウトドア活動もでき、沖縄の自然を存分に楽しめます。
名桜大学は、全国から文化や価値観が異なる学生が集まっています。私の目標が大学在学中に日本一周をすることだったので、友人が帰省した地に自分の旅を合わせて、会うこともありました。
また、私の周りには英語を真剣に学んでいる人が多く、実際に使える英語を習得するために英語で会話、チャットを行うこともあります。留学経験者の話を聞き、海外の教育制度について知ることもできました。
大学生活で積極的に取組んでいること
大学生活では、学習支援ボランティアを積極的に行っています。今までのボランティア時間は子どもと接している活動時間だけで350時間以上にも上ります。
私が主に活動を行っている「名護市学習支援教室ぴゅあ(以下、ぴゅあ)」は、名護市生活支援課・名護市教育委員会との連携事業で、基礎学力の定着や体験活動の提供を目的として活動しています。3年次では、学生50人以上が所属するぴゅあ教室長を経験し、組織としてまとめる難しさを痛感しました。
昨年度からコロナ禍ということもあり、活動中止やオンラインでの対応が求められましたが、様々な問題を抱えた中学生の居場所をなくすことは避けたいという強い思いがあり、対面で活動することにこだわりました。担当教員や職員のサポートもあり、参加人数制限や教室を複数に分ける、パーテーションを配置するなど感染対策をしっかりと行った上で、活動を継続することができました。
また、私は社会問題化している貧困問題について関心があり、理解を深めるために講演会や他の団体への訪問活動も行いました。自分が教員になったとき、どのような対応が必要となってくるのか考えるきっかけとなりました。私と同じように教員を目指している学生もいるので、議論できる環境にも恵まれています。教育学も履修しており、授業外の現場教員も集まる勉強会に参加することでモチベーションアップを図っています。他にも東京学芸大学の貧困問題解決のためのシンポジウムに講演者として参加し、7分間の発表の機会を頂きました。その他、桜美林大学のプログラムへの参加や授業での講演なども多数行いました。
ワタシのふるさと
私のふるさとは、北海道登別市です。温泉や登別地獄谷、地獄の谷の鬼花火(花火大会)が有名です。食べ物は、比較的安価で質が高いものが多く、時々、地域の方から頂くお魚やお米などのおすそ分けが本当に美味しいです。
メッセージ~入学希望者の皆さんへ~
大学生活の中でやりたいことをすべてできるかどうかは自分次第です。一歩踏み出す勇気をもって、少し背伸びして挑戦すると充実した大学生活を送ることができます。コロナ禍ではありますが、その中でできることを探すのも楽しかったです。