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【体育会新聞部記事】名桜大学サッカー部 天皇杯沖縄県予選決勝進出!

掲載日:2019年5月9日お知らせ , スポーツ健康学科 , 卒業生向け , 受験生向け , 在学生向け , 地域の方向け , 教育・研究活動レポート

 平成31年4月21日(日)、名桜大学多目的グランドにて2019年度天皇杯JFA第99回全日本サッカー選手権大会沖縄県代表決定戦準決勝が行われ、本学サッカー部は、海邦銀行SCに1-1(PK4-2)で勝利した。
 これまで、本学サッカー部は1回戦VS糸満SCに4-2、2回戦VS名護スポーツFCに2-1で勝利し、準決勝に駒を進めていた。準決勝の対戦相手である海邦銀行SCは1997年度、2011年度と2度に渡り天皇杯沖縄県予選を突破している強豪チームである。この試合に勝利すれば天皇杯沖縄県予選決勝進出という大1番であったが、本学サッカー部は固い雰囲気はなかった。
 試合は、前半から両者一歩も引かない熱い展開となった。試合が動いたのは前半の中盤、本学サッカー部は海邦銀行SC陣のペナルティエリア前でFKを獲得した。キッカーは10番キャプテンの金城大樹選手(ス4)。直接狙い、ボールは左隅へと吸い込まれゴールネットを揺らした。


FKを直接決めた金城選手(ス4)

 得点から本学サッカー部のペースで試合は進むも、追加点には結びつかず前半は1-0で折り返した。
 後半開始後、試合はすぐ動いた。本学サッカー部陣ペナルティエリア前でFKを与えてしまい、直接FKが決まった。同点(1-1)にされ、押し込まれる展開も多くなってきたが、守備の要5番CB井上直選手(ス3)中心としたディフェンス陣が踏ん張りを見せ、1-1とし、試合は延長戦へもつれこむ。


体を張った守備の井上選手(ス3)

 延長戦が始まり、体力的にも厳しい時間帯にもかかわらず両チーム一歩も引かない攻撃的サッカーを展開する。しかし、両チームともゴールネットは遠く得点には結びつかない。延長前半1-1で折り返し延長後半に進む。延長後半終盤、海邦銀行SCのサイドバックがゴール前で抜かれてしまい堪らずにファウルし、レッドカード、1発退場になり、本学サッカー部は大きなアドバンテージを獲得した。FKは外れてしまうも、1人少ない海邦銀行SCに対し攻め続けた。惜しい展開を何度か見せるも得点には結びつかず、延長戦1-1で終了。試合はPK戦へと委ねられる。


PK戦前の名桜イレブン


ファインセーブの井上伶選手(国3)

 PK戦は、ゴールキーパー井上伶(国3)の2本のファインセーブがひかり、海邦銀行SCに1-1(PK4-2)で勝利した。
 本学サッカー部は5月12日(日)沖縄県総合運動公園タピックひやごんスタジアムで決勝戦を沖縄SVと戦う。沖縄SVは、うるま市を本拠地とするJリーグ参入を目指す強豪チームである。
 試合後、背番号5番CB井上直(ス3)は「チームとしては、1番の出来の試合だった。試合開始から終了まで、チーム全体で盛り上げ、気持ちよくプレー出来た。次戦も下克上を目指し、胸を借りるつもりで精一杯プレーしたい」と語った。また学生コーチ折原元気(ス4)は、「今日の試合は練習の成果が十分に発揮でき、これまでで最高の試合内容だった。自分たちはチャレンジャーなので、決勝では、今日を超える試合を目指したい」と抱負を語った。
 是非とも優勝を果たし初の天皇杯沖縄県予選突破を期待したい。

名桜大学体育会新聞部
写真:スポーツ健康学科4年次 原田乃護
文:スポーツ健康学科3年次 寺原拓哉

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