沖縄の公立大学 名桜大学(沖縄県名護市)やんばるの豊かな自然の中で国際的教養人を育成します!

田代 豊Tashiro Yutaka

プロフィール

最終学歴

三重大学大学院生物資源学研究科(博士課程)生物圏保全科学専攻 修了1996年3月

The Doctoral Program of the Mie University Graduate School of Bioresources(Sustainable Resource Sciences),March 1996.

学位

理学修士(大阪大学)、博士(学術)(三重大学)

Master of Science(Osaka University), PhD(Mie University)

担当科目
  1. 環境調査法 Environmental Analysis
  2. 化学 Chemistry
  3. 島嶼環境論
  4. 環境アセスメント論 Environmental Assessment
  5. 環境生態学特論 Advanced Environmental Science and Ecology
専門分野

環境化学

Environmental Chemistry

研究課題
  1. 人為活動と自然環境との間の望ましい関係のあり方
    Sound relations between human activities and the nature
  2. 南西諸島における農業の環境に対する影響
    Impacts of agriculture on the environment of Japanese Southwest Islands
  3. 南西諸島における微量有害物質
    Hazardous compounds on Japanese Southwest Islands
所属学会
  1. 日本環境化学会
    Japan Society for Environmental Chemistry
  2. 日本内分泌撹乱化学物質学会
    Japan Society of Endocrine Disrupters Reserch
  3. 日本地下水学会
    Japanese Association of Groundwater Hydrology
主要論文・著書等
  1. Concentration of organic sun-blocking agents in seawater of beaches and coral reefs of Okinawa Island, Japan (沖縄島の海浜およびサンゴ礁における海水中の日焼け止め剤濃度). TASHIRO, Y., and KAMEDA, Y., Marine Pollution Bulletin 77, 333–340 (2013)
  2. Persistent Organochlorines Accumulated in Small Asian Mongoose (Herpestes javanicus) from the Yambaru Area, Okinawa, Japan (沖縄島北部ヤンバル地域のジャワマングース(Herpestes javanicus)に蓄積された残留性有機塩素化合物の分析). TASHIRO, Y., OGURA, G., KUNISUE, T., and TANABE, S., Jpn. J. Zoo. Wildl. Med. 16, 63-70 (2011)
  3. Distribution of polychlorinated biphenyls(PCBs), lead, and cadmium in Manko Tidal Flat, Okinawa(沖縄漫湖干潟におけるPCB、鉛、カドミウムの分布). Tashiro, Y., K. Takahira, H. Osada, H. Fujii, and A. Tokuyama, Limnology, 5, 177-183(2004).
  4. Livestock wastes as a source of estrogens and their effects on wildlife of Manko Tidal Flat, Okinawa(畜 産廃棄物のエストロゲン発生源としての寄与と沖縄漫湖干潟における生物への影響).Tashiro, Y., A. Takemura, H. Fujii, K. Takahira, and Y. Nakanishi, Marine Pollution Bulletin, 47, 143-147(2003).
  5. 集約的農業地域・沖永良部島における地下水への農薬混入(Pesticide contamination in groundwater on Okinoerabu Island, an intensive agricultural district in Japan)、田代 豊・谷山鉄郎、日本作物学会紀事、65、77-86(1996).
  6. .Contamination status of PCBs and organochlorine pesticides in the Okinawa Island, Japan: Utilization of small indian mongoose (Herpestes auropunctatus) as a Bioindicator (沖縄島のPCBおよび有機塩素系農薬汚染状況:フイリマングースを生物指標として). TASHIRO, Y., GOTO, A., KUNISUE, T., KURAHASHI, T., and TANABE, S., Journal of Environmental Chemistry 26, 115-122 (2016)
獲得した外部資金
  1. 「琉球列島隆起サンゴ礁島嶼の環境特性に対応した有害物質汚染調査手法の開発」(研究代表者)、文部科学省科学研究費助成事業基盤研究(C)平成25年~平成27年
  2. 「コモンズの管理権をめぐる多様なアクターの正当性:日中欧での調査研究と実験的検討」(研究分担者)、文部科学省科学研究補助金基盤研究(B)平成23年~平成25年
  3. 「サンゴ食生物を用いた化学物質のサンゴへの蓄積ならびに白化現象等への影響の評価」(研究代表者)、文部科学省科学研究費助成事業挑戦的萌芽研究平成23年~平成24年
  4. 「沖縄サンゴ礁における紫外線吸収剤の暴露特性の把握及び観光に伴う紫外線吸収剤適切利用方法提言に関する基礎的研究」(共同研究者)、クリタ水・環境科学振興財団、平成22年度
  5. 「サンゴ群集白化要因となる化学物質曝露状況のサンゴ食生物分析による調査手法の開発」、住友財団2017年度環境研究助成
  6. 「沖縄の米軍基地による環境汚染問題に関する市民が主体となる調査研究」、高木仁三郎市民科学基金第17期(2018年度)助成
受賞
  1. 第27 回環境化学学術賞
  2. 2018年度日本グループ・ダイナミックス学会優秀論文賞
社会的活動

宮古島市地下水審議会学術部会委員

支援可能な内容・領域
  1. 環境汚染調査
  2. 環境教育
  3. 微量有機物質分析
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人間がやることは、様々な形で自然環境に影響を与えます。それを、我々の持つサイエンスの力によってできるだけ忠実に分析・記録し、社会に公開していくことが、環境科学に携わる者の重要な使命の一つだと思います。その点で、人間の作り出すものに対する、経済効果や地域社会への「貢献」としての期待を込めた過大評価とは一線を画す必要があります。一方で、自然固有の価値を人間が評価する局面では、サイエンスに対する過大評価が多くの問題を引き起こしていると思います。意味を持った必然の積み重ねによって構成される自然には、人工物では代償し得ない価値があります。そうした価値を我々が認識するために、サイエンスには何ができ、どういう限界があり、それを補完するものは何なのでしょうか。以上のようなことを考えながら、南西諸島の自然が我々に示す真理を理解し、自然と人間との間の望ましい関係のあり方を探っていきたいと思います。

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