長尾直洋(国際文化学科 上級准教授)
令和8年10月24日(土)、「第11回世界ウチナーンチュ学生サミット」を開催しました。本学学生、留学生、沖縄県費留学生、市町村海外子弟研修生、JICA研修員など約74名の参加がありました。
増井蒼爽さん(国際文化学科4年)、告坂研一さん(国際文化学科3年)による日本語、英語、スペイン語を織り交ぜた司会のもと、実行委員長の前畑蒼悟さん(国際文化専攻4年)による開会挨拶でイベントが開始されました。
第1部では、はじめに長尾直洋教員(国際文化学科、名桜大学沖縄ディアスポラ研究センター研究員)より「世界のウチナーンチュの概況」について説明があり、続いてプレゼンテーションでは、本年度に実施予定の現地実習(中南米ポルトガル語圏)参加予定者による現地実習計画の報告や、前年度のブラジル留学経験者による体験報告が行われました。
さらに、名護市研修生のシルバ・比嘉・タミリスさん(ブラジル)と竹原ノリユキさん(ペルー)による自己紹介や出身国紹介、出身国での沖縄文化実践について報告がなされました。
第2部では、冒頭に本イベントの創設者の一人である伊佐・正・アンドレス職員(教務部教務課)によるイベント創設の経緯と趣旨説明がありました。その後、参加者が六つのグループに分かれ、「2027年大会へ繋ぐ次世代ウチナーネットワーク」についてディスカッションしました。学生実行委員がファシリテーターとなり、留学経験者や県費留学・市町村研修生らが通訳としてサポートしました。
参加者はメキシコ、キューバ、ブラジル、ペルー、ボリビア、アルゼンチン、アメリカ合衆国、韓国、台湾、タイなど出身地も言語も異なる中で、次年度開催の「第8回世界のウチナーンチュ大会」に向けて、IT技術を活用した言語の壁の克服や若年層への関心惹起など、大会を盛り上げるような計画について議論を交わしました。
第3部の交流会では、サイアム大学(タイ)からの本学留学生2名による伝統舞踊の現代版アレンジ、県費留学生グループ「KENPI」による多言語での音楽パフォーマンスが披露されました。その後、参加者へ参加証が授与され、最後は副実行委員長の金城凛さん(語学教育専攻4年)による閉会挨拶、そして本学の嘉納英明学長を中心に全体での記念撮影が行われ、本年度の学生サミットは無事終了しました。
国籍や言語が違っていても、沖縄にルーツを持つウチナーンチュとして様々な共通点があることを学ぶことができました。

グループディスカッションの様子

集合写真