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外務省インターンシップ参加学生インタビュー 国際文化学科3年次 山本留愛さん

掲載日:2026年10月28日お知らせ , 国際文化学科

 令和8年7月下旬から8月上旬に実施された外務省サマープログラムに、国際学部国際文化学科3年次の山本留愛さん(青森県・青森県立三沢高等学校出身)が参加しました。2週間のインターンシップの経験等について、指導教員の志田淳二郎上級准教授と共にインタビューしました。

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左から山本さん、担当教員の志田准教授

―外務省インターンシップに応募したきっかけを教えてください。

地元(青森県三沢市)に米軍基地があり、幼い頃から日常的に外国の方と接する環境で育ったことが、外交に興味を持った最初のきっかけでした。名桜大学に進学後、授業やゼミで外交について学ぶ中で「さらに深く知りたい」という思いが強まりました。そんな時に外務省インターンシップ制度を知り、「実際の外交の最前線を自分の目で見たい、体験したい」と思い応募を決めました。

―配属先の部署と、期間中の業務内容について教えてください。

国際協力局の緊急・人道支援課の緊急援助班に配属されました。国内外で大規模な緊急災害や人道危機が発生した際、どの程度の支援をどのような機関を通じて行うかを調整する部署です。

期間中はリアルタイムで事態が動く最前線を体感しました。国内で発生した熊本地震対応や、海外からの支援打診に対する調整業務等、職員の方々が迅速に対応される様子を間近で見ることができました。また、外務大臣主催の授与式(スリランカのサイクロン被害やフィリピンの災害等に対して派遣された関係機関、組織の専門チームへの感謝状授与)にもスタッフとして参加させていただきました。インターンシップ開始前の事前準備で、業務内容の概要は把握していましたが、現場で交流する方々の姿を見て、国家間の支援は、単なる利害関係だけでなく、人間同士・国同士の温かい「関係性」の構築に深く結びついているのだと実感しました。

―とても貴重な経験をしましたね。インターンシップを通して、外交に対するイメージの変化はありましたか?

参加前は、外交に対して「世界平和を守る」「国の発展を目指す」といった、どこか大きくて抽象的なイメージを抱いていました。しかし現場で外務省職員をはじめ色々な方からお話をうかがう中で、もっと具体的で繊細な役割が見えてきました。外交とは「国民がやりたいことを実現できる環境を維持・整備するために海外と交渉・協調すること」であり、「友好国を増やし、関係が良好ではない国とも信頼関係を構築することで、国家としての自己実現の幅を広げる活動」なのだと理解が深まりました。

特に印象深かったのは、ランチをご一緒した外務省職員の方から伺った「国際法」と「安全保障」に関するお話です。「国際的に見て100%正しい国も、100%間違っている国もない。だからこそルール(国際法)を整えることで戦争を未然に防ぎ、互いの安全を守る基準をつくることが重要なのだ」という言葉に感銘を受けました。正解のない外交の世界において、「法の支配」を大切にする外務省の役割と姿勢を実感した瞬間でした。

―参加前と参加後で、自分自身にどのような変化や成長がありましたか?

1つ目は「自分から発言すること・主体性の大切さ」です。最初は緊張もあり、話し合いやランチの場でも聞き役に回ってしまうことが多かったのですが、思い切って自分の意見を発言するようにしたところ、議論の輪に深く入れてもらえ、より多くの情報や深い想いを聞くことができました。行動を起こすことで得られる学びの質が変わることを実感しました。

2つ目は「英語に対する認識の変化」です。これまでは「日常会話のツール」として捉えていましたが、海外と関わる現場では「自分の意思や意見を明確に相手に伝え、より良い合意を形成するための必須ツール」なのだと痛感しました。今後は自分の考えを世界に向けて発信できる英語力を磨いていきたいです。

―平日の生活や休日の過ごし方はいかがでしたか?

宿泊先は霞が関まで徒歩圏内のホテル(赤坂見附)だったため、毎朝歩いて通勤していました。平日の夜は倒れ込むように寝てしまうこともありましたが、非常に充実していました。 沖縄県内の大学や教育機関等から参加していた他の学生とも朝食や夕食の場で交流でき、刺激を受けました。

休日はしっかりリフレッシュし、東京にいる友人とカフェやフレンチに行ったり、横浜の中華街へ足を延ばしたりと、平日は全力で学び、休日は全力で楽しむメリハリのある生活を送ることができました。

―ありがとうございます。後輩や名桜大学を目指す受験生へメッセージをお願いします!

【受験生の皆さんへ】沖縄、そして名桜大学で学ぶことには特別な価値があります。沖縄には独自の歴史や地域性があり、他県では決して学べない視点を得ることができます。特に名桜大学は県外から半数以上の学生が集まっているため、県内・県外出身者が互いの視点を共有し合い、学びを深められる素晴らしい環境です。

【在学生・後輩の皆さんへ】 外務省サマープログラムには「沖縄枠(地域枠)」が設けられています。これは全国でも沖縄の学生だけに与えられた非常に貴重なチャンスです。沖縄だからこそ掴めるチャンスや挑戦の場が名桜大学にはたくさん転がっていますので、迷っているならぜひ一歩踏み出して、そのチャンスを掴み取ってください!

―最後に、今後の目標について教えてください。

今回のインターンシップを通じて、日本と海外をつなぐ仕事の素晴らしさを改めて実感しました。幼少期からの経験や自分の「海外や人と関わることが好き」という原点を再確認できた期間でもありました。将来は、日本と世界をしっかりと繋いでいけるような人材を目指して、残りの大学生活での学びをさらに深めていきたいと思います。

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インタビューの様子

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