令和8年6月23日(火)、南部フィールドトリップが開催されました。参加者は合計29人(教職員引率3人、外国人留学生20人、日本人学生6人)で、平和祈念公園、首里城公園の2か所を訪問しました。
南部フィールドトリップは、名桜大学の建学の精神の1つである「平和」の尊さについて、「慰霊の日」に沖縄の歴史、沖縄戦について学習し、文化に触れることで理解を深めることを目的としています。また、外国人留学生を対象にすることで、彼らが帰国した後も平和のメッセージを国際的に発信してくれることを期待し、毎年実施しています。
6月23日慰霊の日に、私たちは沖縄戦で亡くなった犠牲者たちへの追悼の思いを抱えて、沖縄県糸満市にある平和祈念公園を訪れました。
平和祈念公園にある資料館では、沖縄戦当時の写真や実際に使われた道具など色々展示されており、沖縄戦が起こった背景や経緯など詳しく学ぶことができました。
資料館を出ると、青く美しい海が広がっていました。先程まで見ていた悲惨な戦争の展示とは対照的な景色でした。
私たちが見ているこの美しい島は、かつて激しい戦場であったことを思うと、私たちが今当たり前のように過ごしている平和が、どれほど貴重なものであるかを改めて実感しました。
今回見学した首里城はまだ復元工事中ですが、それでも鮮やかな赤色に彩られた姿を見て、沖縄は何回でも立ち直る、強い島だと感じました。
今回は沖縄平和祈念公園と首里城を見学したことで、沖縄の歴史や文化について深く理解することができました。この島の歴史や平和の大切さを忘れず、より深く沖縄という地域を理解していきたいと強く感じました。
正規留学生 閆 希桐(中国出身、国際学部国際文化学科1年次)
平和祈念公園
平和祈念資料館では、沖縄戦に関する写真や映像、銃やヘルメット、生活用品、衣服など、多くの貴重な資料を見学しました。実際に当時の資料を見ることで、教科書で学ぶだけでは感じられない戦争の現実を強く実感しました。爆撃によって亡くなった人々や、小さな子どもたちの悲惨な写真を見て、戦争は兵士だけではなく、多くの罪のない市民の命や未来まで奪ってしまうものだと感じました。
その後、平和の礎に刻まれた多くの名前を見て、一人ひとりに家族や人生があったことを思うと、とても悲しい気持ちになりました。また、その日は基地問題について抗議活動をしている人々の姿も目にし、沖縄では戦争が終わった今でもさまざまな課題が続いていることを知り、深く考えさせられました。
午後は首里城を訪れ、琉球王国の歴史や文化について学びました。何度も火災で焼失しながらも、美しく再建されている首里城を見て、沖縄の文化を未来へ受け継ごうとする思いの強さを感じました。 今回のフィールドトリップを通して、沖縄の歴史だけでなく、平和の尊さや命の大切さについて改めて考えることができました。
正規留学生 ホアン ティ ゴック アン(ベトナム出身、国際学部国際観光産業学科3年次)
首里城(守礼門前)