名桜大学やんばるブックレット『ウチナーンチュの移民』が、ブラジル邦字新聞『ブラジル日報』で取り上げられましたのでご紹介します。
本ブックレットは、本学大学院国際文化研究科・沖縄ディアスポラ研究センターの共催で実施された過去二年間のシンポジウム内容を反映したもので、以下の論考等が掲載されています。※役職は当時のものを記載
「まえがき」嘉納英明(本学大学院国際文化研究科長)
「名桜大学沖縄ディアスポラ研究センターの設立について」砂川昌範(本学学長)
「基調講演 「眉屋私記」と屋部」比嘉久(名護博物館特任館長)
「解説」上原なつき(本学国際学部国際文化学科准教授・沖縄ディアスポラ研究センター研究員)
「キューバ沖縄移民による宗教実践の現在―日系人共同墓と慰霊行事の調査報告」上原なつき(前掲)
「越境するウチナーンチュ―具志川からブラジルへの出移民と多様な移動の経験―」長尾直洋(同上)
「ペルー沖縄移民のアルゼンチンとブラジル転住」我那覇宗孝(本学客員教授)
「総合討論」ファシリテーター 屋良健一郎(本学国際学部国際文化研究科上級准教授)
「総括」坪井祐司(本学国際学部国際文化学科教授)
「資料 戦前のウチナーンチュの移民と日本の敗戦による「引揚げ」」榮野川敦(前うるま市立図書館長)
「特別寄稿 南米県系人ネットワークの中で邂逅を果たしたヤンバルウチナーンチュ達」住江淳司(本学名誉教授)
「あとがき」長尾直洋(前掲)
本ブックレットは、2024年度に実施されたシンポジウム「ウチナーンチュの移民 境界と移動」の内容を主に収録しています。本シンポジウムでは、人の移動という現象について、特に沖縄にルーツを持つ人々を対象とし、一方向のみでない、多様な背景と方向性をもったものとして捉え、議論を行いました。
今回、本ブックレットについての記事が掲載された『ブラジル日報』は、第二次世界大戦前後にかけて沖縄を含む日本全国からの移民を受け入れたブラジルにおいて、現在も存続する唯一の邦字新聞です。ブラジル移民はもちろん、内外の移民関係者、研究者にも読まれています。また主要記事の一部は日本国内のニュースサイトにも提供されるため、広く一般にブラジル・日系社会情報を発信している重要なメディアといえます。
記事内では、本ブックレットを「世界に広がる沖縄系移民の歴史と現在を、複数の研究者の視点から掘り下げた学術的成果」と位置づけ、沖縄ディアスポラ研究の現在地を示し、グローバル化社会における人の移動の意味を問いかけるものと評価しています。
名桜大学は今後も、沖縄ディアスポラ研究を推進し、研究の深化を図るとともに、成果の地域・一般社会への還元を積極的に行ってまいります。
【掲載日】2026年3月21日(土)
【掲載媒体】ブラジル日報
【記事タイトル】沖縄移民の中南米越境史を探る=名桜大学『ウチナーンチュの移民』
【記事URL】「ブラジル日報」
https://brasilnippou.com/ja/articles/260321-23colonia
「YAHOO JAPAN ニュース」※転載
https://news.yahoo.co.jp/articles/9eded609ca9f3b26f41c6971c9231f8def5a37c2
