国際文化学科の山城智史教授(専門:国際関係史)が、沖縄学の若手研究者に授与される「第47回沖縄文化協会賞」の「比嘉春潮賞」を受賞し、令和7年11月29日、沖縄国際大学において授賞式が行われました。本学の専任教員が沖縄文化協会賞を受賞するのは、同じく国際文化学科の屋良健一郎教授、照屋理教授に続いて3人目となります。
今回の受賞対象となった研究は「琉球をめぐる十九世紀国際関係史」で、その成果は、著書『琉球をめぐる十九世紀国際関係史―ペリー来航・米琉コンパクト、琉球処分・分島改約交渉―』(インパクト出版会、2024年)に集約されています。日本語・英語・中国語の複数の史料をクロスさせた独創的な分析がこれまでの研究を大きく前進させたとして、高い評価を受けました。
山城教授のコメント
歴史は書き手・読み手によってその解釈が大きく変わります。残された記録から起こった出来事を再現することは、実はとても難しいことです。1850年代〜1880年代における琉球の歴史は、諸外国に残っている一次史料とつき合わせることで明らかになるものもあります。歴史を考えるというのは、まさに未来を考えることともいえます。
(左から)砂川学長、山城教授