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人間健康学部スポーツ健康学科「令和4年度キャリア秋季セミナー」を開催

掲載日:2023年1月24日お知らせ , スポーツ健康学科 , 卒業生向け , 在学生向け , 教職員向け , 教育・研究活動レポート

 令和4年11月5日(土)、スポーツ健康学科1・2年次を対象としたセミナーを学生会館SAKURAUM6階スカイホール及び3階講義室にて開催しました。
 2年生の午前の部では、採用コンサルタントの谷出正直さんから「現代就活事情」というタイトルでご講演いただき、キャリアを構築するために何をなすべきか学生自身が自分を振り返る時間となりました。午後の部では、アスリートプランニングの村山拓也さんのコーディネイトによる5人の卒業生と今年度の就職内定者1人をパネラーとするパネルディスカッションが行われました。パネラーには、今年、本務教員として採用された保健体育教諭の玉城輝明さん・養護教諭の末久(旧姓知名)朝美さん、警察官の髙橋真央さん、セントラルスポーツに就職した二宮若葉さん、沖縄県健康づくり財団の上原秀臣さん、4年生の就職内定者である佐々木慧さんの6人をお迎えしました。これから就職活動を行う在学生に向け、具体的なアドバイスなども聞ける機会となりました。
 1年生の午前の部では、村山さん(前出)によるキャリアに繋げる過ごし方についての講演、午後の部では亀岡紗奈(I AM I株式会社)によるSNS世代に生き方についての講演がありました。
参加学生にとって、スポーツ健康学科での学びを生かした進路やキャリア形成について考える機会となったと思います。

報告:砂川 恵子(スポーツ健康学科 助教)

「自分の強みを知る良い機会に」

勝目 加奈子さん(スポーツ健康学科2年次、鹿児島県立松陽高校出身)

katsume.jpg 現代の就活事情のお話を聴いて感じたことが3つあります。1つ目は沖縄県在住の学生と県外の学生の就職活動の違いです。県外の学生は県と県をまたいでの移動も比較的便利かつスムーズであり、他大学の学生やスーツ姿の学生を駅周辺や街を歩いているだけでも見かけることがあります。それに比べて沖縄県在住の学生、特に名桜大学生は名護市で唯一の大学のため、就職活動も同大学内の人の状況しか知らないことが多いです。就職活動をしている学生を見かけにくい環境で、就職活動を始める時期に差があることを知り、自主的に動きながら情報を得ることが必要だと感じました。
 2つ目は一般的に就職活動を始める時期は3年生の終わりごろだと思っていましたが、早く始めれば始めるほど事前準備がしっかりできることや企業へのインターンシップに参加すること、自己分析などにも早目に取り組めることで就職活動をすることに有利であると感じられました。
 3つ目は「自分を知る」ことについて、谷出さんの講義で自分の特徴を知るワークをしたときに、自分ではなかなか自分の強みを見いだせずにいましたが、他の学生から自分の特徴を聞く機会があり、自分の強みを知る良い機会になりました。自ら積極的に動き、色々な人と関わるなど経験を増やすことでもっと成長するのではないかと感じました。

「自分に自信が持てるように」

与那覇 彩香(スポーツ健康学科2年次、沖縄県立具志川高校出身)

yonaha.jpg 私は将来、養護教諭を目指しているので、 午後の部では末久さんのお話を聴かせていただきました。私自身は部活やバイト中心の生活を送る中、今の生活でいいのか疑問を抱いていました。末久さんが「中途半端になるくらいなら今やっていることを一生懸命取り組んだほうがいい」と答えてくださり、自分に少しだけ自信が持てるようになりました。周りと切磋琢磨しながら自分の夢を実現させたいと思いました。
 また、自分の夢を実現させた先輩方は、それなりの努力をして実現できたということを学べました。秋季キャリアセミナーを通じて、将来の夢を実現するために何をするべきなのか、意識が変わり具体的に動き始めなければいけないと感じました。


「『今』しかできない経験を大切に」

内田 小稀(スポーツ健康学科1年次、愛知県立阿久比高校出身)

uchida.jpg 前半の村山さんのセミナーの中で「学生は享受される側、社会人は提供する側である」というお話がありました。家族であったり、大学であったり、常に私たち学生は多くの大人たちに支えられ、そして様々なものを与えられ生きています。私たちは多くのものを享受できる素晴らしい環境にいるのです。セミナーを通してこのことに気付きました。しかし享受することと、ただ与えられることは大きく異なります。享受とは、与えられたものを自分のものにすることだと思います。将来、社会に出たときに十分な力を持って「提供」する側に回れるよう、沢山のものに触れ経験し、ただ与えられるのではなく「享受」する学生生活にしていきたいです。
 後半の亀岡さんのセミナーの中で印象的だったのは、「私たちはZ世代ではなく将来世代」というお言葉です。今の私は挑戦したいことがあっても失敗を恐れ、中々行動に移せずにいます。しかし、私はまだまだ可能性に溢れる大学1年生。何にでもなれます。これからの私は、若さを武器に、大学という環境を武器に、様々なことに挑戦して、失敗して、成功して、成長して、、、無限に広がる将来へと繋げていきます。
 考えているだけでは何も始まりません。行動に移して挑戦し、この4年間を密度濃いものにしていきます。

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