照屋理上級准教授（国際学群 国際文化教育研究学系）が沖縄研究奨励賞を受賞しました。沖縄研究奨励賞は、公立財団法人沖縄協会の設立目的「沖縄の振興施策への積極的な協力」に関連し、これを推進する事業として、沖縄の地域振興に貢献する人材を発掘、育成することを目指して、昭和54年7月に設置されました。
受賞した照屋上級准教授は、「今回の受賞は、沖縄本島北部の言葉や伝承を取り上げた論文3本について評価していただきました。中でも『おもろさうし』の他界観と寄り物伝承 ―名護におけるイルカに関する伝承を中心に―」（『奄美沖縄民間文芸学 第 18・19 合併号』奄美沖縄民間文芸学会）は、日本本土や東南アジアの伝承、そして、名桜大学の所在する名護での伝承を扱った、とても思い入れのある論文です。この論文によって、本島南部中心であった自分のオモロ研究の視点に、大きな新しい窓を開くことができました。これからさらに研究の視野を広げるべく精進していく所存です。ありがとうございました」と話しました。
受賞式は、令和5年1月25日（水）に沖縄県那覇市のパシフィックホテル沖縄で開かれます。
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