沖縄の公立大学 名桜大学(沖縄県名護市)

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タイ王国スラーターニ・ラーチャパット大学と国際交流協定を締結

掲載日:2021年7月19日お知らせ , 教育・研究活動レポート

 令和3年5月18日(火)、本学砂川昌範学長はタイ王国スラーターニ・ラーチャパット大学から届いたWattaba Rattanaprom学長署名入りの学術交流協定書(MOU)と学生交流に関する協定書(MOA)に署名し、両大学間の国際交流協定を郵送方式で正式に締結しました。
 スラーターニ・ラーチャパット大学は首都バンコクから700キロを離れた南部のスラーターニ県に位置しています。1973年に師範学校として開学し、2004年に教員養成大学に昇格しました。現在は、タイ南部最大の教員養成国立大学として、スラーターニメインキャンパスとサムイ島キャンパスを持っています。教育、人文社会、科学技術、経営、看護、法学、国際観光など7つの学部と大学院を有しています。大学院には教育学、文学、経営学、理学、公衆衛生学、行政学など6つの修士課程と教育経営リーダシップ分野の博士課程があり、約1万8千人の学生が在籍しています。
 当大学所在地スラーターニ市の東海岸はタイランド湾に面しており、熱帯気候に属していますが、自然環境や動植物及び町並みなどは名桜大学所在地のやんばると酷似しています。また、当大学の専攻設置は本学とマッチしているところが多く、将来、両大学教員間の共同研究や学生間交換留学の実施可能性が大きいと思われます。特筆すべきは当大学国際観光学部所在地のサムイ島は海に囲まれており、島には700軒くらいのホテルが林立し、そのうち100軒は五つ星の高級ホテルであることです。このようなリゾート島にある国際観光学部の全講義は英語で行われており、一流のホテルや国内外の航空会社と連携し、学生に体験学習を提供しています。
 近年、名桜大学では経済的な理由により、欧米英語圏よりも諸費用の安い東南アジア圏への留学希望者が増えています。当大学はそのような学生の理想の留学先になるに違いありません。
 今後は両大学間の学生交流協定により、令和4年度から毎年秋学期に学生3人を相互派遣することになります。

報告:国際交流課長 中山 登偉

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両大学長に署名された
学生交流に関する協定書(MOA)

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