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教育・養護実習報告会を実施

掲載日:2020年2月12日お知らせ , 学事報告

教育・養護実習報告会を実施

 本学の教育・養護実習は、地域連携の一環として、名護市近郊の小・中・高等学校で行われることを基本としており、その取り組みも一定程度定着してきました。例年、実習生を受け入れていただいている学校の関係者の皆様に、深く感謝します。
 さて、2019(令和元)年12月6日(金)16:30~18:00、201・205・206・207・208・209・211・212教室にて教育・養護実習報告会を行いました。
 この報告会の目的は、一つに、教育・養護実習生が自らの体験を振り返り、自己の研究・実践上の課題等を再認識し、今後に活かす機会とすること、二つに、来年度の教育・養護実習予定者がその様子を先輩たちから事前に聞くことで、できるだけ多くの情報を収集し、教育・養護実習中に対する見通しを持つ機会とすることです。教育実習を終えた学生と実習予定者が学び合う良い機会となりました。
 本年度の教育実習生は、英語科19人、商業科2人、情報科1人、保健体育科30人、養護11人、計63人(小学校3人、中学校46人、高等学校14人)でした。
 本年度は8教室に分かれ、一人5~10分程度の報告が行われました。教育・養護実習を終えた学生からは、「事前の指導案等の準備が大切であること」、「実習中は、子どもに積極的に関わること」等の重要性やアクティブ・ラーニングを取り入れた授業・ICTを活用した授業を行う学校が増えている実態、さらには学級集団を指導する難しさが語られました。教育・養護実習予定者は、先輩たちの経験に学び、自らの実習に活かそうとする姿勢が見られました。今回の報告会等を踏まえ、来年度の教育実習も実り多きものになることを期待します。

総評:教員養成支援センター長 板山 勝樹(国際文化教育研究学系 教授)

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教育実習生が学び合う、良い機会になりました 報告者の経験を活かそうと、真剣な様子の実習生
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スポーツ健康学科保健体育実習の報告会 各学校の特色を学べる、充実した内容でした
生徒の反応は一番のやりがい

実習校:那覇市立安岡中学校 
実習教科:保健体育

赤嶺洸史(スポーツ健康学科4年次、沖縄県立首里高校出身)
 私は、令和元年8月26日(月)~9月13日(金)の3週間、那覇市立安岡中学校で教育実習をさせていただきました。当初は、不安や緊張もありましたが、先生方の手厚いサポートや生徒との交流を通し、楽しく充実した実習を行うことができました。実習では、1・2学年の保健体育、教科化され指導法が見直されている道徳に加え、放課後の地区陸上の練習にも参加させていただきました。
 今回の実習を通して学んだことを2つ挙げます。まず、「生徒理解」です。現場の先生方は、生徒の顔色、声色から生徒の変化を感じとり、状況に応じた対応をしておりとても勉強になりました。私も生徒に積極的に話しかけ、笑い合い、ときには傾聴することで生徒の変化に気づくことができました。また、生徒からも授業内外で話しかけてくれるようになりました。生徒理解を深めようとすることは、生徒・教師間のよりよい信頼関係を築くためにも重要であると感じました。次に、「教材研究」です。担当する単元の知識はもちろん大切です。さらに、「生徒理解」を活かし、生徒の授業理解度や技能習熟度に合わせた授業づくりを心がけました。担当教諭の助言のもと、グラウンドに線を引いて可視化したり、板書や発問を工夫したりと試行錯誤を繰り返し、生徒からの「できた!」、「楽しい!」の言葉は、とても嬉しくやりがいを感じました。
 最後に、実習報告会で仲間の声を聞き、各学校によっても特色があることに面白さを感じました。また、県内の多くの学校、地域の協力のもと私たちの教育実習が行われていることに気づくことができました。ご協力いただきました各学校、地域、大学教員の皆様に感謝いたします。

学びが深まった4週間

実習校:名護市立東江中学校 
実習教科:養護

金城倫子(スポーツ健康学科4年次、沖縄県立名護高校出身)
 私は、2019年5月20日(月)~6月16日(日)の期間、名護市立東江中学校で養護実習をさせていただきました。実習は主に担当の養護教諭に作成していただいたスケジュールに沿って行い、健康診断の補助、健康診断後のデータ入力、来室者対応、保健だより作成、ミニ保健指導、実習最終週には一日保健室運営を行いました。
 今回の実習では、情報共有と教職員との関係性づくりなどについて学ばせていただきました。養護教諭の業務内容は、一人でできることは少なく、教職員の協力が不可欠であることを改めて気づかされました。そのため、日ごろからコミュニケーションをとり、情報を共有することが関係性づくりにもつながっていくと学びました。養護教諭や担任の先生、SCなどそれぞれの視点から、ひとりの子どもをサポートし、生徒にとってより良い対応をしていくことも大切だと教えていただきました。実習先の保健室はとてもオープンで、生徒だけでなく先生方も気軽に話をできる環境でした。私も学校に勤務した際にはこのような保健室づくりをしたいと思いました。
 今回の実習で改めて責任とともにやりがいのある仕事だと感じ、養護教諭になりたいと思う気持ちが強くなりました。また、実習を通して実際に学校現場に出ることで、新たな学びを得ることができ、自分の課題も見出すことができました。
これから実習に向かうみなさんへ。
 実習では、多くの生徒や教職員とかかわっていろんなことを吸収してください。また、実習での目標を決めて、前向きな姿勢で実習に臨むとより有意義な実習になると思います。

2週間で得た多くの学び

実習校:沖縄県立美来工科高等学校 
実習教科:情報

山岸希望(国際学群情報システムズ専攻4年次、沖縄県立美来工科高等学校出身)
 令和元年12月6日(金)に教育実習の報告会を行いました。
 報告会では、2~4週間の教育実習の中で、実際の教育現場でしか得ることのできない、「児童・生徒との関わり」や「授業実践」という貴重な経験を通して、教師になるという気持ちがさらに強くなった学生もいた反面、教師という仕事の難しさ、厳しさなどを痛感したという学生もおり、教育実習に内容が如何に充実したものであったのかがうかがえました。
 報告会全体を通して、今後自身が教師という仕事に就いたとき、参考になる、気を付けたいと思えるような報告を聞くことができたと思います。
 報告会の中で印象に残っているのが、次年度教育実習に行く学生からの質疑応答で出た「模擬授業と実習中の授業とのギャップ」についてです。「実習中困ったことは?」という質問があり、多く挙がったのが「授業時間の管理」についてでした。「模擬授業ではうまくいったのに、実習ではうまく授業時間の管理ができなかった」といった意見が出てきたのです。なぜ、模擬授業ではうまくできたのに、実習ではできなかったのか各々の意見を述べる中で、一つの結論に至りました。教育実習が近づくにつれて、大学生を生徒に見立てた模擬授業を行うことも多くなります。しかし、中学生、もしくは高校生のふりはしていても、理解力という点で実際の中高生とは明らかな差があるのです。それが、授業時間に大きな差として表出しているのではないかということでした。私たちの会場では、模擬授業と実習での授業とのギャップがあるからこそ、教育実習を行うなかでは、「児童・生徒との関わりを通した、生徒理解」というのがとても重要になってくる、という後輩へのアドバイスで報告会は終了し、私たち実習生にも、次年度教育実習に行く学生にも有意義な報告会だったと思います。

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