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菅野ゼミ香港フィールドトリップ ―香港中文大学・バプティスト呂明才中学訪問―

掲載日:2016年12月15日お知らせ , 教育・研究活動レポート

 私たち菅野ゼミ3年次7人(上原龍磨、金姃玟、木村晃、小谷千織、都築日向子、馬場祐作、宮城真緒、留学中の1人は不参加)は、平成28年11月13日(日)から11月16日(水)の日程で香港フィールドトリップを行いました。具体的には、14日(月)に香港中文大学とバプティスト呂明才中学を訪問し、15日(火)はヴィクトリアピークや九龍半島などを見学しました。
 香港中文大学は学生約2万人、香港大学に並ぶトップクラスの総合大学です。キャンパスは非常に広く、運動施設、研究施設や教会など、多くの施設とその大きさに驚かされました。20年前に菅野先生が大学時代交換留学されており、当時からいらっしゃる事務職員の方と再会を果たされていました。職員の方が大学の歴史を説明され、施設を案内してくださりましたが、同大学には教員に数名のノーベル賞受賞者がおり、アジア有数の総合大学ならではの刺激を受けることができました。
 続いて訪れた呂明才中学では、琉球語講座と文化交流を行いました。この学校は、ハーバード大学への進学者もいるほどの香港有数の進学校で、実際に訪れてみると日本語が流暢な生徒が多く、とても驚かされました。琉球語講座は英語で実施しましたが、交流会では日本語でも雑談し、広東語も教えてもらいました。個人的には、日本のアニメや漫画についての話題で盛り上がり、特にマニアックな作品を知っている生徒がいたことに驚きました。香港で日本の文化がこれほどまでに好まれているとは知らず、嬉しい発見でした。
 9月の現地実習東アジアコースでは台湾とグアムで実習を行いましたが、特に台湾と香港を比較したときに、同じ中華圏の地域であっても、歴史経験の違いでこれほどまでに異なる社会になるのかと感じ、実際に現地を訪れて学ぶことの大切さを改めて感じました。今回のフィールドトリップでは、異なる文化や人との出会いを通じて、東アジア地域で草の根の友好関係を深めることができたと思います。これからも、海外での見識を広めるための活動を積極的に続けていきたいです。
馬場 祐作(国際文化専攻3年次、栃木県立佐野東高校出身)
香港中文大学にて 呂明才中学での琉球語講座 香港島の夜景の前で(筆者左端)

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