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MOAG:グアム大学との日本語練習サークル活動記 ―初回の活動を終えて―

掲載日:2016年12月15日お知らせ , 教育・研究活動レポート

 私たちMOAG(Meio University Oral Activity Partner with University of Guam)は、協定校のグアム大学の学生とビデオ通話で日本語練習を行うサークルです。メンバー20人は、平成28年10月6日(木)から11月10日(木)にかけて、サークル設立後の初活動を無事に終了しました。
 具体的な練習内容は、グアム大学で日本語を履修している学生のパートナーになり、毎週木曜日、計6回、ビデオ通話を介して彼らの日本語学習の手助けをするというものです。私は、すでに菅野ゼミでの学習活動の一環として経験していたので不安はありませんでしたが、お会いしたことのない海外の学生と連絡を取り合い、ビデオ通話をするという行為には最初は勇気が必要でした。しかし、パートナーとなったグアム大学の学生はとても優しく、フレンドリーで、会話をリードしてその場を取りまとめてくれました。
 彼らはとても日本語学習に積極的で、習得するスピードも速く、その意欲的な態度に圧倒されました。英語と日本語を交えながらの練習は、自分自身の両言語での理解力を改めてみつめる良い機会となり、日本語の奥深さや、英語を用いた説明の難しさも実感することが出来ました。回を重ねるごとに緊張はほぐれ、他愛のない話や冗談も言い合うようになり、1回約20分の練習時間があっという間に感じるまでになりました。
 今回は、サークル発足後、初の活動であったので不安を抱えるメンバーもいましたが、無事に活動を終え、皆が「交流できてとても楽しかった」、「またやりたい」、「英語の練習にも付き合ってくれて良かった」、「話せる言葉が増える喜びを共有できた」といった感想を伝えてくれました。外国の大学生と交流できる貴重な経験だけでなく、日本語を教える難しさと、教える以外にも英語を学ぶ動機づけにもなった、学びと気づきの多い活動になりました。
 グアム大学側担当教員である甲斐ますみ先生、名桜側担当教員の菅野敦志先生からは、私たちの積極性や真面目さにお褒めの言葉を頂きました。何より、この練習を通して、グアム大学側から、本学への留学を希望する学生が名乗りを上げてくれたという嬉しい話も伺いました。協定校のつながりをより身近に、かつ強固なものとするために、これからも積極的に活動を続けていきます。活動に興味のある新メンバーも募集中です!
MOAGサークル長 都築 日向子(国際文化専攻3年次、福岡県立宗像高校出身)
初回の活動終了後の慰労会で(前列左から二人目が筆者)

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