沖縄の公立大学 名桜大学(沖縄県名護市)

最新情報

コミュニティにおける「ゆんたく」を活かした健康増進活動『ゆんたく健康プロジェクト』

掲載日:2013年5月13日お知らせ , 看護学科

 ゆんたく健康プロジェクトとは、看護学科開設当初から続けている宮里区『朝市』健康相談活動への取り組みです。プロジェクトの目的は、宮里区が主催する『朝市』の場を活用して、看護学科教員とボランティアの学生が、地域の方々との"ゆんたく"を重視し、専門職に依存するのではなく、住民自身が知識や技術を身に付け、自分の健康問題に取り組めるよう支援することです。平成19年8月から宮里区産業部との協働参画で取り組み、今年で7年目を迎えました。毎月1回開催される『朝市』に集う区民を対象に、血圧測定や健康相談活動を継続することで、参加者の健康への関心や、健康管理行動にも変化がみられています。現在、プロジェクトへの参加登録者は約200人で、毎月、30人~40人の方々が参加しています。プロジェクトの成果は、住民の健康管理行動の変化だけではなく、ボランティアとして参加している学生にとっても貴重な学びの場になっています。看護学科1期生の学生と手さぐりで始めた活動でしたが、地域の方々に見守られながら、学生は、地域にコミットメントしていくプロセスを体験しています。本プロジェクトは、「私達が朝市に来るのは、野菜を買うためだけじゃなく、学生さんに血圧を測ってもらって、私も健康になるし、学生さんの勉強にもなるから...」という地域の方々のケアリングマインドに支えられています。

総評:大城 凌子(看護学科 講師)


区のお祭り(宮里祭り2012.7)に参加して、住民検診への呼びかけを行いました

PDFファイルをご覧いただくには、Adobe Readerが必要となります。お持ちでない方はAdobeよりAdobe Readerをダウンロードしインストールしてご利用ください。
掲載されている内容、お問合せ先、その他の情報は、発表日現在の情報です。その後予告なしに変更となる場合があります。また掲載されている計画、目標などは様々なリスクおよび不確実な事実により、実際の結果が予測と異なる場合もあります。あらかじめご了承ください。

Share!

ページトップへ