沖縄の公立大学 名桜大学(沖縄県名護市)

留学体験記

花火のような一年間の留学生活

― 私の留学体験記in名桜大学 ―

王巧(中国・山東大学交換留学生)/留学期間:2018年9月-2019年8月/掲載日:2019年9月

 こんにちは!私は中国福建省出身の王巧です。
 私の留学生活は打ち上げ花火のように、短かったですが、とても綺麗でした。
 去年の9月中旬に一年間の交換留学生として日本語と日本文化を勉強するために名桜大学に来ました。最初の3ヶ月間は、異国の雰囲気に溶け込めず、耳も日本語に慣れなかったので、色々大変でした。しかも交通がとても不便で、行きたい場所へあまり行けません。人と接するのが好きだけど苦手な私は、日本人といつも距離感を感じて、気持ちを読めず、仲の良い友達をつくれませんでした。時々居辛く孤独な気持ちになりました。
 でも、時間が経つと、段々よくなってきました。留学の後期になると、日本人と一緒に受けられる授業を登録し、より充実した生活を送れるようになりました。特に、LLCに入って大学で働くことができ、中国語を教えたり、中国文化を紹介したりすることができ、自分が中日友好の架け橋になった気がして、とても楽しかったです。
 学校での勉強以外にも、今帰仁村の桜祭りでの通訳や、かりゆしホテルでのホールスタッフ、引越など色々なバイトを経験し、よかったと思います。一番楽しかったことというと、やはり春休みに東京都でバイトをしながら、遊んでいたことだと思います。ストレスも何一つなく、思う存分に遊びました。
 沖縄に来て、日本社会に融通が利かないところが多くあるのをしみじみ感じました。でも、異国の人々と知り合い、自分の視野も広がりました。自分の物差しで他人を見てはいけないこともわかりました。
 時間が経つのははやいものです。もうすぐ苦しみと楽しみが入り混じる留学生活は終わりを迎えます。この一年間経験した全ては私の人生の掛け替えのない貴重な思い出だと思います。また機会があったら日本に来たいです。

2019年7月 王巧(中国・山東大学)

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今帰仁城跡:桜祭りに通訳として参加!アイスを片手に休憩

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東京都墨田公園:カモメと一緒に

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