沖縄の公立大学 名桜大学(沖縄県名護市)

看護学科学部・専攻科・大学院

沖縄の豊かなケアリングの精神を受け継いだ創造的な看護実践者を育てます

保健医療福祉分野の高度化、複雑化に伴い、生命倫理や終末期医療・最先端医療に携わる看護師には高度な実践能力が求められています。さらに生命の尊厳と患者の権利を擁護できる高い倫理性と、幅広い教養に支えられた豊かな人間性が不可欠です。看護学科は、沖縄の美しい自然に育まれた人びとの豊かなケアリングの文化を看護教育へ取り入れ、こころやさしい、そして創造的な看護実践者を育成していきます。人間や社会について興味や関心をもち、素直なこころで他人の痛みや生命の尊さを感受する豊かな感性をもって、看護職者となる目標へ向かい、粘り強くチャレンジしていく学生を歓迎します。

教育の特色

人間としての尊厳、健康に生きる権利を擁護し、自己評価能力・自己教育力を身につけ、広く社会に貢献できる看護職者を養成します。地域に根ざしたケアリング文化を発掘・継承・発展させ、人類の健康増進に努め、看護学のグローバルな発展に寄与します。

POINT CHECK
ここがおもしろい!

参画型看護教育により参画力を習得

学生自らが授業づくりに参画する「参画型看護教育」を実践し、「自己との対話」「他者との対話」「地域社会との対話」を通して「個の学修目標の達成」「自己教育力の育成」をめざしています。

参画型看護教育課程とは?
医療の場では質の高い臨床実践能力が求められています。沖縄の豊かなケア文化に学び、人々が健康に生きる権利を擁護出来る看護師・保健師を育てます。そのためには「自ら学び、成長し続けていく力」が重要です。その学び続ける力を育むのが参画型看護教育です。

  1. 自分との対話
    学生は、自分自身との対話を通して自己理解を深め看護職としてのキャリア開発を行います。
  2. 仲間・教員・職員との対話
    学生は、授業・学内行事などを通じて仲間・教員・職員と対話し、自らがカリキュラム開発を行います。
  3. 地域社会との対話
    学生は、フィールド活動、看護実習を通して地域への関心を深めケア文化の開発を行います。

人間をホリスティックに理解する

人間が生きることの意味や人間のこころとからだの理解を基礎として、食・栄養・運動・心理・社会・福祉・保健・医療に関する専門知識を統合的に習得します。人間をホリスティックに理解する看護師、保健師をめざします。

生涯成長できるよう自己評価力を習得

学内外でのボランティア等の様々な活動で、自身や他者、社会との対話を重ね、関わることによって自己評価能力を身につけ、看護師や保健師として生涯成長していく人材を育成します。

豊かな教養と高度な専門知識を統合

グローバル化に対応できるコミュニケーション力(外国語能力、母語によるライティング能力)、数理的分析能力、ICT活用能力、現代社会の諸問題を解決する能力を4年間かけて育成する教育課程を編成しています。

学位

学士(看護学)

ディプロマ・ポリシー卒業認定・学位授与方針

看護学科は、以下の能力を身につけた学生に学士(看護学)の学位を授与します。

  1. 豊かな教養、深い専門性、高い倫理性を兼ね備え、生命の尊厳と人権を尊重し擁護する力
  2. 地域社会や国際社会の課題に取り組み探求し続けるための生涯学習力
  3. 自由な発想で課題を発見し、批判的・論理的に思考し、解決する力を身につけ、人々の健康と福祉に寄与する力
  4. 多様な視点を尊重し、自らの考えをわかりやすく表現する力
  5. 看護を必要とする人を全人的に捉え、科学的根拠に基づき、看護を計画的に実践する力
  6. 自律性と参画力を備え、関連する専門職者および地域と協働・連携する力

カリキュラムの特徴

看護学科は、学生が主体(主人公)となる教育実践を目指し、学生自らが授業創りに参画する協働探究を中心とした双方向型の教育、少人数教育を実践するためにゼミ、クラスワークを主体とした『教授―学習過程』を取り入れています。教育課程編成の基本的な考え方は、学生自らが学ぶ主体として成長していくための参画力を身につける『学生参画型看護教育』です。具体的には、協働学習理論をもとに、学生一人ひとりの個性を大事にするカードメソッドを教授法に応用しています。
このような協働探究を通してダイナミックに知識創造の「場」作りが学生の手によって営まれます。受身的な学習態度や一方向的な形式の授業ではなく、学生と教員が協働して授業を進めていきます。学生の自己教育力、自己評価力、協働参画力の育成を目標にカリキュラムを編成しています。

カリキュラム・ポリシー教育課程編成・実施方針

ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与方針)であげた能力を育成するため、以下の方針に沿ってカリキュラムを編成します。

  1. 豊かな教養と高度な専門知識を統合しつつ、グローバル化に対応できるコミュニケーション力(英語を含む外国語力、母語によるライティング力)、数理的分析能力、ICT活用力、現代社会の諸問題を解決する能力を4年間かけて育成できるカリキュラムを編成する。
  2. 科目のナンバリングを行い、単位の実質化を図り、多様な教育方法を実践しながら国際基準に沿った教育を行う。
  3. 全ての年次に地域社会や国際社会の課題に取り組む演習科目を配置することで、自立した主体的な学びを促すとともに、他者との対話や議論を通して批判的・論理的な思考力を育成する。
  4. 全ての学生を対象として教育課程における学習成果の中間評価を行うとともに、卒業論文等により最終評価を行う。
  5. 看護学の専門基礎教育科目および専門性を探求する専門教育科目を適切に配置する。
  6. 4年間を通して学生主体・参画型の少人数教育を実施し、「自己との対話」「他者との対話」「地域社会との対話」を通して自己教育力を育む。
  7. 専門的な知識・技術を統合し、看護の専門性を発展させる能力や態度を育む。
目指す進路・就職先
  • 病院/診療所
  • 国際医療機関
  • 企業での健康支援職
  • 医療系NGO・NPO
  • 助産師養成課程への進学
  • 看護系大学院への進学
目指す資格
  • 看護師受験資格
  • 保健師受験資格(選択時条件あり)

卒業時に認定申請が行える資格
*第一種衛生管理者免許(保健師免許取得後申請可)
*養護教諭二種免許(保健師免許取得後申請可)

ゼミ紹介

ゼミ一覧

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