2025年11月3日、国立劇場おきなわにおいて、名桜大学沖縄ディアスポラ研究センター主催の沖縄ハワイ移民125周年記念国際シンポジウム「沖縄ディアスポラの軌跡と展望」を開催しました。1900年に26名のウチナーンチュがハワイへ渡った歴史を起点に、世界へ広がった移動と定着の歴史を振り返り、今後の課題や可能性を考える機会となりました。
沖縄とハワイのつながり、世代を超えた継承、コミュニティの変化などが具体的な事例とともに語られ、移民の経験を家族や地域の歴史として見つめ直す視点が共有されました。
WUB(世界ウチナーンチュ・ビジネス・ネットワーク)創立者のロバート・ナカソネ氏と山里勝己名誉教授による対談では、ナカソネ氏のハワイでの歩みや、「Born Again Uchinanchu」として自身のルーツを学び直した経験が紹介されました。『Born Again Uchinanchu』著者でジャーナリストのカーリーン・チネン氏からは、個々の物語を記録し共有することがコミュニティの誇りにつながるとのビデオメッセージが寄せられました。
英日同時通訳のもと学生や市民も参加し、沖縄の経験を「世界の中で捉え直す」学びの場となりました。
報告:山城智史(国際文化学科教授、沖縄ディアスポラ研究センター長)
シンポジウムの様子
登壇者一同