Appleの子会社であるClaris International Inc.が主催する「Claris カンファレンス 2025」(11月5日~7日、虎ノ門ヒルズフォーラム)において、本学人間健康学部健康情報学科2年次の座安京奈さん(沖縄県立小禄高校出身)が登壇し、学習成果を発表しました。座安さんが登壇したのは、本学も参加している「FileMakerキャンパスプログラム」の実践報告セッションです。本学では、一般教養科目「アカデミックスキル特別講義(データ利活用のためのアプリ開発)」に同プログラムを導入し、課題解決型学習を展開しています。この科目の履修者は、「数理・データサイエンス・AI (応用基礎レベル)」(文部科学省認定)が取得可能です。
セッションでは、県外のキャンパスプログラム実践校に混じり、立津慶幸上級准教授(科目担当教員)、有賀啓之非常勤講師(株式会社DBPowers代表取締役社長)が講義の実施内容を報告した後、座安さんが登壇。自らの「"生活の困りごと"をアプリで解決する」というテーマのもと、プログラミングの専門知識がなくても直感的に開発できる「ローコード」という手法を用いて開発した自身のアプリケーションを紹介し、受講した感想や開発の過程で得た学びを堂々と発表しました。この取り組みは、以前Apple製品のWebメディア『Mac Fan Portal』で「"あったら便利!"をカタチに」としても紹介されています。
さらに、カンファレンス中にはClaris CEOのライアン・マッキャン(Ryan McCann)氏らとの貴重なインタビューの機会にも恵まれました。座安さんは英語で自己紹介を行ったあと、自身が開発したアプリケーションや講義内容について、臆することのない姿勢で意見交換を行いました。
本学では、今後もこうした学生の「やってみたい!」という意欲を実際の「カタチ」にする学びを通じて、未来を切り拓く力を引き続き育んでまいります。
発表者の座安さん
学生発表者5名(手前)とClaris CEOら関係者(後ろ)の皆さん