沖縄の公立大学 名桜大学(沖縄県名護市)

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令和7年度 南部フィールドトリップを実施(6/23)

掲載日:2025年6月24日お知らせ

 令和7年6月23日(月)、南部フィールドトリップが開催されました。参加者は合計18人(教職員引率2人、外国人留学生12人、日本人学生4人)で、平和祈念公園、首里城公園の2か所を訪問しました。
 南部フィールドトリップは、名桜大学の建学の精神の1つである「平和」の尊さについて、「慰霊の日」に沖縄の歴史、沖縄戦について学習し、文化に触れることで理解を深めることを目的としています。また、外国人留学生を対象にすることで、彼らが帰国した後も平和のメッセージを国際的に発信してくれることを期待し、毎年実施しています。

<MOS留学生会からの報告>
 昨年度の南部フィールドトリップと違うなと感じたところは、より多くの交換留学生が参加してくれたことです。交換留学生らが沖縄の文化や歴史を学ぼうとする姿勢が見られ、とても嬉しかったです。
 当日、平和祈念公園にて資料館や平和の火を見学、慰霊の日の式典に参加しました。沖縄戦に関し新たな学びがあり、今まで聞いたことがなかった証言を知ることができました。戦後80年経っても新たな証言があることは、私が知っている沖縄戦のことは氷山の一角でしかなく、まだまだ沖縄戦について知らなければならないことがたくさんあると気づかされました。
 式典では、名桜大学留学生からジョン・ソンフンさんが献花に参加していました。留学生が献花に参加することは、世界平和を願う沖縄の思いが見え、留学生のサポートを行う者として、留学生に日々言葉かけを行うことや文化の違いへの配慮をしながら行動したいと思いました。
 平和祈念公園の見学後は、首里城公園に行きました。首里城では昼食をとった後、首里城本殿の見学に行きました。首里城の工事中のところは見学終了となり見られませんでしたが、琉球王国の中心地であった空間を留学生と一緒に感じることができてとてもよかったです。

MOS留学生会 山里 涼香(大学院国際文化研究科1年次、沖縄県立首里高校出身)


平和祈念公園 集合写真.jpg

平和記念公園での集合写真

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