令和7年6月6日(木)、本部町立伊豆味中学校にて、名桜大学健康情報学科の学生が中心となって活動する学生団体「Social Innovation Club」(略称SIC)が、Pepperと生成AIを活用したプログラミング体験授業を実施しました。講師は健康情報学科3年次の仲間久斗が務め、またSICに所属する1年次学生4名がサポーター役を務めました。
今回の授業は中学2・3年生を対象に行われ、生成AIを使ってオリジナルストーリーを創作し、それを人型ロボット・Pepperに音読させるというユニークな学習体験を提供しました。生徒たちは、テーマやキーワードをもとに生成AIで物語を作成し、その物語をPepperに読み上げさせるまでの一連の流れを体験。Pepperが自分たちの書いたストーリーを読み上げるたびに、教室は笑顔と驚きに包まれました。
「自分の考えた話をロボットが話してくれるのが面白かった」「もっと長い物語を作ってみたい」といった感想が多く寄せられ、AIとロボットの組み合わせによる表現活動への関心が高まっている様子がうかがえました。
本授業を通して、生徒たちは生成AIやロボット技術を実際に触れながら、「創る楽しさ」や「伝える面白さ」を体感することができました。SICでは、今後も地域の中学校やイベントと連携しながら、楽しみながら学べるICT体験の機会を提供していきたいと考えています。
報告:Social Innovation Club 仲間 久斗(健康情報学科3年次、沖縄県立本部高校出身)
Social Innovation Club 副顧問 木暮 祐一(健康情報学科 教授)
今回参加したSICメンバー5名(健康情報学科3年次と1年次)
授業の様子