令和7年5月18日、第2体育館にてWJBL(バスケットボール女子日本リーグ)の選手達がトレーニングキャンプを実施し、本学体育会女子バスケットボール部がお手伝いしました。
今回のトレーニングキャンプには、馬瓜エブリン選手、馬瓜ステファニー選手、川井麻衣選手、平賀真帆選手、窪田真優選手、東藤なな子選手、泉百音選手、イゾジェ・ウチェ選手が参加しました。
名桜大学でのトレーニングは、馬瓜エブリン選手を中心にハドルを組み、掛け声とともに開始しました。次にウォーミングアップとして、ドリブルワークを全員で取り組みました。その後、Robert WilletコーチやYuta Imadaコーチ達の指導のもと、各ポジションに分かれて専門的なスキルトレーニングを実施しました。選手達は沖縄トレーニングキャンプ最終日の疲れを感じさせない様子で、空梅雨で気温が上がった体育館の中、集中してトレーニングを行っていました。
今回のトレーニングキャンプをお手伝いした女子バスケットボール部キャプテンの串部智佳さん(千葉県立国府台高校出身)は、「選手のみなさんは基本や基礎トレーニングを大事にされていると感じました。一つひとつのメニューの意味を理解した上で全力で取り組んでおり、部活動での練習の質を上げるためのヒントをいただきました。テレビや試合会場でしか会えない選手達と一緒にハドルを組み、トレーニングし、ハイタッチすることができ、バスケットボールに対するモチベーションがあがりました。」と嬉しそうに話していました。
バスケットボールには人を引き付ける魅力があると思います。今回、馬瓜選手がマグネットのように、選手、コーチ、名桜大学、北部地域自治体を引き付けて繋げ、様々な方の応援で実施できたトレーニングキャンプだと感じました。トレーニングキャンプ地として魅力ある北部地域で今後も継続して開催できるように、バスケットボール部の学生を中心にお手伝いができたらと思います。
名桜大学はスポーツ健康学科や大学院スポーツ健康科学研究科を有し、スポーツを専門的に科学し、様々なカテゴリーの選手をサポートする人材育成を行っています。今回のような日本代表レベルのトップ選手をサポートした体験が、将来の糧になればと思っています。馬瓜選手は、「バスケットボールはlife」と述べていました。今後もスポーツを通じて様々な方のlifeを豊かにできる健康支援人材を育成できればと思っています。
報告:石橋 千征(スポーツ健康学科 准教授)
馬瓜エブリン選手を中心にハドル選手達と一緒にトレーニング
参加者全員での集合写真