沖縄の公立大学 名桜大学(沖縄県名護市)

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令和7年度 名護市学習支援教室「ぴゅあ」事前学習会を開催

掲載日:2025年5月9日お知らせ

 名護市学習支援教室「ぴゅあ」は、名護市と名桜大学の学生が協同で行う、市内の生活困窮世帯の中学生を対象とした学習支援・居場所づくり事業です。
 令和7年5月7日、今年度の活動を開始するにあたり事前学習会が開催され、所属学生に加え、新規加入を希望する学生、顧問・副顧問の先生方、協同で活動する名護市職員の方々を含む計78名が参加しました。
 事前学習会は、ぴゅあが行う学習支援活動の意義や活動目標への理解を深め、中学生へ支援を行う際の具体的な留意事項や関わり方、約束事を確認することを目的としています。また、活動中の実事例をもとにした中学生への対応のあり方を考えるグループワークを行い、より充実した支援を届けることを目指しています。
 さらに今回は、令和7年2月に高橋拓人教室長と福知未悠副教室長が視察した神戸みらい学習室(神戸市垂水区:中学生を対象とした学習支援活動)及びしらゆりホーム(神戸市北区:児童心理治療施設)の報告会も行いました。
 神戸みらい学習室の報告では、支援団体としての組織運営を学んだことや参加する中学生と支援を行う大学生とのアプリを活用したマッチングにより円滑な支援に結びつけている事例などが紹介されました。次に、しらゆりホームで実際に子どもたちと過ごす中で、子どもや職員の方から学んだコミュニケーションの取り方や支援技術についての報告がありました。
 神戸視察の報告はぴゅあに参加する中学生との関わり方に参考となる点が数多く、参加者全員で有意義な情報を共有することができました。
 今年度からは新たな活動場所として名護中学校が加わります。さらに多くの中学生へ学習を通じた支援を行い、生徒が大きく成長していけるよう、今回の学びを活かして学生一同協力して活動に取り組んでいきたいと思います。

報告:名護市学習支援教室ぴゅあ副教室長 金城 望愛(スポーツ健康学科3年次、 沖縄県立名護高校出身)

視察報告.jpg

神戸での視察報告

グループワーク.jpg実事例をもとにしたグループワーク

集合写真.jpg全員で一丸となってがんばります!


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