沖縄の公立大学 名桜大学(沖縄県名護市)

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令和7年度 教育・養護実習出発式を開催

掲載日:2025年5月12日お知らせ , スポーツ健康学科 , 健康情報学科 , 国際文化学科 , 国際観光産業学科 , 看護学科

 令和7年5月8日、本館3階講義室1及びオンラインにて「2025年度教育・養護実習出発式」を開催しました。今年度は58名(英語20名、情報1名、商業1名、保健体育25名、養護11名)の学生が県内外で教育・養護実習を行います。
 出発式では、板山勝樹教員養成支援センター長から実習に向けての心得やエールが送られました。神田奈津子教員養成支援副センター長からは、実習の心構えおよび注意事項が伝えられました。
 各教科別の実習生代表挨拶として、池堂彩音さん(語学教育専攻4年次、鹿児島県・鹿児島純心女子高校出身)、横山颯人さん(情報システムズ専攻4年次、広島県立可部高校出身)、米増真さん(経営専攻4年次、沖縄県立那覇商業高校出身)、山岸未悠さん(スポーツ健康学科4年次、北海道・旭川明成高校出身)、大谷奈央さん(スポーツ健康学科4年次、広島県立広島観音高校出身)が実習に対する前向きな意気込みとともに、仲間たちへの励ましや感謝の言葉を述べました。出発式を通して、実習に対する不安や期待がありつつも、実習開始を前に、やる気に満ちた表情が見受けられました。また、参加した教職員からも激励の言葉やアドバイスをいただきました。
 最後に、受け入れてくださる実習先の関係者の皆様へ感謝申し上げます。学生たちの実習が実りあるものになることを期待しています。

報告:兼浜 千聖(教員養成支援センター 係員)

板山勝樹教員養成支援センター長より激励のことば.jpg

板山勝樹センター長より激励のことば

木村堅一副学長より激励のことば.jpg木村堅一副学長より激励のことば


実習生代表挨拶

池堂彩音さん(英語).jpg 横山颯人さん(情報).jpg 米増真さん(商業).jpg

池堂彩音さん
(教科:英語)

横山颯人さん
(教科:情報)

米増真さん
(教科:商業)

山岸未悠さん(保健体育).jpg 大谷奈央さん(養護).jpg

山岸未悠さん
(教科:保健体育)

大谷奈央さん
(教科:養護)

池堂彩音さん(教科:英語)

 教育実習を目前に控え、期待とともに、緊張や不安も感じていますが、それ以上に、学校現場で子どもたちと関われることをとても楽しみにしています。
 私自身、教育実習を通して、生徒が主体的に学べるような授業づくりを目指したいと考えています。そのために、生徒一人ひとりとしっかり向き合い、積極的にコミュニケーションを取りながら、生徒理解に努めたいと思います。
 また、教育現場では、「誰一人取り残さない」という姿勢がこれまで以上に求められています。学力や個性、背景の違いを越えて、全ての生徒が安心して学べる環境をつくるために、自分にできることは何かを考え、学んでいく期間にしたいと思っています。
 私たち英語科教職課程の学生は、これまで多くの先生方のご指導の下、教育実習に向けて準備を重ねてきました。実習は短い期間ではありますが、これまで積み重ねてきた学びや経験を生かして、どんな試練や課題にも前向きに取り組み、学びの多い、充実した時間にしていきたいと思います。
 最後に、これまで支えてくださった先生方・職員の方々、私たちを受け入れてくださる実習先の方々への感謝の気持ちを忘れず、全ての実習生にとって実りある時間になることを願っています。

横山颯人さん(教科:情報)

 私は他の教科と違って同じ学年に同じ教科の免許取得を目指す同級生がいませんでした。つらい時もありましたがその分手厚いサポートをしてもらいました。自分が後悔しないような有意義な時間にすることはもちろん支えていただいた方への感謝を忘れずに実習に臨もうと思います。
 私の好きな言葉の一つに「未来を変えられることはできないが過去を変えることはできる」という言葉があります。キングコングの西野さんがおっしゃっていた言葉です。一般的にいわれているのは逆だと思います。「過去は変えられないから未来を変えよう」でしょう。しかし、想像してみてください。10年後の未来を今変えようとしても変えられません。私は西野さんの言葉を、「過去は『糧』にすることができる」という意味だと解釈しています。試験に落ちた過去だったり、友達と恥をかいた過去だったり、私も教育実習にかかわる大切な書類を提出し忘れた過去があります。その節は多方面へ迷惑をかけてしまい本当にすみませんでした。そういった過去たちを糧としてしまえばネガティブな過去たちは俄然輝き始めます。あの時試験に落ちたから勉強をさらに頑張ったなとか書類をあの時忘れたから日誌で管理するようになったなとか。私たちは今この瞬間に未来を変えることはできませんが、過去を糧にすることができます。いまから実習に私たちは行きます。実習ではうまくいかないことがたくさんあるかもしれません。失敗することだってあると思います。担当の先生方から指導を受けることもあるかもしれません。でも大丈夫です。そういったネガティブな結果は、間もなく過去になり、そして私たちは過去を糧にすることができます。失敗を失敗として終わらせず、それを糧にアップデートすれば私たちはさらに成長できると思います。
 実習が終わった後私を含めここにいる全員が「教育実習」という最高の過去を手にしていることを願っています。

米増真さん(教科:商業)

 こんにちは。まず、この出発式に参加することができた自分と協力してくれた仲間達に拍手をお願いします。
 私は、商業学科ということもあり仲間が一人もいませんでした。しかも担当教員とマンツーマンという環境のなかで過ごしてきたので皆さんが羨ましいです。相談する相手もいないため何度もくじけそうになったのですが、何とか頑張り、この場所に参加しています。自分を一番褒めたいです。
 私が通っていた小学校、中学校は教育実習生が来る機会が何度かありました。運が良かったのか、実習生の皆さんは、素敵な方で今でも鮮明に覚えています。恐らく実習生の方々は覚えていないでしょう。我々、教育実習生はほんの2~3週間しかいないので生徒の顔は次第に忘れていくと思いますが、生徒は大人になっても覚えているかもしれません。先生も仰っていましたが名桜大学の代表として、そして先生として実習に望むわけです。生徒達は我々の行動をみています。だから、一つ一つの行動に責任を持って過ごしていきましょう。例えば、校内に落ちてるごみを拾ったり、出退勤しているときには信号を守る等、とにかく意外なところを生徒はみています。気をつけて行動しましょう。 最後に、熱心に指導して戴いた仲尾次先生ありがとうございました。また、これからもよろしくお願いします。

山岸未悠さん(教科:保健体育)

 教育実習は、私たちにとって実習生として学ぶ立場と、教員として生徒を支える立場の両方を同時に担うことになります。これから実習が始まるにあたり、緊張や不安、期待など、さまざまな気持ちが入り混じっていることと思います。私自身も同じように不安を感じていますが、その中でも「学び手」と「教え手」として、充実した時間を過ごすことができるように努めたいと思っています。 生徒にとって、私たち実習生も一人の教員であるという自覚を持ち、責任を持った言動をすることが非常に重要です。実習は教員としての自覚を深め、自己の成長を実感することができる貴重な時間であると感じています。責任を認識し、一つ一つの言動に対して意識的でいることが大切だと思います。
 また、教育実習は現場でしか得られない学びが多くあります。学校や教室の中で実際に生徒と接することで理論だけでは学べなかった実践力のさらなる向上を図る機会になると思います。そのため、素直な心を持ち、常に学び続ける姿勢を忘れずにいることが重要です。一つでも多くのことを吸収できるよう努めましょう。 実習では予期しないトラブルやうまくいかないことも多々あるでしょう。多くの仲間に恵まれこれまでも辛い時期を乗り越えて来られたと思います。実習の場所はそれぞれ異なりますが、困難な状況に直面しても、その仲間たちと支え合い、助け合いながら切磋琢磨していきましょう。
 さらに、実習先の学校や先生方、これまで支えてくださった指導教員、そして共に実習に取り組む仲間に対して感謝の気持ちを忘れずに過ごしていきましょう。現場での経験を通じて、教員としての自覚を深め、知識だけでなく、実践的なスキルや人間力も養うことができるでしょう。この貴重な機会を最大限に活かすために丁寧に、積極的に取り組んでいきましょう。

大谷奈央さん(教科:養護)

 去年、先輩方から教育実習での学びについてお話を聞いたときは、「まだ実習まで半年ある」と思っていましたが、いよいよ実習が始まるのだと実感しています。  入学当初は知識も何もない状態でしたが、気づけば2年次に進級し、専門的な看護学を学び始めました。そして3年次には、病院実習や学校体験活動などを通して、実践的な経験を積みました。 振り返ると、夜遅くまでみんなで包帯を巻き合ったり、授業準備やテスト勉強に取り組んだりと、大変なことも多くありましたが、この養護教諭組とともに頑張れたことがとても嬉しく、かけがえのない経験となりました。本当に多くの学びの場に恵まれてきたと感じています。
 今回の養護実習では、それぞれ違う場所での実習になります。これまでのように同じ場所で取り組むことはできないため、少し心細さもありますが、それぞれが課題を持ち、学びを深めていきたいと思います。また、現場の空気をしっかりと感じ取り、一人の養護教諭としての視点を持ちながら、子どもたちと向き合っていきたいです。一人ひとり異なる課題があると思いますが、何を学び取るかを明確にし、3週間、全力で学び、そして楽しみましょう!

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