2025年3月21日、シンガポールの南洋理工大学国立教育学院より招聘を受け、教育者や教員養成課程の学生を対象に、2つの実践的なワークショップを実施しました。
第1部「Speak, Connect, Thrive」では、ドーパミン、オキシトシン、セロトニン、エンドルフィンといった"幸せホルモン"の働きに基づく学習環境の工夫を紹介し、参加者は脳科学の観点から、モチベーションやポジティブな教室づくりの方法を体験的に学びました。終了後には「非常に実践的で、多くのアイデアが得られた」「とても活発で引き込まれた」といった声が寄せられました。
第2部「SPIN Stories」では、マジックフラッシュカードやストーリーボードを使った協働型ストーリーテリングを通して、創造力・言語力・社会情動的スキルの育成方法を学びました。参加者からは「マジックフラッシュカードのアイデアが素晴らしく、ぜひ授業で使いたい」「活動にもっと時間がほしかった」などの感想が寄せられ、大変好評を得ました。
両ワークショップを通じて、参加者は子どもたちの学習意欲を引き出す具体的な方法を習得し、今後の教育実践への意欲を高めた様子でした。
報告:タン エンハイ(国際観光産業学科 准教授)
熱心にグループワークに取り組む様子ワークショップ参加者