公立大学法人名桜大学

 

元外務省沖縄大使・野村一成氏による「特別講義」を実施しました


元外務省沖縄大使・野村一成氏による集中講義「国際学群国際文化特別講義」は、平成24年11月、12月、平成25年1月の3回に分けて行い、1月12日(土)に終了した。野村氏は1999年から2001年まで、沖縄に勤務して、2000年のG8サミット沖縄開催から終了までの業務を日本政府側の運営責任者の一人として、貢献した。沖縄勤務任期終了後はドイツ、ロシア大使として外交の舞台で活躍した。このような著名な方の講義に、11人の学生が登録した。講義名は「40年間の外交官体験を通した日本の国際関係」で、国際社会の問題と課題を取り扱った事例をあげて講義した。「日本外交の特質、平和と安全、経済、文化の関する関係、日本の課題」などが主な内容であった。受講生はなじみがうすい外交官の仕事と体験に熱心に聴く中で、日本と外国の関係に関する理解を深めた。

 今まで、沖縄県出身者の外交官試験に合格した外交官は、大正時代の田場盛義さん一人で、その後は一人もいない。そこで「沖縄県から外交官を目指す若者を育てたい」と野村氏の思いで、今回、本大学で講義を開設した。「沖縄県では、まだ国家公務員をめざす若者が少ない。県内の公務員だけを目標にするのではなく、中央の国家公務員試験も視野に入れて勉強してください」と、受講生を激励した。また、サミットの首脳会議の場所だった名護市の「万国津梁館」を活用して、沖縄サミッットの成果を生かしたコンベンション・アイランド作りを沖縄県に期待した。

総評:仲地 清(国際学群 国際文化教育研究学系 教授)


講義中の様子