公立大学法人名桜大学

 

サイアム大学タイ日文化研究センター・名桜大学国際文化専攻 国際シンポジウムを共同開催

 平成29年11月4日(土)名桜大学国際学群国際文化専攻は、タイの協定大学・サイアム大学において、日タイ国交樹立130周年記念を記念する国際シンポジウムを共同開催しました。
 
 始めに、名桜側から山田均教授が「日本仏教とタイ仏教の出会い―タイへ留学した日本人青年たち」と題した基調講演を行いました。仏教で結ばれた日本とタイという二つの国を往来した日本人の軌跡を振り返りながら、人間同士の相互理解をめぐる課題について考察する、まさに両国の国交樹立130周年記念イベントにふさわしい大変示唆的な内容でした。
 
 シンポジウムでは、第一部「アジアの文化接触」を主に名桜側教員が次の研究発表を行いました(副題は省略)。①高嶺司「オーストラリアにおける沖縄県出身契約移民労働者の足跡」、②照屋理「琉球・シャムとの交流」、③山田均「沖縄のタイ語教育」、④高田知仁(サイアム大学教員・主催者)「タイの螺鈿扉に見られる外国の影響」、⑤嘉納英明「日本の多文化共生教育のこれから」、⑥屋良健一郎「中世・近世日本の対外認識」、⑦李鎭榮「韓国における「多文化主義」の創造と意味」、⑧菅野敦志「中華文化復興運動にみる台湾の政治変容と華人社会」。
 
 今回は2年前に本専攻が海外(台湾・開南大学)で初めて主催した国際シンポジウムに続く国外での大規模な学術イベントでしたが、翌日の第二部・第三部に登壇する参加者も含め、会場はほぼ満席となり、成功裏に終えることができました。
 
 開催にあたっては、本学側では山田均先生、サイアム大学側では高田知仁先生を始めとする先生方によるご尽力がありました。そもそも、本シンポジウムのみならず、サイアム大学との協定締結自体が山田先生のお力によるものであったことからも、本学の東南アジア分野の教育研究を支えてこられた山田先生の数々のお働きに対して、専攻長として心より感謝の意を表したく思います。
 
国際学群国際文化専攻長 菅野敦志
 
 
 
 
 山田均教授による基調講演 
 シンポジウム終了後の記念写真