公立大学法人名桜大学

 

南開大学(中国天津市)にて中国語現地語学研修プログラムを実施

 平成29年9月16日(土)から23日(土)、中国天津市にある南開大学にて、中国語現地語学研修プログラムを実施しました。(参加学生:国際学群6人、スポーツ健康学科1人、看護学科1人) 
 本プログラムは中国語Ⅰ・Ⅱを履修した学生およびそのレベルに到達している学生を対象とし、海外での語学研修を通して、中国語のレベルアップを目的としました。南開大学では、「ベーシック中国語」、「プラクティカル中国語」のクラスを受講し、インプットとアウトプットの力を効果的に高め、他にも伝統文化体験、中国人学生との相互学習、国際交流でも充実した時間を過ごしました。
 また、本プログラムの「海外現地語学研修」という特色をいかし、語学留学や海外大学院への進学、就職に対するイメージの具体化等、参加した学生一人一人が将来のビジョンを拡げることができたと感じています。今後は教員のフォローアップにより、中国語運用能力のさらなるレベルアップを目指していきます。本研修は多くの方々のサポートによって実現しました。この場を借りて、お礼申し上げます。
 
 リベラルアーツ機構 外国語教育中国語/山城智史 
 
 
 
 
真剣な眼差しを向ける参加者 講義を受ける参加者
文化講座の開講 市内で楽しく買い物
修了証書を手に 最終日、那覇空港にて
 
 

( 南開大学キャンパス紹介  )

研修メンバーとキャンパス内にて キャンパス内 学食にて
キャンパス内 新講義棟にて キャンパス内 漢語学院北楼にて
新開湖から見たキャンパス 第一大講義棟にて。周恩来の銅像と共に
 
 
 
[  参加学生の声  ] 
 
「実体験を通して」
 古堅七都(看護学科4年次/沖縄県立名護高校出身/現代中国研究会)
 今回、研修プログラムに参加した理由の1つとして、中国国内でもトップレベルの大学である南開大学で特別講座を受講できることがあげられます。中国トップレベルの大学を自らの目で見たいという思いと、トップレベルの講義を受けて自らの中国語の能力向上へとつなげたいと思ったからです。また、実際に現地に行くことで中国の文化や、そこで暮らす人々の生活について自らの経験を通して知りたいという思いがありました。中国について知ることで中国人の考え方を理解し、将来は看護師として医療の現場で関わる際に、役立つヒントを得たいという思いもあり研修に参加することにしました。
 研修後、語学学習に対する考え方が変わったと思います。私は語学を学ぶことが好きですが、これまでは聞いて理解することができれば良いと思っており、話す部分にはあまり重きを置いて取り組んでいませんでした。しかし、今回の研修経験を通して、語学を用いて相手とコミュニケーションを取れることの楽しさを感じたことから、相手に自らのことを知ってもらうためにも「話す」という能力にも重きを置いて学んでいきたいと思うようになりました。
 また、今回は国際学群の研修参加メンバーの語学を学ぶ姿勢に刺激を受け、積極的に発言するように取り組んでいきたいと思いました。現地に行き、実際に体験することはとても大切だと改めて感じました。自らの体験を通しての学びは、ダイレクトに自分のものとなります。日常生活において、私は中国の方と接する機会がなく、地理的には近い国である中国について知らないことが多かったです。今回の研修を通して、中国の人々の優しさに触れることができ、親しみを感じるようになり、さらに知りたいと思うようになりました。
 今回、参加を迷いましたが参加することができて、本当に良かったです。国家間での問題はありますが、このような機会を通して人と人がつながり、お互いのことを知り理解できるようになっていくことを願っています。今後も中国語の学習を続け、基本的なことを学んだ後に、医療用語を学んでいきたいと考えています。現在、日本には観光や仕事などの理由で日本に滞在している中国人が多くいます。その方々が、医療機関を利用する際に、看護師として中国語を用いて情報提供をしたり、コミュニケーションをとったりと、少しでも安心して医療を受けることができるように手助けできる人になりたいです。
 
 
 
「自身の壁を明確化」
 佐藤清一(国際学群2年次/三重県立川越高校出身)
 現代社会では英語の他に、もう一つの言語能力が必要とされています。数ある言語の中で、近年目覚ましい発展をしている中国は英語と同様に、重要な言語になると考えています。このプログラムに参加したのは、現地の方はどのように言語を教育するのか知りたかったこと、現地の方がどの程度の速さで話しているのか、どのような言語を用いるかなどを、実際に自分自身で体験したかったからです。また、留学とはどのようなものかということを知りたかったためです。
 研修の前後では、語学を我が物にしようとする意識が変わりました。研修前では自身の語学の能力が、現地ではどの程度通じるのかを具体的に知ることができず、どのレベルを越えなければならないのかについて、あまり考察できませんでした。しかし、研修中に相手の話を聞くことができない、自身の話す言葉が通じないなど、実際に現地へ行くことで知ることができました。これにより、今後、自身が乗り越えなければならない壁を明確にでき、語学学習の意欲が向上しました。本研修に参加したことでわかったことがいくつかありました。そのうちの一つが、留学とはどのようなものであるかということについて、大まかではあるが想像できたことです。一ヶ月、半年、一年という期間に、どの程度、語学能力が向上するのか、この研修がなければわからないままでした。この研修を通じて、同言語を学習する仲間を見つけることができたことは、嬉々とすることでした。研修を通じて得たものを常に意識し、語学学習をしようと考えます。また、この研修では通常ならば会うことすら叶わない方々と会うことができ、彼らの話を聞いて、考え直さなければならないと思ったことがあります。それは、何か行為をするにあたり、その行為は自身のためではなく、人のためになる行為をすることです。語学学習やその他の行為についても、それを行った結果、得ることやものは、人のためであるというように考え、何事にも取り組んでいきたい。
 
 
「留学に向けて大きな収穫」
 具志堅彩華(国際学群2年次/沖縄県立読谷高校出身/現代中国研究会)
 この研修プログラムに参加した理由は、前回の海外スタディツアーに参加して、中国をもっと知りたい、中国語のスキルを高めたいと考えたからです。朝から午後までしっかり中国語の講義があるので、プチ留学生活を体験できることも魅力の一つでした。中国語圏に留学を希望していることもあり、実際に自分の目で見て、感じることができたことは大きな収穫になりました。中国語を話せたらもっと楽しい時間になっただろうな、と常に思っていて、言葉の壁が大きいことを知りました。中国人の友達に中国語で伝えたい、聞きたい、知りたいという思いが強くなりました。たかが一週間、されど一週間であり、私は一週間の滞在では体験できない、もっと深い本当の中国の生活や習慣、文化を知りたい(見てみたい)と思いました。今回の現地語学研修に参加できたことは、私自身の今後の目標や計画をより明確に考える材料になりました。留学生活を体験する機会に恵まれたことを嬉しく思います。中国語現地語学研修プログラムを企画してくださった山城智史先生、ありがとうございます。今後もこのようなプログラムがあれば、是非参加したいです。今回出会った南開大学の学生たちと連絡を取り続け、中国語学習のモチベーションを維持していきたいと思います。
 
 
「文化体験もすべてが思い出」
 石澤まどか(スポーツ健康学科2年次/新潟県・東京学館新潟高校出身/現代中国研究会)
 本プログラムに参加した理由は、現地で中国語の授業を受けてみたいということと、学生との交流、文化体験や8日間のプログラムを通して、より中国を身近に感じ、今後の現代中国研究会(サークル)の活動に少しでも繋がる経験をしたいと考えたからです。研修初日の授業では、すべて中国語で話されるので、先生の言っている内容がまったくわからず、抵抗感がありました。しかし、2日目、3日目と回数を重ねていくごとに、この抵抗感が軽減され、もっと知識を増やし、中国語を話したいという気持ちが強くなりました。8日間の現地語学研修は、とても楽しかったです。普段接する機会の少ない国際学群の人たちと一緒に参加できたこと、何よりも現地で中国語の授業を一週間も受けさせていただけて、とても貴重な経験でした。月餅作りや文化体験、食事もすべてが思い出に残る体験でした。
 
 
「留学生活に近い環境で学んで」
 仲村征弘(国際学群2年次/沖縄県立読谷高校出身/現代中国研究会)
 私は大学で中国語を習得して、将来は中国語を活かせる仕事に就きたいと考えています。そのために、中国への語学留学を視野に入れています。その事前準備として、実際の留学生活はどのようなものになるのかを体験したいと思い、この研修プログラムに参加しました。研修後は、ほんの少しですが中国語リスニング力が向上しました。なによりも中国人と話すことに心理的な抵抗がなくなりました。学習に対するモチベーションもあがっているので、この調子で中国語能力を向上させていきたいです。今回は授業カリキュラムが充実し、大学にいる時間が多かったため、実際の留学生活に近い環境で学ぶことができて良かったです。今後は、中国留学に向けてHSK資格試験の取得を目指します。留学後には中国語だけでなく専門知識を身に付け、名桜大学の卒業生として社会で活躍できる人材になりたいです。
 
 
「自分自身で感じることの大切さを痛感」
 黒木さくら(国際学群2年次/福岡県立香椎高校出身)
 私は、大学に来てはじめて中国語を学び、せっかく学んだものを使ってみたいと思い、この研修に参加しました。また、今は日本のどこに行っても中国の方が観光客としているため、その人たちと会話が少しでもできたらと考え、実際に中国に行き、「中国」という国について知るきっかけにしたかったからです。研修後、特に変わったことは「中国」という国に対する考えです。今まで私は、中国に対して少し偏見を持っていました。しかし、天津で私に接してくれた人はみんな優しく、道・地下鉄で「日本人ですか?」と笑顔で話しかけてくれて、とても気持ちが良かったです。日中関係についてさまざまな報道がありますが、それは一部だけだと感じました。現地について、自分自身で感じることの大切さを痛感しました。一週間という短い間でしたが、今までにないとても充実したものになりました。日に日に聞き取れたり、話せたりする単語が増え、楽しみながら学ぶことができました。講義で学んだことがすぐに生活で活かせるのが、留学の特権だと感じました。
 また、研修は中国に対する自分の考えを深めるきっかけになりました。中国語の語学力を向上させ、ある程度の会話ができるようになり、もう一度中国を訪れたいです。その際には語学だけでなく、文化の面なども一緒に学びたいです。そして、今回交流した南開大学日本語学科の学生と再会し、中国語で会話してみたいです。私は、学んだ中国語を将来の仕事で活かしていきたいと思います。
 
 
「『学ぶ意欲』が向上」
 国吉莉奈(国際学群2年次/沖縄県立浦添商業高校出身)
 私は、中国語の語学力スキルを向上させたいと考え、この研修プログラムに参加しました。研修後、私自身最も変わった点は、あらゆる面への「学ぶ意欲」です。今回の研修で語学以外の知識の重要性、必要性を痛感したことによって、大学の講義や私生活の面における姿勢や意識が変わりました。空き時間を有効に活用し、勉強時間に充てるようになりました。私にとって今回の研修は、私の考え方や普段の行動に大きな影響を与えてくれました。
 また、一人の日本人として、沖縄出身として、日本と沖縄の文化や歴史を学び、中国人の方に中国語で説明できるようになりたいと考えました。今後は日本語、英語、中国語の語学習得に力を入れるとともに、日本と沖縄の歴史や文化の知識を深めていきたいです。同時に外国語習得の際には、しっかりとした母国語の基盤があって初めて、外国語のレベルアップに繋げられることを実感しました。今回の研修を通して多くのことを得ることができ、とても貴重な機会となりました。
 
 
「価値観に大きな変化」
 國場拓郎(国際学群2年次/沖縄県立具志川商業高校出身/現代中国研究会)
 私は、中国語の授業を通して、中国への興味を持った一年次の頃から、実際に中国へ行ってみたいと思っていました。この研修は語学学習に重点を置き、国際文化交流もプログラム内容にあったので、参加しました。一週間という時間の中で、実際に中国語のレベルが劇的に向上することはなかったのですが、何よりも自分自身の気持ちに大きな変化がありました。学習に対する姿勢だけではなく、外国語に対する恐怖感がなくなりました。帰国後、アルバイト先で中国からの観光客に積極的に話しかけています。この一週間は、これまでの価値観に大きな変化を与えてくれました。中国という大国のスケールの大きさを感じ、また逆に日本、そして沖縄で当たり前と感じていたことが、実はどれだけ魅力的なことなのかも実感しています。この研修プログラムを企画してくださった先生方に感謝しています。
 今後は、この中国での経験を活かして、語学学習をより一層進めていきたいです。また語学だけではなく、将来の就職に向けてコツコツと勉強し、社会に貢献できる力を身に付けていきたいと思います。