公立大学法人名桜大学

 

平成28年度リベラルアーツ機構第1回FD研修会「二胡が奏でる中国伝統文化への誘い」を開催

 平成29年2月16日(木)、「二胡が奏でる中国伝統文化への誘い」と題して、名桜大学リベラルアーツ機構第1回FD研修会が本学多目的ホールで開催されました。今回は二胡奏者の上地エリサ先生、蘭茜先生を講師として招き、中国の伝統楽器の一つである二胡の歴史から中国文化を学び、大学全体で中国語教育・中国文化理解の雰囲気を高めることが主な目的でした。普段は教職員向けのFD研修会ですが、今回は「異文化理解」というテーマの性質上、学生と一般市民の方々にも無料開放し、総勢138人の方々にご来場いただきました。
 開会の挨拶では渡慶次正則教授(国際学群国際文化教育学系)より「二胡を通して中国文化を学びながら、音楽を鑑賞することで感性を磨いてほしい」と、リベラルアーツ機構の方針と今回のFD研修会の意義を述べ、また本学が推進している地域密着型の中国語教育として来春から始まる「中国語公開講座」を紹介し、幕を開けました。
沖縄の楽曲でステージが始まると、会場は一気に二胡の音色に包まれました。その後、上地先生と蘭先生から二胡の歴史、楽器の分類、沖縄三線と胡弓の相違点、中国における民謡と戯曲の分布図、日本における二胡の発展等の詳しい解説がなされ、二胡演奏を交えた内容豊富な一時間でした。また、二胡体験コーナーでは海外スタディツアー(リベラルアーツ機構主催-中国:北京・天津)に参加する学生も登壇し、初めて触れる二胡に緊張しながらも、上地先生と蘭先生から手ほどきを受けながら、異文化体験の感触を目に見える形で楽しみました。
 閉会の挨拶では木村堅一教授(リベラルアーツ機構長)から「現在、沖縄県は中国人観光客の増加に伴い、それに対応する人材の不足という課題に直面しており、本学としては学生に中国語習得・中国文化理解を通して地域の課題を理解し解決するための力をつけてほしい」と、今回の二胡演奏が「中国伝統文化への誘い」として大きな役割を果たしたこと、これからの本学における地域貢献型の中国語教育推進の必要性を述べ、FD研修会の幕を閉じました。
 
山城 智史(リベラルアーツ機構 上級准教授)
 
 
 
蘭氏(左)が持つ楽器を説明する上地氏(右) 素晴らしい音色を披露する両氏
二胡に初めて触れた学生(中央)へインタビュー 多くの受講生が参加しました