公立大学法人名桜大学

 

公立中学校英語教員採用試験に本学卒業生2人が合格

 
高知県中学校教員採用試験合格体験記
 
 平成29年度高知県教員採用試験において、中学校の英語の枠で合格することが出来ました。試験内容としては、1次試験は、筆記審査(専門教養と教職・一般教養)と個人審査があり、2次試験では、筆記審査(学習指導案作成)と実技審査(与えられたテーマについて、グループでディスカッションし、それについての質疑応答)と面接審査(模擬授業と口頭試問及び個別面接)がありました。
大学在学中の試験対策としては、まずは受験する県の過去問を解き、出題形式や傾向を把握し、参考書を利用して、ひたすら勉強しました。大学の講義でも採用試験につながる内容がたくさんあったため、その内容とリンクさせ勉強をしました。また、教育実習で学んだことは本当に大きいと思います。その経験を通して学んだことや自分の教師に対する思いを面接などで生かしました。
 卒業後はすぐに高知県で臨時教員として中学校で働いていたため、勉強できる時間は、夜だけでした。しかし、学校で働くということは、毎日が勉強で、様々な問題に対して、教師という立場で周りの先生方と協力しながら考えることができました。この経験は、面接の時に大きく影響したと思います。また、大学時代に勉強した内容が残っていたため、教職・一般教養の範囲は、変化があった部分だけ学習しました。そこで、特に専門教科に重点をあて、過去問を何度も解いたり、苦手分野の克服を行いました。面接練習や模擬授業対策は、勤務先の先生が協力してくれ、アドバイスをもらうことが出来ました。
 教員になる道は、決して簡単なことではないと思います。私も、この先どうなるのかなと不安になったことはたくさんありました。しかし、そのとき努力したことは必ず成果として表れます。後輩の皆さん、友人や大学の先生方など様々な人たちにアドバイスをもらい、夢に向けて頑張ってください。私も今後も学び続ける姿勢を大切にし、常に全力で取り組んでいきたいと思います。
 
片岡 由佳(2016年3月卒業、高知県立中村高校出身)
 
 
 
沖縄県中学校英語教員採用試験合格体験記
 
 現在、大学院と並行して名桜大学の学部科目等履修生として教職課程を履修しています。今年度、実施された沖縄県公立学校教員候補者選考試験の中学英語において合格することができました。採用試験に向けてどのような対策を行ったか紹介したいと思います。
 試験に向けて教職教養、沖縄県の教育施策などの知識を習得する必要がありましたが、私は採用試験に向けた勉強を今年の3月ごろに始めたため、とにかく時間がありませんでした。限られた時間を最大限有効に活用するために、一次試験、二次試験と共通して、ある程度知識を得た後、過去問を分析してよく出題されている傾向のものを重点的に勉強するかたちを取りました。この対策の仕方が結果的に功を奏したと思います。英語に関しては英検で例えると準1級から1級程度のレベルだと感じました。沖縄県では一次、二次試験で4技能全ての試験がそれぞれあるので、何かを重点的に勉強するというよりは総合的な英語力を身につける必要があると思います。
 全体的に対策は不十分だったと思ってはいますが、今回初めての受験で合格を勝ち取ることができました。沖縄県の教員採用試験が倍率の高い厳しい試験であり、大学院生としての研究も行う必要があったため、今年、採用試験に向けて本格的に勉強をするか迷っていたことにより試験対策を開始するのが遅くなってしまいました。しかし大学でこれまでお世話になってきた先生方に恩返しするために名桜大学の学生という立場で一発合格を目指すと決め、勉強を始めてからは絶対に今年で合格するつもりで打ち込みました。また、大学院での学びも、思考力や書く力を鍛え、教師という職に対する熱意や目標を確立させることに役立ったと思います。結果、無事合格することができ、大学の先生方も喜んでいただき、とても嬉しく思います。
 学生時代こそ勉強する時間をたっぷり持てると思います。教師を目指す名桜大学生の皆さんもやるからには現役合格にこだわり、自分を信じて採用試験に向けた勉強に取り組んで欲しいと思います。また、是非大学院へ進学し学びを深め、専修免許状を取得することを目指すのもひとつの選択肢としてお勧めしたいです。
 
城間 元喜(2015年3月卒業、沖縄県立名護高校出身)
 
 
 
 
中学校英語教育実習担当教員のコメント
 
 城間元喜くん、片岡由佳さん公立中学校英語教員採用試験合格おめでとう。昨年の東京都中学校英語教員採用試験に合格した奥村薫さん(2015年3月卒業、沖縄県立那覇高校出身)に続いて、今年は二人も合格者がでて、ダブル快挙です。私が2004年に名桜大学に赴任してから長い間、英語の教員採用試験に合格者がいませんでした。最近の学生の活躍や能力には目を見張るものがあります。
 城間くんは、教職課程に本格的に取り組んだのは4年生の時で、大学院に所属しながら教育実習を行うややスロースタータの形で始まりましたが、現役学生で難関の沖縄県中学校教員採用試験を合格したのは、すばらしいことです。さらに、地元の名護高校出身であり、北部地区の学生たちに勇気を与える結果です。
 片岡さんは、現役学生の時から図書館にこもり、ずっと教員採用試験の勉強をしていたことが印象に残っています。今年の3月に卒業して、高知県の約8倍の教員採用試験にこんなにも早く合格したことに、本人の努力と実力に改めて驚かされました。本部中学校での教育実習では堂々とした授業で生徒の扱いもうまいし、教員には向いていると思います。自信を持って、教員の道を突き進んでください。
 最後に、少数ではありますが本務教員として名桜大学の卒業生が、全国各地で活躍を始めています。今回の二人の快挙は、名桜大学で努力すれば、教員採用試験に合格することができることを示してくれた素晴らしいニュースです。
 
 国際学群国際文化教育研究学系 渡慶次正則 教授