公立大学法人名桜大学

 

第2回世界ウチナーンチュ学生サミット(The 2nd Worldwide Uchinanchu Student Summit—WUSS)を開催しました

 平成28年10月9日(日)、SAKURAUM6階 A・Bホールにて、名桜大学国際交流センター主催、沖縄NGOセンター協力のもと、第2回世界ウチナーンチュ学生サミットを開催しました。
 当サミットは、沖縄県内における地域社会の国際化を促進するため、毎年沖縄へ留学する沖縄県出身海外移住者子弟等研修生や県費留学生を集め、各国の沖縄移民・コミュニティの紹介、また沖縄県民とのディスカッションや交流などを通して、相互理解を深め、沖縄の未来やお互いの絆について考える機会を提供することを目的としています。なお、サミット当日は留学生31人、実行委員20人(名桜大学生)、一般の参加者134人の総計185人の参加者で、一般からの参加者には高校生から高齢者まで幅広い年齢層の方々が参加しました。 
 当日のプログラムでは、オープニングアクトとして、名桜エイサーの演舞し、参加者を熱烈に歓迎しました。開会式では実行委員長の城間美貴さん(看護学科3年次、沖縄県立浦添高校出身)から開会の挨拶、来賓の稲嶺進名護市長、住江淳司副学長の挨拶後に、各市町村の研修生と県費留学生の紹介を行いました。それから、参加者全員のアイスブレイクで緊張をほぐした後に、沖縄移民歴史のプレゼンテーションを行いました。ここでは、県系人移民や日系人移民から沖縄移民の歴史について、ハワイ、ブラジル、カナダで起こった排日運動を事例に学びました。次に、海外旅行や留学経験のある名桜大学生4人と各国の留学生2人ずつ(ペルー、ブラジル、ボリビア、アルゼンチン、ハワイのみ1)でトークセッションを行いました。休憩を挟んで、意見チャンプルータイムでは移民プレゼンテーションに関連した移民クイズを出題し、5人ずつのグループを作り、3つのテーマについて話し合い意見を発表しました。テーマは「沖縄の魅力」、「ウチナーンチュってどんな人?」、3つ目のテーマではそれぞれのグループを沖縄に住む家族として、経済的な理由で沖縄に住み続けられなくなり、移住しなければならないという設定で「どこの国に移住しますか?そして、その移住先でどのように暮らしていきますか?」でした。参加者同士の活発な意見が飛び交い、非常に活気が溢れるなか、お互いの立場や考え方に理解を深めました。
 交流会では、高嶺司国際交流センター長の開会挨拶と乾杯の音頭でスタートし、国際バイキング&ゆんたくタイム、留学生と日本人によるパフォーマンスタイム、ウチナーンチュ大会関連イベントのPRタイム等々の様々な催しが行われました。国際バイキングではメキシコ料理、ペルー料理、日本料理があり、ドリンクにはインカコーラやガラナなどの国際色豊な飲食物が提供されました。パフォーマンスタイムでは三線の演奏、Haisai Latinaによるバチャータ、留学生による伝統のダンス・空手が披露され、大いに会場を盛り上げました。
 閉会式では、留学生、研修生、実行委員へ参加証書の授与を行い、副実行委員長の呉屋静樺さん(スポーツ健康学科3年次、沖縄県立普天間高校出身)が閉会の挨拶を行った後に、参加者全員で記念撮影をして終了しました。
 
感動のフィナーレ!参加者全員で記念撮影
感想
 
 今回のサミットに実行委員としてだけでなく実行委員長という立場で関わることができて、私自身にとってとてもいい経験になりました。実行委員として参加した理由として、私は県系人と関わりがあったので沖縄県民に対して、世界にいる沖縄人の存在や築いてきた歴史を伝え、「沖縄人とは何か」、「沖縄の心とは何か」を考えてほしいと思いました。サミット後、参加者だけでなく実行委員からも、沖縄や世界の沖縄人のことにより興味を持ったという声を聞いて、とても嬉しくなりました。これからも世界の沖縄人のことを伝え続け、みんなの架け橋になれるような活動をしていきたいと思います。また、今回のサミットによって沖縄人同士の心を一つにすることができたと感じました。
 
第2回世界うちなーんちゅ学生サミット実行委員長 城間 美貴
 
 今回、副実行委員長としてWUSSに携わることができて、たくさんの出会いや文化交流など、貴重な体験ができて本当に良かったです。サミット前日は、海外からの研修生と対面し、それぞれの国の習慣や文化について聞くこともでき、更に南米の国に興味をもつことができました。その中でも驚いたことが、ボリビア研修生たちの日本語の上手さでした。ボリビアには、沖縄移住地があり、小さな頃から住んでいるため、日本語を話すことはごく普通のことで、なかには仏壇を持っている家庭もあるそうです。やはり、日系移民本人から直接お話を伺うことによって、より私自身が海外のウチナーンチュともつながっているのだということを実感できました。このような体験も、サミットに参加したからこそ得ることのできた経験なので、今回サミットに実行委員として関われたことを誇りに思います。
 サミット当日は、予想していたよりも多くの方々に参加していただきました。なかでも印象に残っているのが、バイキングタイムに、研修生たちが自ら進んで一般参加者と交流を行っていたことです。自国の文化に関する内容や、沖縄県人の移住地での生活の様子などについて話していて、聞いている一般参加者の方も勉強になったと仰っていました。サミットの1番の目標でもあった、「楽しみながら交流する」ことも達成できたので、本当に満足のいくサミットだったと思います。
 
第2回世界うちなーんちゅ学生サミット副実行委員長 呉屋 静樺