公立大学法人名桜大学

 

H27年度 第5回 高齢者・在宅ケア情報交換会報告

 
 
平成27年度 第5回 「高齢者・在宅ケア情報交換会」報告
~「お泊りデイサービス」の現状と課題~

 
 今回は、名護市三原にある「デイサービス 久志交じり」を訪問し、「お泊りデイサービス」の現状と課題について意見交換を行いました。参加者は通所介護関連の管理者や職員で、在宅ケア実習でもお世話になっている方がいらしてくださいました。
 最初に簡単な自己紹介を行い、施設見学では日中のデイサービスが実際に行われているホールと、その奥にある夜間の宿泊空間(個室)を見学させていただき、その後、管理者の比嘉さんより、会社の設立概要、自主事業「お泊りサービス」の内容、「お泊りサービス」を始めた理由の個別の事例などの説明・紹介がありました。
 意見交換では、法的基準はどうなっているのか、経営的に採算が合うのか、夜間での救急対応はどうするのかなどの質問や、地域では施設も人員も不足していて「住み慣れた地域で生活したい」という利用者のニーズに追いついていけない現状があること、さらにそうした現状ではケアの質も向上させることが難しいなどの課題も見えてきました。昨今注目されているサービスだけに、皆さん熱心に耳を傾けられ、質問内容も具体的なものや互いの施設の状況など、有意義な意見交換会となりました。
 参加の皆さんは、高齢者おひとりおひとりの思いを組み込んだ生活を真剣に考えており、その熱い思いが十分に伝わる意見交換となりました。また、介護スタッフの不足については、どこの施設も深刻な課題ですが、大学教員の方から、看護学科の学生にボランティアやアルバイトとして要請してはどうかという提案があり、新たな連携の希望も見いだされたのではないでしょうか。
 次回は3月に、看護学科4年生の「高齢者・在宅看護領域の卒業研究発表会」(名桜大学)を予定しています。
 
 
高齢者在宅看護領域:永田美和子、佐和田重信、八木澤良子、吉岡萌、安仁屋優子
 
 
 
 
         
管理者より施設サービスの紹介           個室の「お泊り」空間を見学