公立大学法人名桜大学

 

教育・養護実習報告会を実施しました!

教育・養護実習報告会

 2015(平成27)年12月11日(金)18:15~19:45、講義棟209~212・301~304教室にて教養・養護実習報告会を行いました。
 この報告会の目的は、一つに、教育・養護実習生が自らの体験を振り返り、自己の研究・実践上の課題等を再認識し、今後に活かす機会とすること、二つに、来年度の教育・養護実習予定者がその様子を先輩たちから事前に聞くことで、できるだけ多くの情報を収集し、教育・養護実習中に対する見通しを持つ機会とすることです。実習を終えた学生と実習予定者が学び合う良い機会となりました。
 本年度の実習生は、英語科18人、商業科2人、情報科1人、保健体育科27人、養護19人、計67人でした。
 本年度は7教室に分かれ、一人5分程度の報告が行われました。教育・養護実習を終えた学生からは、「生徒理解」、「積極的に生徒に声をかけ、関係をつくっていくこと」、「教材研究はもちろんのこと、板書の計画とその練習」、「子どもへの臨機応変な対応」等の重要性が語られました。教育・養護実習予定者からは、多くの質問が出され、先輩たちの経験を自らの実習に活かそうとする姿勢が見られました。
 本学の教育・養護実習は、地域連携の一環として、名護市近郊の小・中・高等学校で行われることを基本としており、その取り組みも一定程度定着してきたように思います。
 今回の報告会等を踏まえ、来年度の教育実習も実り多きものになることを期待いたします。
 
 
             総評:教員養成支援センター 副センター長 板山 勝樹
 

教育実習を終えた学生が実習での成果を報告しました

先輩の体験に耳を傾けメモをとる後輩学生

 

養護教諭の魅力を実感した教育実習

実習校:沖縄県立那覇西高等学校 実習科目:養護
安谷 春野(看護学科4年次、沖縄県立那覇西高校出身)
 
 
 私は、2015(平成27)年6月1日(月)~6月26日(金)までの4週間、母校である那覇西高等学校で教育・養護実習をさせていただきました。初めは、緊張や不安で押しつぶされそうになりましたが、先生方の温かい指導のもと、沢山の生徒と触れ合っていく中で、とても学びの多い実習となりました。
 実習を通して、養護教諭の役割・業務の重要性を実感することができました。保健室来室者の対応では、生徒の訴えからアセスメントし、優先順位をつけて対応している様子から、養護教諭の専門性を学ぶことができました。中には、クラスに馴染めない生徒や家庭の問題などの複雑な問題を抱えた生徒も少なくなく、現代的な問題に対応していくことが求められていると感じました。また、保健委員を筆頭に、生徒が積極的に健康に関するポスターを作成し、校内放送で呼び掛けをするなどして、生徒自身で健康を意識させる取り組みを行っており、養護教諭は専門性を持つだけではなく「教育」といった面でも重要な役割を果たしているということを学びました。
 養護教諭の魅力を実感した4週間であり、この実習で学び、得たことをこれからの夢の現実に活かしていきたいと思います。ご指導いただいた先生方、那覇西高等学校の皆様、そして陰で支えてくださった皆様、本当にありがとうございました。
 

保健指導を終えた後

受け持ちクラスの生徒からいただいた寄せ書き

 

自己発見の4週間

実習校:宜野座村立漢那小学校 実習教科:養護
松尾 絵里菜(スポーツ健康学科4年次、福岡県立八幡中央高校出身)
 
 
 私は、宜野座村立漢那小学校で2015(平成27)年4月20日(月)~5月22日(金)までの約4週間、養護実習をさせていただきました。4週間の1日1日に多くの学びがあり、今回の実習を振り返ると確実に成長したと実感できるものになりました。学校現場に実際に入り感じたことは、養護教諭は学校全体の健康を支えるために様々な方法で働きかけを行う必要があり、求められているものも多様化しているということです。養護教諭は、時代の変化に上手く対応していくために日々の学びが重要なのだと感じました。
 また、今回の養護実習を通して、様々なことを学び、一方でとともに自分自身に足りていない多くの課題を発見することができました。この課題は、実習が終わった今どうにかできるものばかりではなく、現場に入って、経験を通して身についていくものが多いと思いますが、現場に入る前から自分に足りないものを理解しておくことは自己の成長への近道になると思います。教育実習は自分を見直し成長していくための自己発見の場でもあると思うので、来年度教育・養護実習を行う皆さんは、これらを意識し実りある有意義な実習を行ってほしいと思います。
 最後に、担当教諭をはじめとする漢那小学校の皆さん、名桜大学の先生方にご指導いただきましたお陰で充実した4週間を送ることができ、経験という貴重な財産を得ることができました。本当にありがとうございました。
 

模擬授業での板書の様子

5年生での研究授業風景

 

4年間の集大成

実習校:名護市立大宮中学校 実習科目:英語
青木 里佳(語学教育専攻4年次、新潟市立万代高校出身)
 
 
 私は、平成27年9月1日(火)から9月25日(金)の16日間名護市立大宮中学校で教育実習をさせていただきました。 
 授業実践は、1年2組から5組の4クラスで研究授業を含む26時間の授業をしました。4クラスそれぞれに個性があり、チャイムと同時に授業が始まるクラスもあれば、5分経って授業モードになるクラスもありました。1つの発問に対して返ってくる答えは様々です。そのような中で準備したものプラスαで臨機応変さが求められました。一つ一つの授業の「本時のねらい」をはっきりさせ、毎回の軸にすることで堂々と授業に挑めたと思います。そして、短い期間で現場の先生方のように1日3コマ、4コマの授業を任せていただき、PROGRAM5の6ページ全範囲を4クラスで授業実践するという貴重な経験ができたことを光栄に思います。 
 来年、教育・養護実習を控えている後輩の皆さん、生徒から見れば私たちは一人の先生に変わりありません。一教師という自覚をもち、生徒と全力で関わってください。そして、教育現場は、日々が目まぐるしく過ぎていきます。生徒と密な時間を過ごすためにも事前の教材研究をおすすめします。4年間の集大成です。たくさん悩み、思い切り楽しんでください。 
 最後に、この場をお借りしてお礼申し上げます。4年間ご指導いただいた名桜大学の先生方、お忙しい中、教育実習を引き受けてくださった大宮中学校の皆様、そして私を支え、応援してくださった皆様、ありがとうございました。
 

担当クラスでの研究授業風景

実習最終日の帰りの会

 

貴重な体験となった教育実習

実習校:本部町立伊豆味小中学校 実習科目:保健体育
白川 愛結美(スポーツ健康学科4年次、長崎県立壱岐高校出身)
 
 
 私は2015(平成27)年8月31日(月)~9月18日(金)までの3週間、本部町立伊豆味小中学校で教育実習をさせていただきました。
 実習期間中の2週間は運動会練習と運動会があり、行事を通して先生方の取り組みや生徒の活動など、今まで知らなかった部分も見ることができました。「体育教師は学校の要である」というお話を指導教員の先生から様々な場面でしていただき、体育教師の役割と重要性を間近で学ぶことができました。授業実践では、卒業研究論文へのご理解とご協力をしていただき、「長距離走」の授業を行いました。授業の日程を変更していただくなど先生方には大変迷惑を掛け、生徒も運動会練習や地域行事の準備などでかなりきつかったと思いますが、生徒の授業に臨む真剣な態度に助けられ、授業を進めることができました。生徒を対象に50分間授業を行うことが初めてで、上手く授業をすることができるかとても不安でしたが、指導教員の先生に授業づくりの基本や「場の設定」の重要性など多くのご指導とアドバイスをしていただくことで、よりよい授業を行うことができました。実際に授業をしてみないと分からない難しさを経験し、改めて自分自身の力不足を痛感しました。
 3週間という短い期間でしたが、先生方や生徒との関わりの中で教職の楽しさや難しさを実感することができ、改めて教師になりたいと強く思いました。伊豆味小中学校の先生方や生徒に心から感謝したいと思います。
 
長距離走の授業風景

長距離走の授業に取り組む筆者