公立大学法人名桜大学

 

平成27年度国際学群 国際文化専攻・語学教育専攻[現地実習 ハワイコース報告]

現地実習ハワイコース総評

 今回のハワイ大学での現地実習は名桜大学と琉球大学との協力体制で実施され、費用の削減や実習の計画、実施など双方にとってそれは有益なものとなりました。琉球大学の東矢光代先生、George MacLean先生、Chris Davis先生のご協力に感謝申し上げる次第です。特にMacLean先生には具体的な計画立案・実施に貢献していただきました。また、名桜大学でのすべての関係者、渡慶次先生、中村先生、クックルマン先生、津嘉山先生にも感謝申し上げます。山里勝己学長にはハワイ大学との強力な絆をこの現地実習に生かしていただきました。諸見里安晴氏には煩雑な事務関係を処理していただきました。ハワイ大学のコーディネーターJulie Fujimotoさん、沖縄学センター長のJoyce Chinen先生にも感謝申し上げ、実習実施において最初から最後まで努力、貢献していただいた与那覇恵子先生にも心より感謝します。

 参加学生の山内遥香さん、水口唯さん、古堅由佳さんはマノアキャンパスでハワイ大学の講師陣からハワイの歴史、文化、言語などを学び、フィールドトリップを通して直にその自然、文化、政治、日常生活を体験しました。この経験は彼らにアイデンティティを自覚させ、新しい視点を獲得させ、さらに世界への視野を広げさせてくれたことでしょう。ハワイでの現地実習がこれからの彼らの人生を豊かにしてくれることを願っています。アロハ^^, 

総評:Norman Fewell (国際文化教育研究学系 語学教育専攻 上級准教授)

 

 ハワイ現地実習の良さとして次の3点を挙げたいと思います。①学期が開始されておりハワイ大学の学生と共にキャンパスライフが体験できた。②ハワイ大学の教授から現地の歴史、文化を学べた。③2ドル50セントのバスを利用して大学の周りの様々な観光地へ学生が自分で気軽に行くことができた。さらに私が良かったと感じた点は、沖縄を学ぶこともできたことです。ハワイには沖縄系移民が多く、その社会はハワイ人や白人の他に日本人、韓国人、中国人、ポリネシア人と多様な移民で構成され、各自がその文化やアイデンティティを大切にしながら調和して生きています。移民の歴史に沖縄の苦難の過去を学び、ハワイの歴史に太平洋諸島の人々の悲しみを見る。オアフ島近くの島が米軍の砲撃訓練により水源が破壊され人の住めない島になっている現実は、国道越えの米軍射撃訓練により人の入れない山がある沖縄の現実を思い起させます。外国を知る旅は自分自身を知る旅でもあります。だからこそ「可愛い子には旅をさせよ」との格言があるのでしょう。

 今回の現地実習は琉球大学の教授陣無しには実現し得なかったものであり、また、その仲介役を果たされたノーマン先生の努力、貢献無くして実現し得なかったものであります。上記の彼のコメントは一番の貢献者でありながら周りの人への感謝ばかりでその誠実な人柄をよく表しています。さて琉球大学は2年に1回の現地実習であり来年は名桜大学のみとなります。多くの学生の参加により今回以上の成果をあげたい。参加学生の山内遥香さん、水口唯さん、古堅由佳さん、ありがとう。この体験から学んだことをこれからに生かしてください。

アロハ^^、

総評:与那覇恵子(国際文化教育研究学系 語学教育専攻教授)

 

実習中、ハワイ州知事のイゲ知事を訪問し交流しました ポリネシアン文化センターにて。現地の方と共に

 

肌で感じるハワイ 山内遥香(国際文化専攻4年次沖縄県立北山高校出身)

 私たち英語圏コースは、9月10日(木)から27日(日)まで約2週間、学生3人、引率教員2人でハワイのオアフ島に行きました。今年は名桜大学だけでなく、琉球大学の学生16人、引率教員2人ともホノルル国際空港で合流し、実習を行いました。

 まず初めに、ハワイ大学マノア校でオリエンテーションを行い、2日目に大学のキャンパスツアーに参加しました。大学は敷地面積が大きく、教室や施設がどこにあるのか覚えるのに苦労しました。平日は、1日2時間から4時間の講義があり、ハワイの文化、歴史、言語、芸術(ダンス、レイ作り、ブレスレット作り)などを主に学びました。また、講義だけでなく、野外学習もプログラムに組み込まれており、オアフ多文化ツアー、ポリネシアン文化センター、パールハーバー見学などがありました。講義の中で特に面白かったのは、ハワイアンダンスの講義です。初めて本格的なフラダンスを踊ったので、とても難しかったのですが、優しく指導していただき、楽しみながら踊ることができました。また、ハワイアンダンスはダンスの動きで歌詞の意味を表しているということがわかり、とても興味深いなと感じました。ポリネシアン文化センターでは、ポリネシアン系の人々の踊りや習慣を肌で学び、ナイトショーも楽しみました。迫力のあるファイヤーダンスに圧倒されました。

 土日、平日の午後のほとんどが自由行動になっていたため、琉球大学の学生とワイキキの近くでショッピング、引率教員と一緒にビーチでボディーサーフィン、またドライブを 楽しんだりしました。その中で面白かったのは、オアフ島の北側に位置するノースショアというところに行き、ハワイで有名なかき氷とガーリックシュリンプを食べたことです。エビはすぐ近くの池で獲れたもので、身がぷりぷりしていてとてもおいしかったです。

 現地実習を終えて感じたことは、ハワイと沖縄の関係性や相違点などです。沖縄出身の移民が多いということもあり、習慣は似たところが多くあったように感じました。でも、沖縄の移民について私はあまり知識がなかったので、もっと勉強したいと感じさせる実習となりました。

 

ノースショアにて(左から2人目が筆者) かつて官庁舎として使われたいた建物アリイオラニ・ハレの前で