公立大学法人名桜大学

 

協定校・文教大学との学術研究交流会実施報告

 私たち名桜大学国際文化専攻の学生交流代表団(引率教員:菅野敦志上級准教授)は、平成27年度学長特別政策経費の補助(学生・教育支援等プロジェクト経費「文教大学で「国際」・「東アジア」・「沖縄」を考える」)をいただき平成27年10月8日(木)-9日(金)に協定大学である文教大学で表敬訪問および学術研究交流会を行ってきました。

 10月8日には椎野信雄副学長への表敬訪問と意見交換、国際学部・山脇千賀子ゼミとの学術研究交流会があり、両大学が沖縄に視点を当てた発表をそれぞれ行いました。私たちは夏の現地実習東アジアコースで得た経験から「台湾からみた沖縄」をテーマとして発表しました。発表を通じて、言語の移り変わりや、かつて方言札が使われていた事実など、台湾と沖縄との間の共通性も再認識することができました。また、台湾の統一・独立問題から、沖縄の場合も将来的な“独立”の可能性はあり得るのかという議論にまで発展しました。沖縄の中だけではわからなかったことが、台湾という他の地域から見つめ直すことによって沖縄をより深く理解することができたと思います。

 10月9日は奥田孝晴国際学部長への表敬訪問および沖縄の諸問題について意見交換を行いました。辺野古問題の議論の際、2人の本土出身者には、沖縄に進学する前と後でそれらの問題に対する感じ方の差異について意見を求められました。マスコミの情報のみを見聞きしていた来沖前と、来沖後実際に自分で見聞きした後では問題に対する意見が異なってくることにも気づくことができました。

 交流会の成果報告は名桜祭の学術研究発表で行いましたが、この2日間を通して、ある特定の地域について考えるとき、その地域に直接赴いて「近くの視点」からとらえることと、その地域から離れて「遠くの視点」でとらえることの両方が必要であるということを学びました。名桜大学の代表として協定校との友好を深めるお手伝いができたのも、学長特別政策経費による補助をいただいたおかげです。このような貴重な機会を与えていただきありがとうございました。

名桜・文教合同研究発表 椎野信雄副学長へのプレゼント贈呈 奥田孝晴国際学部長(前列中央)表敬訪問

 

報告:国際学群国際文化専攻 4年次 津波竜樹(沖縄県立読谷高校出身) 

3年次 正林結(大阪府立池田高校出身) 

名嘉眞聖羅(沖縄県立与勝高校出身) 

伊藤俊弥(岩手県立水沢高校出身)