公立大学法人名桜大学

 

大谷ゼミと東京学芸大学で合同ゼミを開催

 平成27年6月18日(木)、国際学群観光産業専攻大谷ゼミと東京学芸大学の吉冨ゼミ、正木ゼミで観光に関する合同ゼミを開催しました。
 内閣府沖縄総合事務局では平成27年から「沖縄観光インフラカード」を発行しており、これは沖縄観光を支える道路や空港などの社会基盤、そして道の駅や公園、観光施設の情報発信、そしてインフラそのものが新たな観光資源になるように企画されたものです。そのカードの作成とデザインを担った東京学芸大学吉冨先生と正木先生、大阪大学の前迫先生に来学していただきました。
 合同ゼミでは、まず発行者である担当者から事業の概要について報告していただき、正木先生はカードデザインに込められたメッセージを解説、吉冨先生とそのゼミ生からはカードの効果と、その活用による観光ルートを発表していただきました。その後、私がカードの取り組みを観光対象、ツーリズムの形態と市場性などの観点から説明し、大谷ゼミの学生が学芸大生作成の観光ルートに対して意見を述べ、修正案を提示するとともにディスカッションを行いました。その後の懇親会でも、それぞれの分野から意見を交わし、活発な交流をすることができました。
 カードの導入によって「インフラ」の観光対象化が進むと、観光メニューの増加および認知度向上、新たな動態に伴う一般的な観光振興などが沖縄観光への効果として考えられます。また、インフラカードは資源と観光者を結ぶコミュニケーションツールとしても捉えることができ、その活用方策を異分野間、すなわち環境展示論を専門とされる吉冨先生、グラフィックデザインを専門とされる正木先生に観光研究を加えた学際的な調査研究で探ることは非常に有効であると思います。学生のアイディア発案や交流も継続的に行い、今後の共同研究の発展を期待しています。

総評:大谷 健太郎(国際学群 観光産業教育研究学系 上級准教授)

 

 

<学生の声>

 東京学芸大学の2つのゼミは、それぞれ「水産学、環境展示論」と「デザイン」について活動を行っており、そこに私たち「観光」を専門としたゼミも加わり合同ゼミがスタートしました。当初は「環境展示」「デザイン」「観光」という専門分野には「あまり関連性がないのでは?」と思っていました。しかし、各専門分野からの知識を持ち寄ることで相互補完の関係になり、より質の高い研究に取り組むことができるのだと、今回の合同ゼミで実感しました。今後のゼミ活動と、沖縄観光インフラカードの進展が楽しみです。

浅野 達也(観光産業専攻3年次、岡山県立瀬戸高校出身)

 

合同ゼミの様子 グループワークの様子 合同ゼミ集合写真