公立大学法人名桜大学

 

平成26年度 人間健康学部 看護学科 臨地実習報告 

公衆衛生看護実習Ⅰ

 公衆衛生看護実習Ⅰは、看護学科2年次を対象として、後学期の2月~3月上旬に1週間の実習を、総合健診センター4カ所、事業所3カ所の計7カ所で実習を展開しました。
 総合健診センターにおいては、健診機関の役割と機能、制度とシステム化等を学び、また、人間ドック・労災二次健診・特定健診の展開方法等を見聞しました。そのことから、総合健診センターで働く専門スタッフや保健師等看護職の役割・機能を学ぶことができました。
 事業所においては、職場の環境管理・作業管理・保健師による健康相談・健康教育等を見聞し、職場の安全管理・健康管理体制等を深く学ぶことができました。
 学生は、実習目標である個人・集団における健康課題、健康増進に向けた公衆衛生看護活動の視点、保健指導の基本等理解することができました。
 実習施設の関係職員の皆様及び指導保健師等からご指導を賜り、素晴らしい実習ができましたこと、感謝申し上げます。

 総評:永吉ルリ子(看護学科教授)
 


保健師に求められる役割と能力とは

2年次 比嘉 孝介 (沖縄県立具志川高校出身)
 

 平成27年3月2日(月)~6日(金)の間、一般財団法人沖縄県健康づくり財団において実習しました。私は、特定健康診査受診者に同行し、保健指導及び栄養指導や運動指導などの体験や、指導保健師へのインタビューを行いました。
 今回は特に、病気を予防する視点から、対象者の生活背景や健康意識を踏まえた上で、対象者に合わせた保健指導を行っていくことの重要性を深く学びました。
 また、保健師は限られた時間の中で対象者に行動変容を促していく保健指導をしなければならないのですが、そこで対象者に行動変容してもらうためのコミュニケーション技術、及び、対象者が自ら取り組める健康増進内容を対象者と共に考えていくことの重要性を学びました。
 公衆衛生看護実習Ⅰでの学びを、今後の実習などに生かし、自分自身の成長につなげていきたいと思います。

※年次は平成26年度時

 


 

高齢者看護実習

 日本は今、高齢者が全人口の25%以上を占める超高齢社会にあり、高齢者ケアに携わる看護職者には高齢者が『その人らしく』生きることを支えるケアが必要とされています。高齢者看護実習では、高齢者の強みに焦点を当て、その人らしく生きることを支援する過程を学びます。今年は療養型病院(勝山病院、北山病院、野毛病院)と介護老人保健施設(あけみおの里、もとぶふくぎの里)に加え、今年新しく実習施設とした特別養護老人ホーム(乙羽園)を含む計6施設で2週間の実習を行いました。

安里屋ゆんたを歌う実習生

 実習当初、学生は1日に何度も自分の名前を確認する認知症の方の行動に戸惑っていましたが、毎日その方と関わり、その方の思いや大切にしてきたことを考える中で、名前を確認する行動の真意を理解することができました。認知症の方の行動には必ず意味があることを学んだ実習となりました。また学生は、楽しみやできることに焦点をあてたケアを学生の視点で考え実践することで、その方の変化をみることができていました。各々の実習体験を通して、学生たちは強みを生かすケアの必要性を実感できたのではないかと思います。今後も学生たちの『その人らしさ』を生かしたケアの実践に期待しています。実習施設の指導者をはじめ、スタッフの皆様、ご指導いただきましてありがとうございました。

総評 永田 美和子(看護学科上級准教授)
  佐和田 重信(看護学科助教) 
  八木澤 良子(看護学科助教)
  吉岡 萌(総評執筆・看護学科助手)
  安仁屋 優子(看護学科 助手)

 

   

   

 

 
  


患者さんの生活をより良くする看護

3年次 天願 空乃 (沖縄県立コザ高校出身)
 

アクティビティ導入前のあいさつ
(中央が筆者)

 私は、褥瘡と麻痺、強い拘縮、失語があり、日常生活動作において全介助が必要な方を受け持たせていただきました。心に残った事として、陰部洗浄やおむつ交換などの苦痛を伴うケアに対して嫌がる動作が強かったのですが、手を握りながら実施すると落ち着く様子がみられたことがありました。実習の最終日にお別れを伝えた際には驚いた表情で私を見つめながら手を伸ばし、握ることを求めてくれたことから、少し患者さんとの関係性を構築できた気がして嬉しかったです。この実習で、患者さんは言葉を話すことができない中でも表情や行動で意思を伝えてくれていて、そのサインを汲みとりケアに生かすことが大切であると強く感じました。さらに、「手を握る」ことだけで本当に苦痛の軽減につながり、患者さんに安心してもらえることを学びました。褥瘡の治療を目的とした入院でしたが、より良い日々を生きてほしいという思いで看護を行うことが患者さんのQOLを高めることにつながると感じました。

※年次は平成26年度時


在宅ケア実習

 2025年には3人に1人が高齢者となる日本において、「住み慣れた地域でその人らしく生活すること」が推奨されており、ますます在宅ケアの重要性が問われています。
 在宅ケア実習は対象者の幅が広いために診療所や訪問看護ステーション、通所介護や認知症グループホームなど、多岐にわたる施設(22施設)において、1人の学生が2日ずつ2カ所の施設で行います。
 実習を通して学生は地域住民の暮らしを直接学びながら、関連施設の見学や利用者の送迎、自宅訪問などの体験を通して、多くの高齢者や障害者が在宅で療養している現状を実感し、在宅ケアを支える施設とその役割、多職種連携における看護の役割の重要性などを学んでいます。また、実習最後の学内日は情報交換会を行い、互いの学びを深めていました。
 1施設に学生配置1~2人のため、実習初日の学生は緊張や不安な表情でしたが、実習終了後は「楽しく学べた」との声が多く、丁寧にご指導していただいた実習施設の皆様に感謝いたします。

総評: 永田 美和子(看護学科上級准教授)
  佐和田 重信(総評執筆・看護学科助教)
  八木澤 良子(看護学科助教)
  吉岡 萌(看護学科助手)
  安仁屋 優子(看護学科 助手) 

 

 

 

 

 

お世話になった施設にて
 


住み慣れた環境で過ごすためのケアとは

3年次 富山 千穂 (沖縄県立具志川高校出身)
 

 

 私は、デイサービスと訪問看護で実習を行いました。デイサービスでは、スタッフの方が利用者の思いを聞き入れ、利用者の意思を尊重しており、パーソンフッドケアの必要性を学ぶ機会となりました。私は、受け持った利用者に強く当たられることもあり、戸惑いもありましたが、関わりを増やしながら傾聴することで利用者さんの笑顔を引き出すことができました。諦めずに関わることで利用者の思いを知ることができ、打ち解けられたのだと思います。
 訪問看護では、精神疾患の方とALSの方の訪問に同行させていただきました。服薬管理や吸引、訪問入浴の様子を見学させていただき、利用者の現在の状態からどのような支援を必要としているのかを考え、ケアを展開することが必要だと実感しました。
 在宅ケア実習では、利用者が本人のペースで住み慣れた環境で過ごすために、本人と家族ができる範囲は実施してもらい、看護者に依存しないようにケアを展開していくことが重要だと学ぶことができました。

※年次は平成26年度時

 


小児看護臨地実習

カードメソッドによる小児看護実習のまとめ
沖縄中部療育医療センターにて

 小児看護臨地実習は、「成長発達段階にある小児の健康上の諸問題を総合的に理解し、看護を実践する能力を養う」ことを目的に、健康な子どもたちと触れ合う保育園実習1週間と、病児の看護を行う病院実習1週間の計2週間実施されます。病院実習場所の1つである沖縄中部療育医療センターは、肢体不自由児、重症心身障害児(者)の施設で2つの病棟と3つの通所施設があり、第1病棟とバンビという未就学児のための通所施設で実習を行っています。学生は、様々な疾患と障がいを持った多くの子どもたちに出会い、最初は戸惑います。しかし実習初日から行う受け持ち児への食事介助や更衣などのケアを通して、徐々に個々の子どもたちに向き合っていきます。実習は1週間という短い期間ですが、学生は子どもたちから言葉だけではないものを受け取り、考え、与えることによって、学生の受け持ち児への捉え方に変化が現れます。そのような学生たちの成長に感銘を受ける実習でした。

総評:八田 早恵子(看護学科 助教)

 


小児看護実習を終えて学んだこと

3年次 山川 空 (沖縄県立辺土名高校出身)
 

保育園での虫歯予防保健教育レクリエーション準備

 小児看護実習では、保育園実習と病棟実習を通して、子どもたちの発達に健康障害がどう影響しているかなどを学び、子どもへの倫理的配慮や子どもの権利などについて考える機会となりました。保育園実習では、健康で元気な子どもたちと触れ合い、発達段階や理解度に合わせたレクリエーションや指導案を考え、手作りの紙芝居やゲームを行いました。病棟実習では、肢体不自由の子への食事介助や障害を抱える子を受け持たせてもらいました。言葉で意思表示が難しい子とのコミュニケーションの難しさや一人一人との関わりの違いから、子どもたち一人一人の個性を受け止め、それに合った看護を提供していくことが必要だと学びました。実習を通して、小児看護領域にとても興味がわき、総合実習では重症心身障害や発達障害を抱える児(者)の利用する施設・病棟へ行きます。子どもたちとの関わりを通して、コミュニケーションや援助の工夫をしていき、学びを深めたいと思います。

 

 

※年次は平成26年度時


精神看護実習

共に支え合った実習生

 精神看護実習は、本部町の医療法人博寿会もとぶ記念病院と、金武町の独立行政法人琉球病院の2施設で行っています。この実習では、精神科に入院されている方々の元々持っている強さや力を引き出し、回復を支援することができる看護実践能力を養うことを目的としています。精神看護実習の特徴は、学生グループ全員(6人)で患者さん(6人)を受け持ち、みんなで協力をして看護するスタイルで行っています。実習開始時は、どのようにコミュニケーションをとったらよいかなど、戸惑いや不安があります。しかし、日々のカンファレンスの中で、悩みや疑問をみんなで話し合うことで、様々なことに気づき看護実践に生かしています。実習2週目には、学生企画のレクリエーションを行っています。患者さん方からも、「今度のレクはいつ?」「何をやるの?」と楽しみにしていただいています。受け持ちの患者さんと一緒に買い物に出掛けたり準備する中で、普段の関わりでは気づかなかった患者さんの様々な強みを発見する機会となっています。

総評:鬼頭 和子(看護学科 助教)

 


患者さんの気持ちに寄り添った看護を学ぶ

3年次 山﨑 里佳 (熊本県立人吉高校出身)
 

受け持ち患者さまとケーキを作りました

 私が受け持った患者さんは統合失調症で、実習初日には声掛けにも反応してもらえずベッド臥床の時間が長い方でした。しかし、患者さんの生活リズムや精神症状に合わせて援助することで徐々に患者さんが活動的になりました。関わっていくうちに、「他の人から自分が必要とされること」を、患者さん自身が嬉しく思っていることが分かってきました。また、これまで他の人との関わりが薄かったことを患者さん自身が寂しく思っていたのではないかということを実感しました。この実習を通して目の前の患者さんのことを考え、その人のために何か働きかけていくことで、患者さんの真の姿や思いを知ることができ、患者さんの気持ちに寄り添った看護ができると学びました。実習の最終日には「またどこかで会えるといいね、ありがとうね」と言われ、とても嬉しかったです。これから看護師になって看護をしていく上で大切にしていきたい出会いや経験ができた実習でした。

 

 

※年次は平成26年度時


基礎看護実習Ⅱ

 基礎看護実習Ⅱは、2年次後学期に、北部地域の5施設(県立北部病院・北部地区医師会病院・北部地区医師会附属病院・もとぶ野毛病院・北山病院)において、1人の患者さんを担当し、日常生活の援助を行う2週間の臨地実習です。1グループ6~7人の14グループに分かれて、看護の実際を学んでいきます。多くの学生は、臨床現場ならではの緊張感や自身の知識や技術に対する不安を抱えながら看護の現実に直面し、感情が揺さぶられる体験をします。しかし、既習の知識や技術を総動員して患者のケアを実践していく過程で、誠実に患者さんと向き合うことの大切さや自己の課題に気づくことで、学生は大きく成長します。目の前で繰り広げられる現象を、患者さんの立場にたって解釈していくことを学び、看護の楽しさを実感しています。患者さんから返される「ありがとう」の一言に励まされ、看護を学んでいる自分自身と対話し、看護の専門性と責任感に目覚める貴重な体験となっています。 

総評:大城 凌子 (看護学科 上級准教授)

 

 

-ひとつひとつのケアに意味がある-

2年次 黒木 千風優(宮崎県立都城西高校出身)
 

 

 実習での一番の学びは、一人の患者さんと向き合うことと、そばで見守ることの大切さでした。受け持ちの患者さんは、90代の女性で、食欲もなく座ることもできないと諦めていました。私は、回復への意欲がみられない患者さんを前に、何をするのも不安で、何度も練習したバイタルサインの測定も上手くできず、自分の未熟さを実感しました。それでも、患者さんのそばに寄り添い、見守ることで解ることがたくさんあることに気付きました。患者さんは、私がいつもそばにいることで、私に援助を求めるようになりました。私も、患者さんのために何ができるのだろうと考えることが多くなり、気がつけば休みの日も患者さんのことを考えていることに、自分でも驚いてしまいました。2週間後、患者さんは車椅子に座ることができるようになりました。どんな小さなケアでも、ひとつひとつのケアには、意味があることを学び、看護の楽しさを実感できた実習でした。

※年次は平成26年度時

 


基礎看護実習Ⅰ

 1年生は、前期に開講される「看護概論」において‘看護とは何か’について学んだ後、「基礎看護実習Ⅰ」に臨みます。実習初日は急性期病院において、2日目以降は療養型病院を加えた施設において実習を行っています。学生は初めての実習体験で、健康障害を抱えた人々の精神的苦痛や身体的苦痛を目の当たりにし、どう声かけしたらいいのか戸惑い、「何もできない自分に不甲斐なさを感じた」とい言います。そんな時、看護師が患者の訴えを聞きながら背中を擦っていると患者の表情が穏やかになっていった変化を見て、学生は看護の凄さに感動したそうです。技術教育では、看護師が患者にどのような気持ちを抱いているかによって身体への触れ方は異なってくるものであり、患者は看護師の手から伝わる心を感じとっていると教えています。実習は、学内で学んだ知識を現実の対象に適用する唯一の学習環境となっており、そこで学んだことが学生の看護観を育てています。

総評:名城 一枝 (看護学科 准教授)

 

 

ホリスティックな視点を持って健康を考える

1年次 豊平 さつき (沖縄県立八重山高校出身)
 

 私は基礎看護実習で愛楽園と北部医師会病院に行きました。愛楽園では入居者からハンセン病の歴史を聞くことができ、病はすぐに治ったけれど、偏見や差別に苦しみ愛楽園から出られずにいた背景などを知ることができました。生き生きと楽しく生活しているように見える方が、過去の辛い経験や思いがあることを知り、外見だけで健康をチェックするのではなく、精神的な健康も考えホリスティックにとらえていくことも看護師の大切な役割であることが分かりました。北部医師会病院で、弱っている患者を目の前にした私は何をしていいのか分からず、ただそこに居ることしかできませんでした。しかし、担当の看護師は笑顔で患者に話かけながら対応している姿を見て、緊張と戸惑で硬くなっていた私自身の表情も和らぎました。笑顔で接することは基本でありますが、一番忘れやすい部分であることにも気付くことができました。今後この基礎実習で学んだことを忘れずに笑顔で周りに元気や安心を与えられる人に成長していきたいです。

※学年は平成26年度時

 


成人看護実習Ⅱ

 本実習は、3年次の後学期に行われる3週間の実習です。実習目的は、慢性的な経過をたどる健康障害により、生涯にわたり生活のコントロールを必要とする成人期の患者・家族を対象に、セルフケア能力の維持・向上を目指した最適な看護を実践するための能力および態度を養うことです。学生は、慢性疾患を有する患者さんの生活習慣を振り返り、個別性のあるセルフケア確立の支援へ向けて、患者さんに寄り添い、病態や治療法の理解を深め、病棟の管理者と臨床指導者の助言をいただき、看護計画を立案し実践します。実習を担当する教員の立場をとおして、学生の受持ち患者さんとご家族の方から多くの学びと感動があります。また、カンファレンスや実習記録から垣間見られる学生の看護観は、微笑ましく頼もしいことが多く、看護師になっても大切にしてほしいと願います。実習にご協力いただいた患者様とご家族、病棟の管理者、スタッフの皆様に心から感謝いたします。

西田 涼子(看護学科 助教)

 

 

退院後を見据えた、個別性のある看護援助

3年次 島 幸代 (沖縄県立名護高校出身)
 

 成人看護実習Ⅱを通して、コミュニケーションや清潔援助の実践を通した看護技術など多くの学びを得ました。その中でも、患者さんの個別性に合わせ、退院後を見据えた看護の重要性について深く印象に残りました。私が受け持たせていただいた方は、脳梗塞の患者さんで、食生活に気を配り減塩を意識していましたが、健康のために摂取していた加工品や他の調味料で塩分過多となっていました。そのため、パンフレットと塩分摂取量を視覚的に理解できるモデルを作成し保健指導を行ったところ、これまでの食生活の改善点を理解した発言を聞く事ができました。今回受け持たせていただいた患者さんに限らず、慢性期の患者さんはセルフコントロールをしながら生活を送っていかなければなりません。そのため、現在の病態を踏まえた看護援助、入院中から患者さんの生活背景を把握し、退院後を見据えた個別性のある看護援助が重要であると実感し、慢性期における看護の学びを深めることができた実習でした。

※年次は平成26年度時


 

母性看護実習

 学生は母性看護実習で、母児とその家族が遭遇する出産・生命の誕生というエポックメイキングに関わります。出産はあまりにも生理的な変化で日常的な出来事ですが、母児とその家族に寄り添い、時を共に体験することは学生にとっても画期的です。また、これまでの実習とは違う対象、母児一体(二つの生命)となり、生活に自律した母親がほとんどです。母親の世話を必要とする児、そして、その家族へつなぎ支えあうセルフケア行動を実習で学びます。さらに、実習を通して学生自身は両親への畏敬と感謝を再認識し、将来の看護職としてのキャリア、母性(父性)を培う機会となっています。平成26年度は、85人(その中男子学生20人)が南部徳洲会病院、琉球大学付属病院、ハートライフ病院、中頭病院、ちばなクリニック、県立北部病院に配置され9日間の実習を終えました。

総評: 小西 清美(看護学科 教授)
  島田 友子(看護学科 教授)
  金城 壽子(総評執筆・看護学科 上級准教授)
  鶴巻 陽子(看護学科 助教)
  長嶺 絵里子(看護学科 助教)

 

実習終了後、病棟スタッフと一緒に 妊婦さんへの沐浴保健指導を終えて

 

 

女性として学び続けること

3年次 比嘉 利佳(沖縄県立名護高校出身)
 

実習に臨んだ仲間たちと(左端が筆者)

 元々、母性看護学への興味が強かった私にとって、母性看護実習は楽しさとやりがいを感じるものでした。実習では、妊産褥婦とその家族に関わり、「新しい生命」が与える影響力の大きさを実感しました。また、周産期を通して母子が正常な経過であるかをアセスメントするためには、根拠となる豊富な知識が必要で、それが的確で柔軟な実践力につながると感じました。特に、周産期においては母子一体で捉える視点がとても重要です。実習は2週間という短い期間の中で、学生にとって日々の学びを形にして表現できる絶好の場だと思います。また、時間をかけて母子に寄り添うことができるのも、看護学生の特権です。母性看護学は「女性の一生」であるため、私にとっては女性である自分について考えることでもあり、学び続けることにとても意義があると感じています。(実習先:ハートライフ病院)

 

※学年は平成26年度時