公立大学法人名桜大学

 

授業紹介「特別支援教育研究」:教職をめざす皆さんに知ってほしいこと

授業紹介「特別支援教育研究」

教職をめざす皆さんに知ってほしいこと~性同一性障害当事者の立場から~

 

 平成27年1月29日(木)、「特別支援教育研究(担当:竹沢昌子)」の授業において、卒業生の當山敦己さん(平成25年度人間健康学部スポーツ健康学科卒業)が、「教職をめざす皆さんに知ってほしいこと~性同一性障害当事者の立場から~」というテーマで講話を行いました。當山さんは、「教職をめざす皆さんに、性的マイノリティについて是非知ってほしい」という強い思いから、自身の生い立ちや性同一性障害に係る教育現場の現状について話しました。「どの学校・クラスにおいても性同一性障害を抱える児童・生徒がいる可能性があることを知っていてほしい。『いない』のではなく、『言えない』のが現状です。その上で、無意識に差別するような言葉、例えば『男性と女性が付き合うことが当たり前』などと言っていなかったか振り返ってほしい」と理解を求めました。

 また、受講生に対し、「世の中に、自分のことを理解し支えてくれる人が一人いるだけで本当に救われます。このように話せるようになったのも、周りの支えがあったからです。もし、皆さんが当事者から打ち明けられた時、『話してくれてありがとう』、『いつでも味方だよ』と言ってもらえると、当事者にとって嬉しいことです。性同一性障害は特別なことではありません。皆と同じ人間の一人で、世界中で無二の存在です。誰しも同じ生き方をする人間はいないと思います。お互いの違いを認め合って生きていければと思います」と期待を寄せました。


寄せられた質問に対し回答する當山さん