公立大学法人名桜大学

 

第2回ピアエデュケーション(Peer Education)IN 北部農林高校

 「かけがえのない命~まずは自分を知ろう~」をテーマに、平成26年12月1日(月)の世界エイズDAYの日に、北部農林高校定時制の1年生から4年生の生徒(約75人)を対象に、ピアエデュケーション活動を行いました。看護学科から12人(4年次2人、2年次5人、3年次4人、4年次2人、OG1人)の学生が参加しました。
 前半の部では、4年次と2年次の看護学科生が、トーク形式で「男性と女性の性の違い」や「性感染症」、「中絶」について質問しながら、高校生の考えを引き出す参加型の講話を行いました。性感染症に関する知識を学んだ後は、定時制の保健委員(生徒)の2人にバトンタッチし、エイズに関する○×クイズを行い、参加者は大いに盛り上がりました!
 引き続き、後半の部では1年生、2年生を対象に、看護学科生12人が2人ずつのペアを組み6グループに分かれて、高校生と一緒に自分の将来について発表し合い、性と向き合うこと、自分と相手を大事にしながら共に自己実現に向けて、どのように生きていけばよいのかについてディスカッションを行いました。
 最後に各グループで発表を行い、この場に参加した皆で学びを深め合いました。

 
長岡さん、井出さん、2年次学生による講話の様子            北部農林高校定時制保健委員による○×クイズの様子


参加メンバー:
2年次:佐川 まいこ(宮崎県立高鍋高校出身)、島袋 聖菜(沖縄県立普天間高校出身)、戸髙 友布(大分県立佐伯鶴城高校出身)、森根 希(沖縄県立コザ高校出身)、湧田 千夏(沖縄県立普天間高校出身)
3年次:安井 雅子(沖縄県立北部農林高校出身)、比嘉 珠希(沖縄県立那覇商業高校出身)、金城愛音(沖縄県立糸満高校出身)、仲村 阿子(沖縄県立普天間高校出身)
4年次:長岡 茉由子(北海道滝川高校出身)、井手 千晶(長崎県立佐世保南高校出身)
OG:三島千尋(2013年度卒業)

指導教員:

徳橋 知子(人間健康学部 看護学科 准教授、学校保健,養護学)

比嘉 泰子(沖縄県立北部農林高校・定時制 養護教諭)


学生の声

 まず、定時制の人たちへ自分の中で偏見があって、圧倒されてしまったことが反省です。初めて関わってみたのですが、皆さんとても明るくて楽しそうにしているのを見て、普通の高校生だと思いました。しかし、まとめる役であったにもかかわらず、同じグループの先輩に頼りっぱなしになってしまったことが一番の後悔・反省です。うまくまとめることもできず、流れを任してしまいました。これを機に自分に足りないものを見直せ、改善点が分かりました。これからの経験に生かしたいと思います!良い経験をさせていただきありがとうございました。
(戸髙 友布)

 今回のピアエデュケーションを通して、初めてと言っても良いほど「性」について考えました。以前は、性感染症や避妊等に対してそれほど考えたことがありませんでした。しかし、ピアとして高校生と関わるということで自分なりに性について調べ考えることで、今まで持っていなかった知識を得ることができました。また、高校生とのディスカッションの中では、自分と異なる環境で過ごす人の意見や考えが聞けて視野が広がりました。自分自身ピアという立場を忘れてディスカッションに参加してしまうことがあったので、高校生一人一人に目を向けることができませんでした。今回のピアエデュケーションに参加して、自分の課題が見つかるだけでなく、自分の知識や視野が広がりとても良かったです。(佐川 まいこ)

 今回ピアエデュケーションを通して、いろいろ刺激を受けました。自分自身の知識不足を感じていたが、ピアエデュケーションをするにあたって、勉強していくことで知識も身に付きました。うまく話を広げられなかったり、課題がたくさん見つかりましたが、これらを次につなげていけるようにしていきたいです。(森根 希)

 このようなボランティア活動をするのは初めてで、事前準備では不安がありました。しかし本番では先輩からの適切なアシストや明るく元気な北農の生徒に助けていただき、無事に終わることができました。今回のボランティアで得た経験をこれから生かしていけたらいいなと思います。(島袋 聖菜)

 性についてのディスカッションを進める立場として、初めは私に務まるのか不安でいっぱいでしたが、北部農林の生徒さんとたくさん話をすることができました。それぞれが自分の将来を考え発表し、それに対してみんなでアドバイスしたり、逆に参考になったりと良いディスカッションだったと思います。今回のピア活動を通して、私自身も課題を見つけることができ、とても良い経験になりました。ありがとうございました。(湧田 千夏)

 私は去年に引き続き参加させていただきました。高校生の皆と自分の将来の人生設計について話をすることで、皆が自分の将来について悩んでいることが分かり、親近感が生まれ年齢に関係なく素直に自分のことを話すことができました。自分の人生について他の学生と話をするような機会はほとんどないと思うので、このような活動を地域で行っていくことはとても大切なことであると感じました。来年もこの有意義な活動を続けていき、地域の高校生との交流を深めていきたいと思いました。 また学年をこえて先輩や後輩たちと活動ができたことを大変うれしく思います。この場に参加できなかった先輩方やOGの三島さんにも協力していただき大変心強かったです。ありがとうございます。(安井 雅子)


高校生の感想

性・エイズ学習会に参加して 印象に残ったこと

・HIVを知ることができた。

・自分の知らない感染症名があったので勉強になった。

・知るためには、恥ずかしがらず、相手のことも思って(検査を)やった方がいいと思った。

・忘れていたことを改めて思い出しました。いい勉強になりました。


グループワークに参加した、定時制1・2年生の感想

1年生:

・名桜生の話を聞いて僕は、いろんな事を学べて良かった。

・知らないことを知ったので良い勉強になりました。

・皆の将来を聞けて楽しかった。

2年生:

・みんなそれぞれ、理想があって相互性があって楽しかった。大学の皆さんの内容を聞いて夢があり現実なことが書いてあったのでよかった。


      
北部農林高校保健室にて事前打ち合わせの様子                          最後に徳橋先生、参加した看護学科学生全員でハイチーズ!