公立大学法人名桜大学

 

本学現地実習20年間の成果を発信―「学生の海外体験学習とグローバル人材育成に係る研究大会」―

 平成26年11月22日(土)と23日(日)、東京・白山の東洋大学で「学生の海外体験学習とグローバル人材育成に係る研究大会」(主催:東洋大学、共催「大学教育における「海外体験学習」研究会(JOELN)」)が開催され、国際学群国際文化専攻の教員が発表を行いました。
 2日間におよんだ大会では7セッション・12分科会が設けられ、全国25の大学・高校による海外体験学習の成果発表がありました。国際文化専攻の住江淳司教授、山田均教授、菅野敦志上級准教授、上原なつき准教授は、22日に「国際化教育における必修科目としての海外学習―名桜大学20年間の取り組み」と題して報告を行いました。また、発表では卒業生を代表して、堀見早さん(アジア現地実習参加、平成20年国際文化学部国際文化学科卒)と上原なつき先生(中南米現地実習参加、平成17年国際文化学部国際文化学科卒)のお二人が、在学時に履修した現地実習での学びについて、特にその後の進路にどのようにいかされたかを、ご自身のキャリアにからめながら説明されました。
「まかれた種がその後どうなったか、私を見ていただければ」と述べた堀さんは、日本語教師を経て現在は早稲田大学大学院で学びを深められ、他方、「漠然と抱いていた中南米のイメージが、実習を経たことで明確な研究対象として把握できるようになった」と述べた上原先生は、アンデス研究で研鑽を積まれ、平成25年度からは本学の専任教員として活躍されているなど、本実習の意義と質保障について身をもって説得的に示されました。発表終了後の質疑応答では、他大学の実習担当の先生方から数多くの質問が投げかけられましたが、それは現地実習に向けられた興味関心の高さを物語るものでした。
 各大学がグローバル人材育成にふさわしい海外体験学習の取り組みを模索されるなかでの現地実習20年間の成果発表は、それが開学当初からグローバルな人材育成を目標とした本学を代表するパイオニア的なプログラムであったことを改めて実感させられるものであり、本学の個性と伝統を象徴するその現地実習を今後も大事に育てていく使命を教員全員が強く感じた大会となりました。最後に、上原先生と屋良健一郎先生には、大会参加準備に際して献身的なお働きがありました。専攻教員一同感謝の意を表したいと思います。

菅野 敦志(国際学群 国際文化教育研究学系 上級准教授)


 
発表会場にて:上原准教授(左)住江教授(右)           山田教授(左)菅野上級准教授(奥左)堀氏(手前右)