公立大学法人名桜大学

 

古宇利島における住民意向調査(大谷ゼミフィールドワーク)

 国際学群観光産業専攻の大谷ゼミでは、「地域における望ましい観光振興のあり方」をテーマに地域振興や観光政策などについて学んでいます。講義で学んだ理論を応用するため、毎年3、4年次の合同ゼミでフィールドワークを行っています。今年度は平成26年11月30日(日)から一泊の調査合宿に加え、平日などを利用して12月25日(木)までの日程で沖縄県北部の今帰仁村旧古宇利小学校の跡地利用や観光開発の方向性などに関する住民意向調査を行いました。
 今年度のフィールドワークは、平成27年1月現在、筆者が「今帰仁村立旧小中学校統合後跡利用審議会」のメンバーであることもあり、今帰仁村からの協力依頼を受けての調査となりました。政策策定の基礎資料となる調査は研究への活用に加えて教育効果も大きく、フィールドワークを地域の政策に活用できる格好の機会を与えていただいた今帰仁村、とりわけ総務課の小那覇様、松田様、今帰仁村歴史文化センターの仲原様にこの場を拝借してお礼を申し上げます。
 学生は、調査票を回収するべく村民の皆さまのご自宅を訪問し、調査趣旨や設問の意図を熱心に説明するなど臨機応変なコミュニケーションを工夫していました。今回は古宇利在住の地域住民を対象とした悉皆調査であったが、回収率は30%を超えることができました。現在、回答結果の集計と分析を行い、今帰仁村審議会へ提出するため調査集計結果報告書(ゼミ論)を作成中です。今後、得られた基礎資料をもとに地域一体となって計画を検討していきます。引き続き学生には、人々との触れ合いや地域の調査などを通して「考える力」「課題発見、提案能力」を養い、あくまで一部ではありますが、自らが学んだ古宇利島の将来像を考えてもらいたいと思います。

総評:大谷 健太郎(国際学群 観光産業教育研究学系 上級准教授)


 
古宇利小学校現地踏査時の集合写真                            調査時の様子

 
調査時の様子                              今帰仁村歴史文化センター仲原弘哲館長による講話の様子