公立大学法人名桜大学

 

エクステンションセンター活動報告 大宜味村健康づくりイベント開催

 人間健康学部スポーツ健康学科・看護学科の教員と学生で構成された実行委員会により、平成26年11月7日(金)に大宜味小学校体育館において、ミニオープンキャンパスと銘打って「健康測定」「体力測定」「スポーツ交流」など幅広い人間健康学部の紹介が行われました。大宜味村としては、健康長寿復活へ向けた包括的な取り組みを大学と連携して行いたいという要望もあり、また大学としても北部12市町村自治体はじめ広く住民に名桜大学のことについて理解を深めていただきながら、具体的な大学への要望や活動などをイメージしていただくことを目的としました。そして今後より多くの自治体が名桜大学と連携した事業に取り組むことを期待して企画されました。

【プログラム概要(内容)】 スポーツ健康学科と看護学科がこれまで地域と連携し取り組んできた名護市の宮里区の朝市健康相談(看護学科紹介DVD)や、東村、伊平屋村などで成果をあげている健康長寿サポートセンターヘルスサポート(以下、ヘルサポ)の学生の活動紹介、そして大宜味での海洋スポーツ演習、名桜大学プールでの大宜味小学校水泳教室などの紹介・報告を行いました。その後、遠矢ゼミによるスポーツ交流、高瀬幸一先生による「健康講話」、ヘルサポによる「健康測定」、東恩納ゼミによる「体力測定」、最後にヘルサポによる「みんなで楽しく踊る健康運動ジョイビート」などが行われました。当日は宮城功光大宜味村長はじめ、友寄景善教育長や地域の子供からお年寄りまで参加して楽しんでいただけました。


 
健康測定(ヘルスサポート学生)                    スポーツ教室(スポ―ツ健康学科 遠矢ゼミ)

 

血圧測定(看護学科1年生)                   健康講話「沖縄=長寿?『沖縄の健康が危ない』」
                                        (高瀬 幸一スポーツ健康学科 教授)

  
宮城功光大宜味村長の歓迎の挨拶                          プレイベント みんなでジョイビート
 


【総括(振り返り)】 今回の企画にあたっては、エクステンションセンターを軸にして大宜味村住民福祉課、総務課、また大宜味小学校との連携が大きな成果につながりました。
 今後の課題としては、住民が主体的にこのようなイベントを企画し、大学の学生はじめ教員の力(大学の資源)を気軽に積極的に活用していただきたいと願っています。また公立大学としても地域貢献の使命をはたすために、エクステンションセンターをさらに充実し発展させていく必要があるかと思います。

参加者(村民からのコメント): ○本村の諸行事に大学と連携して、1年間を通して活動をしてほしい。老人会の行事、婦人会の行事、スポーツ大会等。○北部にある大学が地域に入って村の健康長寿復活運動支援キャンペーンをしていただいてよかったです。年に2回ほど行ってもいいと思います。 ○現在の大宜味村の長寿は80代以上の皆さんによって保たれていると思いますので50~60代の健康づくりに視点をあてた取り組みをお願いします。○老人向けの体操など、ヨガ教室もやってほしい。大宜味の海がとてもキレイでシュノーケルを小学生にも紹介したいとの話でした。こんな素晴らしい環境にいるのに知らずに居るのはもったいない。辺土名高校ともぜひ環境科があるので連携して学生を元気づけて欲しいです。

参加者(学生からのコメント): ○地域の方々がいつもと変わらない笑顔と元気で参加しているのをみて、うれしく思いました。健康について考える場があることで、「長寿村大宜味」復活にもつながるのではないかと感じました。学生と地域の方々が一体となって作り上げるイベントのおもしろみと必要性を学ぶことができました。地域の方々が気軽に参加し、楽しめるような意義あるプロジェクトを地元に提供していきたいと思いました。(佐久川 美希子、看護学科1年次、沖縄県立辺土名高校出身) ○小学生とのレクリエーショや学科紹介をしました。スポーツ健康学科では日頃から講義やイベントにおいて大宜味村と深い関わりがあります。今回はその交流を村民の皆さんに紹介する目的で参加しました。大宜味小学校の生徒とのレクリエーションでは小学生だけでなく、教員の皆さんにも参加してもらい、楽しんでもらうことができたと思います。学科紹介では、学科の代表の一人としてPA体験や大宜味でのスノーケリングなどの活動や大宜味小学校との交流をビデオやパワーポイントを使用して村民皆さんに紹介することができました。(大村 伸之介、スポーツ健康学科3年次、愛知県立津島東高校出身) ○健康測定を行いました。参加してくださった村の方々に自身の健康や生活習慣を見直すきっかけを与えることができたと思います。「集まり」への参加に比較的消極的な男性も今回は多数参加してくださっていた点が良かったと思います。参加された方々からは「次回はいつありますか」、「年に1度でもいいから、またこういったイベントをしてほしい」という声もたくさん聞くことができ、このような活動が大宜味村では必要とされていること身をもって感じました。このようなイベントを通して地域の方々に心から満足していただくことのできる機会を提供できるよう、今後も努力を重ねていきたいです。(濱口 紗樹、スポーツ健康学科4年次、福岡県立城南) ○体力測定活動では、運動機能の衰えによる要介護の危険性(ロコモティブシンドローム)をチェックするロコモ度テストを質問紙形式で行いました。移動や着替えなど日常生活に関する質問です。参加者は自分の生活を振り返り、健康について考えを深める良いきっかけになっているようでした。次に、実際に体を動かす測定をしてもらいました。測定方法の説明をしながら参加者と話していくうちに、笑顔が見られ積極的に取り組んでおりました。また、身体を動かすことの楽しさを感じていたようです。ゼミで手作りしたポスターを用いて、それぞれの測定結果を見ていきました。参加者は現在の自身の運動器の状態を知ることで、健康意識を高めていました。(スポーツ健康学科3年次 大原 千斗星、沖縄県立八重山高校出身/川路 咲椰、鹿児島県立鹿児島中央高校出身)

総評:大宜味プロジェクト実行委員会 金城 祥教(看護学科 教授)

遠矢 英憲(スポーツ健康学科 上級准教授)

比嘉 辰己(地域貢献連携課長)