公立大学法人名桜大学

 

H26年度 全学卒業研究論文発表会を開催しました

平成26年度 全学卒業研究論文発表会を終えて

 大学生活4年間の学びの集大成である卒業研究論文発表会が、平成27年3月5日(木)学生会館サクラウムで、国際学群、人間健康学部合同で開催されました。目的は、卒業研究論文の奨励と情報交換です。発表会は4会場に分かれ、エントリーされた50の演題が、学科、専攻の枠を超えて交流する形で、1人10分、質疑応答5分の発表が行われました。研究は、実験研究・量的研究・質的研究・文献研究と様々な研究方法で行われ、沖縄の文化に関するもの、地域に関するもの、各専門分野に特化したもの等内容も多岐にわたっていました。参加者は、発表者50人に加え、教員51人、学生30人でした。
 発表会の進行は、学生によって行われました。発表者は、緊張の中にも自信を持って、堂々と発表していました。質疑応答では、質問者が納得するまで、何度も言葉を換え説明し、フロアーとのディスカッションが活発に行われました。発表後も教員や学生間で意見交換を行っており、研究に対する真摯な姿に感銘を受けました。
 担当教員は、発表前に励まし、発表中はビデオや写真を撮りながら見守っていました。そして、発表後は教員間でも学生の研究について意見交換を行われ、今回の研究が大学院での研究につながることを期待していました。学生の研究は、未だ十分ではありませんが、可能性や将来性を秘めたテーマが揃っており、指導教員として一層の努力が求められていること実感しました。また、学科専攻を超えて発表会を行うことでそれぞれの状況を理解し、視野を広げることにつながりました。他分野に深く興味・関心を持ちながら、専門性を追求して行きたいと思いました。
 今回が初めての全学卒業研究論文発表会でしたが、参加者からは「ほどよい緊張感と自由な雰囲気の中で、楽しく参加できた」「学科専攻の状況を知る良い機会であった」との意見が聞かれ、今後の継続に期待が寄せられていました。最後になりますが、学長賞に村越友菜さん(国際学群診療情報管理専攻、指導教員:木村堅一)、長岡茉由子さん(人間健康学部看護学科、指導教員:金城壽子)、国際学群長賞に岩永太一さん(国際文化専攻、担当教員:アラスーン・ピーターM)、前泊季世子さん(経営専攻、担当教員:金城亮)、三見忠弘さん(観光産業専攻、担当教員:長谷川順一郎)、人間健康学部長賞に濱口紗樹さん(スポーツ健康学科、指導教員:高瀬幸一)、濱尾千春さん(看護学科、指導教員:平上久美子)が選ばれました。受賞された皆様、おめでとうございます。

総評:全学FD委員会副委員長 松下 聖子


堂々とした態度で発表に臨む参加学生

会場の様子

傾聴する学生と先生方

 
   

受賞者の声

【学長賞】 

長岡 茉由子(看護学科、北海道滝川高校出身)
テーマ: A大学の大学生における避妊方法に関する認識 ―コンドームの使用に焦点をあてた学年比較―

 性教育の実態、性行動や避妊方法、特に大学生で最も用いられているコンドームの使用について認識を明らかにし、現状や今後必要な性教育について考察することを目的としました。
 調査の結果から、コンドームの使用方法を知っていると回答した者は多くいたが、正しい使用方法を理解している人は1人しかおらず、「難しかった」と感想があり、避妊方法として最も用いられているコンドームの正しい知識が不足していることを明らかにすることができました。今回の卒業研究で明らかとなった性教育の現状や今後の課題を参考に、医療従事者として、これからの活動に生かしていきたいです。
 指導教員の金城壽子先生、ゼミメンバー、アンケートにご協力くださった皆様のおかげで学長賞をいただくことができました。とても嬉しく思います。。


村越 友菜(診療情報管理専攻、愛知教育大学附属高校出身)
テーマ: エステティックによるストレス緩和効果 ~唾液アミラーゼ成分をストレスの指標として~

 本研究は、他者マッサージが自己マッサージよりもリラクセーション効果が高いということを生理学的指標と主観的指標の2つを用いて明らかにすることを目的としました。
 実験を用いた論文ということで大変苦労しましたが、妥協せず取り組んだことが成果に結び付いたと思います。学長賞として選ばれるとは思っていなかったので本当に驚いています。受賞できたのも、指導してくださった木村堅一先生やたくさんの助言をいただいた同じゼミの仲間のおかげです。2年間ともに助け合い、頑張ってくれてありがとうございました。
 本研究を、就職先(エステティック業界)で役立てたいと思います。
 後輩の皆さん、卒業研究に際し、テーマ設定時に妥協のないように心掛け、他者の意見を聞きつつ、楽しみながら取り組んでください。