公立大学法人名桜大学

 

GPAC2014 in ベトナム体験記~「新しい自分」と「かけがえのない仲間」に出会えた一週間~

 平成26年8月24日(日)から29日(金)までの6日間、ベトナムのハノイでGPAC(アジア国際学生会議)2014が開催され、名桜大学から11人の学生が参加しました。日本から名桜大学・千葉商科大学・慶應義塾大学・早稲田大学、韓国からソウル国立大学、台湾から台湾政治大学、イスラエルからCMAS、ベトナムからベトナム国家大学の計8大学が参加し、アジアの経済及び環境分野についての論文発表、意見交換を行いました。

 今回、学術交流において、名桜大学は「国際貿易分科会」で論文発表を行いました。この分科会には、私たち名桜大学チームのほかにベトナム国家大学から2チーム、慶應義塾大学、ソウル国立大学からそれぞれ1チームの計5チームが論文発表を行い、順位を競いました。その中で名桜大学チームは、1位という結果をいただくことができました。この発表に向けて、私たちは英論文作成など数カ月間の周到な準備を行い、3人のプレゼンテーターは本番直前まで練習に励み、他のメンバーも一致団結して臨みました。努力の甲斐あり、本番では緊張した雰囲気のなか、堂々と発表することができました。そして1位という結果を聞いた時、チームのメンバーは皆抱き合って喜び、大きな達成感を味わいました。仲間との団結力をいっそう強く感じた瞬間でした。また、審査員長からは「非常に興味深かった」とお褒めの言葉をいただき、本気で取り組んできたことの成果が出たことを嬉しく思いました。

 学術交流では各大学の論文発表の他に、GPAC参加者で多国籍チームを作り、即席のプレゼンを行います。これは提示された問題についての解決策を議論し、そこから生まれたアイディアをチームで発表するものです。ここでは、他大学の学生の知識量や英語力、プレゼン力の高さに圧倒され、自分たちとの差を見せつけられました。しかし、そうした中でも名桜大学のメンバーは、それぞれ積極的にチーム活動に参加し、内2人はプレゼンテーターの1人として多国籍チームを代表して発表しました。

 GPACは、学術交流以外にも他大学の学生と約1週間同じホテルで寝食を共にし、プログラム内のツアーに参加することによって、アジアの大学生が親交を深めることを目的としたプログラムです。ベトナム観光では多国籍のグループに分かれて、ホーチミン博物館やマーケット、ウエストレイク、ニンビン等を訪れました。ニンビンには、世界遺産にも登録されている美しい景観を持つ湖があり、私たちは現地の女性が漕いでくれる6人乗りのボートに乗って、その湖を2時間ほど周遊しました。途中、スコールに見舞われる等のハプニングもありましたが、幾つもの洞窟や山に囲まれた静かな湖に雨が降り注ぐ風景はとても幻想的で、思い出に残るツアーでした。

 ツアーの道中やホテルで常に他大学の学生と行動を共にするなかで、多くの友情も生まれました。韓国語・台湾語・日本語の類似性を発見したり、イスラエルの料理は最高においしいという話をしたり、一緒に日本のアニメソングを歌ったりしました。ベトナムの学生は、現地で困ったことや分からないことがあった時にはたくさん助けてくれました。最終日には、各大学チームが歌やダンス等の余興を披露し、皆が総立ちになって盛り上がる場面がありました。またそれぞれの余興から、改めて各国の文化を感じることができました。友情に国境はなく、私たちはお互いの違いを認め合い助け合うことができます。現在、日本と周辺国の関係は難しい局面が多いですが、GPACで心と心の触れ合いを経験したことによって、こうした草の根の交流が国家間の問題解決にもつながっていくのではないかと感じました。

 今回ベトナムを訪れて一番感じたことは、「街が生きている」ことでした。電線が絡まり、道路もでこぼこ、たくさんのバイクが信号のない道路を2人乗り、3人乗りで縦横無尽に走り、さらに道端では肉を売ったり夕食をとったりしていました。ベトナムには生と直結した素朴な暮らしがあり、その暮らしが街全体をつくっています。私には、ベトナムの人々の人間味あふれた生活がとても魅力的に映りました。

 今回GPACに参加して、ベトナムの地から、また他国の学生との交流から、改めて日本について客観的に見つめ直すことができました。さらに、学術交流で得た刺激は、今後の私の人生にポジティブな影響を及ぼすとても貴重な経験となりました。

 最後に、本年度ホスト校のベトナム国家大学スタッフの皆様に感謝の意を表します。

総評:名桜大学GPAC2014派遣チーム副代表 内田 佳代子

(観光産業専攻3年次、兵庫県立明石城西高校出身)


  
GPACの会場にて国際会議参加者全員で                        ランチを囲んでの国際交流




GPAC体験記


 この短期間で英語の論文を書きあげ、プレゼンを仕上げるところまでついてきてくれたメンバー、支えてくれた先生方に感謝しています。そこで育んだチームワークのおかげでベトナムでの本番で名桜大学GPACチームは本領を発揮できました。皆の感動している姿、成長を間近で見られて、私も学生時代に真剣に取り組んだ一生の思い出ができました。

チーム代表 山岸 果林(語学教育専攻4年次、北海道札幌日本大学高校出身)


 大学生活を後悔せずにやり切りたいと考えGPACに参加しました。初めて足を踏み入れるバイタリティ溢れるベトナムの街、アジア各地から集まる大学生との交流、短期間で集中的に作り上げたプレゼンテーション、全てが新鮮で刺激的でした。GPACを通して得ることができた新たな目標をもって、この経験を今後に生かしていきたいと思います。

池田 恵(語学教育専攻4年次、三重県立上野高校出身)


 本年度のGPACに参加し、得たものは数多く、また言葉に表せないものが大変多くありました。特筆すべきは、自分自身の国際社会に対する関心が、以前より高まったと実感したことです。今回得た経験を糧に、今の大学生活を実りあるものにし、将来につなげていきたいと思います。

上原 丈明(国際文化専攻3年次、沖縄県立向陽高校出身)


 

 GPACに参加し、論文作成、学術交流、他大学の学生との出会い、ベトナム観光など様々な経験をさせていただきました。その中でも、いろいろな学生から多くの刺激を受けられたことが、今回私にとって大きな財産になったと感じています。1つ深く物事を見られるようになった実感と共に、日本を、自分自身を見つめ直すきっかけにもなったGPACでした。

内田 佳代子(観光産業専攻3年次、兵庫県立明石城西高校出身)


 成功に終わったGPAC。新しい自分に出会えました。水面下では仲間の並々ならぬ努力がありました。国際舞台での勝負ということで、自身の学習も徹底して行いました。ですが、国際舞台は甘くありません。英語だけではなく莫大な知識を上乗せする必要があります。世界に羽ばたくことで、自身のレベルの低さに驚き心に火がつきました。GPACに参加して本当に良かったです。時には笑いあり、競争ありで大変でしたが、どれもこれもかけがいのない財産です。志を同じくしたGPACの熱い仲間よ、皆さんに出会えて幸せです。

藤野 尚樹(語学教育専攻3年次、山口県立小野田高校出身)


 今 回2度目のGPAC参加ということで前回の失敗や反省等を改善し、前回の自分と比べどれだけ成長したかを実感したくて参加しました。GPAC本番中は自分の英語力や中国語力の向上も実感できましたし、本番中でも海外の優秀な学生と関わることで自身の進歩を実感できました。

内野 隆登(国際学群2年次、静岡県・磐田東高校出身)


 昨年の雪辱を晴らすために参加した今年のGPAC。最大の成果は、プレゼンテーターとなった私を支え、信じぬいてくれた「最高の仲間」を手に入れたことです。その信頼関係があったからこそ、最高の結果がついてきました。これからはそれぞれの道を互いに競い合うライバルとして成長していきましょう!ありがとう。

儀間 勇樹(国際学群2年次、沖縄県立コザ高校出身)


 今回初めてGPACに参加しました。準備の段階で参加できないことが多く、このことに関し悔しさを感じています。ですが、本学からの参加メンバーの熱意を感じながら、自分に足りないことを発見できました。本番で他大学の学生に触れると、学術面の話が理解できず、彼らに追いつくために何をすればよいのかと課題を見出しました。

川原 大尚(国際学群2年次、長崎県立大村高校出身)


 今回、ベトナムで行われたGPACでは、皆で協力して、部門で1位を取ることができ、本当に嬉しかったです。海外でアジア地域の学生たちと1週間を共に過ごすことにより、自分の今までの考え方が変わり、モチベーションも上がりました。これからは、GPACで得られたことを生かして大学生活を送っていきたいです。最後に、GPACに関わった全ての人々に感謝します。

渡久地 春奈(国際学群1年次、沖縄県立那覇高校出身)


 GPACに参加し、多くのことを学びました。名桜大学の先輩方の頑張りや活躍を間近で見ることができたこと、他大学の学生のレベルを肌で感じることができたことが何よりも一番の収穫です。それらは、これからの私の目標や糧であり、私の頑張りを後押ししてくれることでしょう。GPACに関わった多くの方に感謝します。

新里 祐実(国際学群1年次、沖縄県立北山高校出身)


 私にとってこのGPACの経験は本当に意味のあるものになりました。論文の作成からプレゼン作り、ベトナムでの他大学の学生との国際交流、すべてが新しく、充実した経験でした。このGPAC中の短い時間だけで英語力を飛躍的に伸ばすことはできませんが、これをきっかけにこれからもさらに努力して自分の能力を磨きたいと思います。ありがとうございました。

逸見 愛美(国際学群1年次、青森県立八戸西高校出身)


 GPAC担当を引き受け、妥協のゆるされない学生との真剣勝負。問題の連続、議論あり、分裂あり、協力あり、努力あり、疲労あり、涙あり、笑あり、幸せあり、そして達成感。大変でしたが実に濃密な数カ月となりました。最後までついてきてくれた11人の輝きへ感謝。サポートいただいた名桜大学の教職員のみなさまへ感謝。

GPAC2014担当 高嶺 司(国際学群 国際文化教育研究学系 上級准教授)


 
緊張の論文発表を終えて                表彰式と 閉会パーティに参加して