公立大学法人名桜大学

 

国際文化専攻菅野ゼミが香港・呂明才中学と学術交流会を実施

国際学群国際文化専攻菅野ゼミが香港・呂明才中学と学術交流会を実施

 国際学群国際文化専攻菅野敦志ゼミでは、平成26年4月24日(木)午前10時から4時間近くにわたり香港の浸信会呂明才中学(Baptist Lui Ming Choi Secondary School)との学術交流会を実施しました。場所は総合研究所会議室を利用し、参加者は双方の教員5人の他、呂明才側の学生30人(中学3年~高校2年に相当)、菅野ゼミの学生17人の合計52人でした。
 香港・沙田に位置する呂明才中学は、毎年香港だけでなく海外の名門大学へと卒業生を送り出す進学校ですが、国際理解教育にも力を入れており、沖縄に対する理解を深めることを目的として「沖縄文化交流団」を組織しました。昨年度は琉球大学にて日本の学生との交流会を行いましたが、今年度は、国際的に活躍できる人材育成を教育理念に掲げる本学を訪問し、東アジアを専門とする菅野敦志ゼミの学生と合同で学術交流会を実施する運びとなりました。
 交流会は、まず呂明才側から中日関係や中国・台湾・香港関係を扱った3報告が英語により行われました。報告では、尖閣問題、靖国参拝問題だけでなく、台湾のヒマワリ学生運動や香港人の中国人に対する意識など、現代東アジアにおける諸問題が幅広くとり上げられましたが、その後のディスカッションでは、若者同士の身近な話題で盛り上がり、皆すっかり打ち解けた雰囲気となりました。交流会の後はキャンパスツアーや記念写真撮影、昼食会、林泉忠先生による特別講義があり、呂明才の皆さんは15時前にバスで宿泊先の那覇へと帰路につきました。
 近年、日中関係は尖閣問題をめぐって不安定な状況にありますが、今回の交流会は、草の根レベルにおいて東アジアの将来を担う若い世代が実際にお互いの“顔”を知り、今後の友好関係の構築に資する貴重な交流の機会となったはずです。短い時間であったとはいえ、「楽しかった」「もっと交流したかった」と話す学生の姿を見て、今回の交流会を実施できた喜びを改めて感じた次第です。
 なお、今年の夏に実施される現地実習東アジアコースでは、今度は名桜側が呂明才側を訪問する予定となっており、実りある双方向の交流が続いていくことを期待したいと思います。最後に、今回の交流会の実現に際しては、台湾・中央研究院の林泉忠先生、呂明才の王海傑先生に大変お世話になりました。改めて感謝の意を表したいと思います。

総評:菅野 敦志(国際学群 国際文化教育研究学系 上級准教授)



Lui Ming Choi Sugano Seminar…交流会終了後の記念スナップ