公立大学法人名桜大学

 

第3回教職学びの旅in台湾を実施しました

 平成26年2月27日(木)~3月2日(日)の3泊4日の日程で、第3回教職学びの旅in台湾を実施しました。参加者は、学群・学部の1~4年次の教職課程履修生14人と引率者2人(嘉納英明、仲尾次洋子)、計16人。台湾の教育事情や文化、歴史を学びながら、教職を履修している仲間との絆を深める交流の旅でした。
   中琉文化経済協会の(蔡正雄 理事)の計らいで、台北市立大安高級工業職業学校(陳清誥 校長)を訪問しました。同校の創設は、1940年。初代校長は、日本人でした。製図、電子、ロボット工学等の10学科を揃えた同校は、昼間部2,400人、夜間部800人の生徒、教職員数は200人の大規模校でした。生徒の専門大学への進学率は95%であり、台湾内でも屈指の実績を残している工業職業学校でした。また、通常、高等学校には、「特別支援学級」は設置されていませんが、工業職業学校には、特別に設置されていました。訪問日には、生徒の手作りのパンケーキを味見したり、本学の学生と生徒とのミニバスケットボールゲーム等もあったりして、楽しい交流となりました。質疑の時間には、台湾における道徳教育や体罰問題、家庭環境と高校進学問題、大学進学に係るストレス等に関わる質問が学生側より出され、陳校長から、懇切丁寧に答えていただきました。大安工業職業学校訪問により、台湾の教育事情の一側面を学ぶことができ、大変有意義な時間となりました。
  台北で最も長い歴史を誇る「寺廟龍山寺」や、千と千尋の神隠しの舞台となった「九份」等を訪れ、台湾の歴史と文化にふれた3泊4日の旅は充実した内容で終わりました。

総評:嘉納 英明(教員養成支援センター長)


参加学生の声

旅の中で思い出に残っているのは、2つあります。1つ目は、工業職業学校の訪問です。この学校は、昼夜合わせて3,000人を超える生徒が学んでおり、10もの学科・コースがありました。その中には特別支援のクラスもあり、私たちが訪れた時は、パン作りを行っていました。私は生徒からできたてのパンをいただきました。すごく美味しく手作りの温かみを感じました。2つ目は、龍山寺という寺の訪問でした。そこには多くの神様がいるということで、私自身が幸せになれるように願ってきました。

阿南 翔平(国際学群2年次、福岡県立中間高校出身)


現地で訪問した工業学校では、高度な知識や技能を一生懸命に学ぶ生徒の皆さんの姿を見て、圧倒されました。台湾の教育制度は日本と似ている部分が多く、見学を通して教職に対する興味関心が一層増しました。しかし、それと同時に、異文化間での交流は難しく、自身の語学力不足を痛感させられました。今回の経験を生かし、来年度からの教職や語学の授業にも積極的に取り組み、グローバルな視野を広げていこうと思います。

佐田 彩佳(国際学群1年次、長崎県立諫早高校出身)
 

今回の旅で1番興味を持ったことは、台湾が日本に統治されていたという歴史を学校ではどのように教えているのかということでした。校長先生は、台湾では日本と台湾の友好的な関係を継続するために50年間の統治の歴史を教える際にも、日本人に対する印象をできるだけ悪くしないようにしているとおっしゃっていました。統治されていたという歴史がありながらも、日本と友好的な関係を築こうする台湾の人々の姿勢に感動しました。

山内 花恋(国際学群1年次、宮崎県立都城東高校出身)


 
職員による学校紹介を聞く参加者一同                           熱烈歓迎


寺廟龍山寺にて