公立大学法人名桜大学

 

語学教育専攻FD研修でCLIL(クリル)ワークショップを実施

語学教育専攻FD研修でCLIL(クリル)ワークショップを実施
 

「英語で科目内容を教えるには」


 平成26年2月20日(木)午後2時45分から5時まで、総合研究所第1会議室にて「英語で科目内容を教えるには-CLILの理論と実践-」と題して、語学教育専攻FD研修を行ないました。講師に笹島茂氏(埼玉医科大学医学部教授)を招き、教員や学生約25人が参加しました。
 FD研修は小川寿美子教授(人間健康学部 スポーツ健康学科)の講師紹介で始まり、講師の笹島氏による「CLILの理論と実践―名桜大学への示唆―」のワークショップが行われ、引き続き名桜大学の英語教育の実態とグローバリゼーションの報告が語学教育専攻からなされ、最後に笹島氏による助言やフロワーとの意見交換がなされました。
 CLIL(クリル)とはContent and Language Integrated Learningの略で、内容言語統合型学習と訳されます。学習する外国語と科目内容(理科や歴史など)を同時に学習する方法で日本でも徐々に注目されつつあります。
 笹島氏のワークショップによると、CLIL(クリル)は教科科目などの内容と言語(ことば)を統合した学習で、言語に焦点を当てていない教科科目を教える際に、媒体として外国語(英語など)が使われる授業の指導法です。笹島氏は、ヨーロッパを中心に徐々に広がっているCLILのコンセプト、様々な実践を具体的に分かりやすく説明し、アジアでさらに形を変えて広がる英語による様々なCLIL指導の実践例を提示し、日本での埼玉医科大学や上智大学の実践例を紹介しながら、実践的な指導のアイディアや必要な技術を提示しました。
 CLIL(クリル)は新しい学習法で、これから理論的な理解を深め、本学への導入について可能な部分から検討をしたい。

【講師 笹島茂氏 プロフィール】

埼玉医科大学医学部教授、大学英語教育学会

(JACET)理事、JACET言語教師認知研究会

代表、上智大学文学部非常勤講師など

【主な著書】

「CLIL新しい発想の授業―理科や歴史を外国語で教える!?」(三修社)

「医者たまごの英語40日間トレーニングキット」(アルク)

「CLIL Global Issues」(三修社)

「CLIL Health Sciences」(三修社)など多数出版



 

総評:渡慶次 正則(国際学群 国際文化教育研究学系 教授)