公立大学法人名桜大学

 

GPAC 2013 in OKINAWA~アジア学生交流会議~ 開催

 GPAC 2013 in OKINAWAが、日本からは千葉商科大学12人、韓国からはソウル大学20人、台湾からは台湾政治大学38人、イスラエルのThe College of Management of Academic Studiesから5人、そして、名桜大学から65人、計140人の学生が参加し、平成25年8月26日(月)から31日(土)の6日間、本学と万国律梁館で開催されました。
 GPACとは、Global Partnership of Asian Collegesの略で、学術的交流・異文化交流を通して、国際金融・経済の舞台で活躍する次世代のリーダーを作るのが目的で、1991年、慶應義塾大学(現・千葉商科大学学長)の島田晴雄先生と前ソウル大学教授のMing Son-Kee,先生が、悪化する日韓関係を憂い、将来の東アジアの平和と発展に寄与できる若い世代を育成する目的で始められました。
 使用する言語は英語、アジアや世界に共通する課題を若い世代同士で問題解決を図り、相互理解と友情を育む教育プログラムで構成されています。具体的には、学術部門では、マクロ経済学、国際金融、環境や観光などのテーマから各校で得意分野を研究した成果を報告するペーパープレゼンテーション、参加校の学生を多国籍チームに配置し、失業、金融市場および福祉という共通テーマを1日で結論を出すというコンペティションの2つのプログラム、初対面同士の学生を和ませる企画部門から構成されています。
 ホスト校として名桜大学で開催しましたが、今回の特徴として、名桜大学の特徴は、単位は付与されず、勉強会なども自主的に参加するという意欲の高い学生、そして、90%が1年生でした。他の大学は、ほとんどが3~4年生でしたので、名桜大学は、研究方法、文献収集、報告、専門知識等のアカデミック・スキル面での格差、また、本格始動が5月という時間的制約がありました。しかしながら、向上心あふれる本学学生の努力と関係者のご協力によって、無事、GPACを終えることができました。担当教員として、学生の皆さんの頑張りを讃えると共に、研究できたことを誇りに感じます。
 このプログラムは、担当者や参加学生のみの奮闘だけでは実現も、成功もできませんでした。本学の教職員、そして、宿泊先や会場を提供した学外の皆様のご理解とご協力がなければ成り立たない企画でした。紙幅の都合上、お名前等を列挙できませんが、衷心より御礼申し上げます。
 また、論文英訳およびディベート等の支援では、Latham C. Caroline先生、与那覇恵子先生、中村浩一郎先生、高嶺司先生、山里絹子先生、津嘉山淳子先生には、授業やゼミ生指導などご多忙中にも関わらず、自由時間や研究時間を割いて、ご指導いただきました。重ねて謝意を申し上げます。
 平成26年は、ベトナムで開催されます。今回、参加した学生が引き続き、研究を重ね、参加すること、また、教育支援面では、グローバル人材育成の一環として全学的な体制の構築などでより高い国際人材が本学から輩出できると確信しています。

以上。

総評:宮平 栄治(国際学群 経営情報教育研究学系 教授)

 
他大学の学生と共にコンペティションに臨む                        GPAC 2013 in OKINAWA参加者一同


参加学生の声

統括リーダー 石井 卓真(国際学群2年次、東京都立日野台高校出身)

論文について

 コンペティションのチームリーダーはとてもよくチームをまとめていました。また、コンペのプレゼンに必要な資料をまとめ、アベノミクスやバブル崩壊の背景等についても適切に説明したことについては、良かった点だと思います。しかし、論文班の多くが、学術交流時に積極的に参加していなかったので、「自分にできることを積極的に探し成果を出す」ことが反省点にあげられます。


運営について

 運営班のおかげで、大きなミスや事故もなく6日間を終えることができました。彼らと活動できて良かったと思うと同時に、その働きぶりにはとても励まされました。
 私自身、4日目の夜までとても忙しく、神経質になってしまいました。とても申し訳なく感じています。しかし、いたるところで、面識のない参加者から労いの言葉をいただき、その時は涙が出るくらい嬉しかったです。昨年ホストを務めたソウルの学生が、運営の大変さを理解してくれて、非常に協力的で助かりました。


論文統括 布江 早耶花(語学教育専攻3年次、福岡県立香椎高校出身)

 この短期間で、各論文班の成長していく姿を見ることができ、すごく嬉しかったです。論文班の皆にはプレゼンの内容や主張が学術的に十分ではなくとも、初めて自分たちで作った論文の集大成に自信を持ってほしいと思います。
 私は、台湾政治大学の学生と過ごす機会があり、彼らの論文に対する努力が間近で見られたり、価値観の違いを認め合ったり、文化の違いを教え合ったりしたこと、またお互いについて話す中で、自分に足りない部分が見えてきて、とても良い刺激になりました。


運営統括 新垣 康大(国際学群1年次、沖縄県立名護高校出身)

 運営統括という仕事を任されて、多くの人を動かすための計画性や、周りを見渡す力、状況の判断と臨機応変に対応すること等たくさんのことが経験でき、大きく成長できたと感じます。また、ツアーの企画、施設の予約、グッズ作成など普段の学校生活では経験できないこともできました。
 私はいつも楽観的で優柔不断な面もあったため、迷惑を掛けてしまったと感じることもありましたが、自分の短所も自分自身で見直すことができる良い機会となりました。