公立大学法人名桜大学

 

教育・養護実習報告会を実施しました!

 平成25年11月20日(水)18:15~19:45、本学講義棟209~212教室にて教育・養護実習報告会を行いました。
 この報告会の目的は、一つに、教育・養護実習生が自らの体験を振り返り、自己の研究・実践上の課題等を再認識し、今後に活かす機会とすること、二つに、来年度の教育・養護実習予定者がその様子を先輩たちから事前に聞くことで、できるだけ多くの情報を収集し、教育・養護実習中に対する見通しを持つ機会とすることです。教育実習を終えた学生46人と実習予定者64人が総合に学び合う良い機会となりました。
 本年度の教育実習生は、情報科1人、英語科1人、保健体育科28人、養護14人、計44人でした。 本年度は4教室に分かれ、一人5分程度の報告が行われました。教育・養護実習を終えた学生からは、「教材研究はもちろんのこと、板書の計画とその練習」、「自分の授業のルールを想定しておくこと」、「子どもへの臨機応変な対応」の重要性等が語られました。教育・養護実習予定者からは、数多くの質問が出され、先輩たちの経験を自らの実習に活かそうとする姿勢が見られました。
 来年度の教育・養護実習は、地域連携の一環として、名護市近郊の小・中・高等学校で行われることを基本としております。今回の報告会等を踏まえ、来年度の教育・養護実習も実り多きものになることを期待いたします。

総評:教員養成支援センター 副センター長 板山 勝樹

   
自らの教育・養護実習体験を報告       先輩の体験談に聞き入る後輩たち        様々な質問に答える実習生
 


学生の声 Voice


「引き出す」先生を目指して

実習校:読谷村立古堅中学校 実習教科:英語

與儀 滝太(国際学群 語学教育専攻4年次、沖縄県立読谷高校出身)

 私は、3週間の日程で読谷村立古堅中学校で英語科の教育実習を行いました。実習では、英語科の授業観察や研究授業だけでなく、職員朝会や校内研修会、学級活動(朝の会、給食、清掃活動、帰りの会など)や部活動指導等にも参加させていただきました。教育実習を通して、準備にやりすぎはなく授業準備が授業の成功を左右するということを改めて実感しました。また、指導教員から「答えを教えるのではなく、答えにつながるヒントをたくさん出せるように準備しておくことが大切だ!」というアドバイスをいただきました。安易に答えを教えてしまう自分がいたので、今後の課題にしていきたいと思います。答えを教えるのではなく『引き出す』そういう先生になりたいと思います。
 最後になりますが、嘉納先生、与那覇先生、渡慶次先生をはじめ多くの先生方、そして実習を受け入れてくださった古堅中学校の教職員の皆様のご指導、ご鞭撻のおかげで大変充実した教育実習を送ることができました。心より感謝申し上げます。誠にありがとうございました。

 
ALTの先生とTT                            最終日の帰りの会でお別れ会をやっていただきました。


学生の声 Voice


最高の3週間

実習校:南城市立佐敷中学校 実習教科:保健体育

勢理客 一誠(人間健康学部スポーツ健康学科4年次、沖縄県立知念高校出身)

 私は、平成25年8月26日(月)~9月13日(金)までの3週間、母校である南城市立佐敷中学校で教育実習を行ってきました。3週間という短い期間では、教師という仕事の全てを経験することはできませんでしたが、この3週間は「教師になりたい」という私の気持ちを助長するものでした。実習中の職務は、ほとんどが「授業」、「学級経営」、「部活動指導」、「生徒との関わり」でした。これらは教師の職務のほんの一部分でしかないですが、その一つ一つはとても重要であることを学びました。
 実習中に特に気付かされたことは、教師はまず授業で勝負しなければならないということです。生徒たちの話を聞いていると、人気のある先生というのは授業が分かりやすい、面白いということがあげられていました。やはり、教師は授業が大切であり、そこで生徒の信頼を得ることで、生徒指導や進路指導など様々な教育活動につなげていけるのだと思いました。
 最後に、3週間という短い期間の中には、大学の講義とはまた別の、素晴らしい学びが待っていました。実習中は試行錯誤の連続で、なかなかうまくいかないこともありましたが、担当の先生をはじめ、周りの先生方から助言を得ることができて大きく成長できたと感じています。これからもこの学びを糧とし、素晴らしい教師になりたいと思います。


実習で得た「気付き」を通して成長できたと話す筆者


学生の声 Voice


子どもたちの憩いの場

実習校:那覇市立松川小学校 実習科目:養護

上原 瑠莉(スポーツ健康学科4年次、沖縄県立首里高校出身)

 私は、母校である那覇市立松川小学校で4週間、養護実習をさせていただきました。4週間の実習期間はあっという間に過ぎ、養護教諭の職務である保健室経営、保健行事、検診、保健指導、安全管理など多様な職務、また、子どもたちとの関わりを通して、間近で子どもたちの感情や表情、成長していく姿を見ることができ、毎日が発見・感動・学びの連続でした。
 一番の学びは、「保健室と養護教諭の重要性」でした。保健室にはケガや体調不良などの身体症状のほかに、居場所を求め来室する児童、先生に叱られ逃げてくる児童、養護教諭を慕ってくる児童など様々な児童がいて、保健室は「かけこみ寺」のような役割も担っていると感じました。しかし中には、保健室に行きたくても行けず、行くことを躊躇している児童もいます。そういった様々な児童がいる中で、養護教諭は日々の健康観察での子どもたち一人ひとりのかすかな変化やサインに気付き、受容・傾聴する態度を忘れず、臨機応変に対応していかなければなりません。また、担任の先生は業務も多くたくさんの児童を抱えているため、子どもたち一人ひとりを丁寧に対応するのは難しい状況もあり、子どもたちは担任の先生に話せないことなどを養護教諭に話してくることもあります。そこで、身体症状の状況や保健室での様子などを養護教諭、教職員が常に情報交換し連携体制を作ることが重要だと感じた実習であり、養護教諭の魅力とやりがいをとても感じました。今後も、実習で得た経験・学びを活かし、夢・目標に向かって頑張っていきたいと思います。

 
養護教諭に必要な能力は何か?実習で学んだことを共有する           子どもたちから寄せられたたくさんのメッセージ



学生の声 Voice


生徒に信頼される養護教諭を目指して

実習校:浦添市立浦添中学校 実習科目:養護

比嘉 夏海(看護学科4年次、沖縄県立首里高校出身)

 私は、母校である浦添市立浦添中学校で4週間の養護実習をさせていただきました。養護教諭になりたいという夢を持ち、名桜大学に入学して4年間学んできた私にとって、この実習はとても学びの多い充実したものとなりました。実習を通して、実際に教育現場に出てみないと分からない多くのことを学ぶことができました。
 養護教諭は、身体の健康と心の健康の両方に目を向けることが大切です。生徒たちが心身共に健康で充実した学校生活を送ることができるよう、生徒一人ひとりと向き合い、生徒の声に耳を傾け、それぞれのニーズに合わせて対応していくことが大切であると感じました。また、養護教諭は学校に一人の存在であり、担っている役割の重要さや責任の重さも学ぶことができました。さらに、生徒の健康や安全を考えていく養護教諭として、優しさの中に厳しさを持つこと、生徒たちが来室しやすく頼ることのできる保健室づくりをしていくことが養護教諭として必要であると感じました。
 今回の実習を経て、養護教諭になりたいという気持ちを再確認することができたので、今後も実習で学んだことを活かし夢に向かって頑張っていきたいと思います。

 
歯の健康についての授業                     生徒からいただいた色紙と花束