公立大学法人名桜大学

 

「大学の世界展開力強化事業」広島ショートターム・プログラムを開催

 平成25年8月3日(土)から8月14日(水)まで、「アジアの平和=人間の安全保障大学連合」主催の広島ショートターム・プログラム(留学生研修)が広島大学で開催されました。これは本学国際文化研究科が、大阪大学国際公共政策研究科、広島大学国際協力研究科、及び長崎大学国際健康開発研究科と共同で行っている「大学の世界展開力強化事業」の一環で、東南アジアの6つの連携大学(デ・ラ・サール大学、チェンマイ大学、パンナサストラ大学、国立東ティモール大学、シアー・クアラ大学、ナンヤン工科大学)から選抜された大学院生計12人を招いての短期研修プログラムです。
 その目的は、被爆地である広島において「平和と人間の安全保障」への日本の取り組みを、歴史、文化、宗教、政治といった多角的な視点から学習するものです。今回参加した東南アジアの院生たちは、広島大学の吉田教授、大阪大学の佐藤准教授、海上保安大学校の河村准教授、及び秋葉前広島市長等による計13回の講義を英語で受けました。また期間中は、大学外でもいくつかの調査・研修旅行があり、学生たちは8月6日(火)に原爆平和祈念式典に出席したり、平和博物館の見学を通して、広島の原爆被害の実態とその後の日本の反核平和運動について学びました。
 私が参加したのはプログラムの後半部分でしたが、一句たりとも聞き漏らさないよう真剣なまなざしで、講義に耳を傾ける東南アジアの院生の姿がとても印象的でした。最後に行われた成果発表会では、各院生が本研修を通して学んだこともフィードバックしながら、それぞれが取り組んでいる修士研究の内容を発表し、私を含めた参加教員からの質問に答えていました。また、その後の広島大学国際協力研究科長による修了認定書の授与式では、皆とてもうれしそうに笑顔で認定書を受け取っていました。その他、東南アジアの学生たちは、期間中に宮島の厳島神社を訪れたり、そば打ち体験をしたりと、日本文化や食文化へ触れる工夫もなされていました。次年度の同プログラムは長崎にて開催予定です。

総評:「アジアの平和=人間の安全保障大学連合」
担当 高嶺 司(国際文化研究科 准教授)